劣等剣の使い手
初めまして!桜伊寝猫と申しますっ!
状況説明が苦手ですが、ストーリーには、自信があります!( •̀ ω •́ )✧
よろしければ、最後まで読んでいただくと嬉しいですっ!ヾ(≧▽≦*)o
バミリオン王国
この国には武器のなる木があり、十歳になると必ず武器を選ぶ日がやってくる
既に木刀、木杖などを持っている場合、武器の墓に埋める風習となっている
選び方に武器の生る木が必要とされてくる
そして、武器を選んだらこの島を出ないといけない
武器を選ぶための五つの式がある
一つ、十歳になった時、中央の神ノ木に集まること
一つ、神ノ木の正面にある祭壇の前に、一人ずつ並ぶこと
一つ、祭壇に入る前にニ礼し、奥にある台まで歩くこと
一つ、台に手を当て目を閉じ、我が希望を1度願うこと
一つ、目を開け武器が台に出没していたら即座に一礼し、入り口まで歩くこと
そして、この国にはある伝説があった、それはある1人の神様と人間の恋物語
昔、東の孤島に1人の神がいた
その神の名は知性、技術、戦争を司る女神アテナ
そこに1人の男が何処からやって来た
最初アテナは男を敵だと思い
空間から剣を取り出した
男も腰にあった聖剣を取り出した
その戦いは1年たった
実力は互角で2人が戦いで焦土したガラスの上に寝転がるまで終わらなかった
1年後回復した彼らは暫く距離を置き
同じ島で暮らし
時がたつとだんだん2人は心が通じた
そして...男の寿命があと少しになった
アテナは泣き、ベットに静かに寝ている男に
死ぬな、と一言言った
男は少し困惑し、やがて余命1日になった時こう言った
自分を武器にしてくれ、そして君に使われたい...と
その後男は静かに亡くなり、アテナは泣きながら、少し微笑んで
神聖魔法を発動し男を一つの剣にした
と言う物語だ
そして、その剣がこの島の剣のなる木にある
その剣の特徴は
・金とルビー(高純度の最高級魔石)とサファイア
・喋る
・動く
・倒した相手のスキル、能力を吸収する
もし、そんな剣に出会ったら...その人物の、物語が変わる事だろう
☆☆☆☆☆☆
―剣の木、前
「うぅ...緊張するなぁ...」
今日は僕の...十歳になった皆の武器を選ぶ日だ
「ふふっ、大丈夫よ、レイ、緊張しないで」
そう言って母さんが微笑みながら僕の頭を撫でてくれた
心の中で絡まっていた緊張の糸が少し、ほどけた気がした
ちなみに母さんの武器は以外にも双剣だった
昔は今の腰まである焦げ茶の長い髪をショートにし、剣聖として戦場を駆けていたそうだ
きっと、かっこよかったんだろうなぁ...ほんと、僕とは正反対だ
対照的に僕は弱そうで、かっこよくもなくて、腕力もない、おまけに友達も少ない
僕の取り柄といえば魔力ぐらいで、しかも、その魔力を使う魔法も使えない
魔法を習得、発動するためには、魔法相性D以上、そして呪文を憶えないといけないから
僕には使えない、何故かと言うと、魔法相性E+、そして、魔導書が家にないからだ
母さんは買ってあげるって言ってくれてるんだけど、流石に申し訳ないから断った
魔導書の平均単価が金貨50枚、平民のいや、母さんが剣聖として活動していたこともあり、普通の人よりかわ、お金持ちなのだけれども、それでも高い
リーンゴーン・リーンゴーン
国内中に鐘音が響き渡った
「さぁ、始まるわよ、行ってらっしゃい!」
と言い僕の背中を押した
「うわっ!」
ビックリしたから思わず後ろを見る
すると、腰に手を当て、ニカッっと笑っていた
「...うんっ!!!行ってくる!」
母さんに負けないように最大全の笑顔を見せる
そして、僕は決心し、祭壇の前の少ない行列に並ぶ
....................
................
..........
俺の名前は【ジャイス・ゴリール】だ!
(自称)最強の(自称)俺以上に強いやつなんていないんだ!
そう思いながら後ろの行列を眺める
おっ、レイの奴が並んでんな、どうせ、恥かくだけなのにな、じゃははははははっ!!!
ん?...俺の番か、よし、えーと確か...
ジャイスは五つの式のうち四つの手順をふんだ
そして...
俺の希望は...最強になる事だ!
と願う、すると...
『お主には...ふむ、この【聖剣プレマリア】をやろう、大切にせいよ』
この声はジャイスには聞こえない
目を開けると、台の上には、綺麗な剣が横たわっていた
ふっ、さすが俺この(自称)最強剣を手に入れてしまったか...
おっと、仕来り道理、お礼してから後ろに戻らないと、剣が消えると言う伝説もあるからな
タッタッタッタッタッタッタッ
お、レイじゃん、あわあわしてやんの、よし、いっちょちょっかいをだしてやる
「よう!レイ」
「!...あっ...えと...こんにちは...」
「見ろよ、このカッケー剣、すげーだろ」
「う、うん...すごいね!」
?いつもより塩対応...何かムカつくな
まぁ、皆にも自慢したいし、こいつ無視
「じゃあな」
「うん...」
はっ、あいつの武器はどうせごみ武器だろうな、この世に必要なのは、金、筋肉っ!
と門を潜り町えとくりだす
....................
.............
.....
うぅ...さっきは勇気を出して列に並んだけど
やっぱり緊張する...
えっと確か手のひらにヒトって書いて飲み込めば緊張に良いんだよね
よし、ヒトっと
ごくっ
あばばばばばばばば!あんまり効かない!と言うか逆に緊張してきた!
思わず頭を抱えたくなる、が
「よう!レイ」
そんな時、ジャイス君が僕に話しかけてきた
「!...あっ...えと...こんにちは...」
いきなりだったからびっくりしてちょっと口がごもってしまった
「見ろよ、このカッケー剣、すげーだろ」
と言って剣を抜き、上に掲げた
エメラルドみたいな持ち手がキランっと美しく光っていて、サファイヤのような刀身が濡れているような凄まじい透明感を持っており、さながら、氷の剣のようだ
その剣を掲げているため、刀身が太陽光を反射し、五光がさしているような、光のオーラが神聖さが感じれる
本当にすごかったので...
「う、うん...すごいね!」
としか言えなかった
「じゃあな」
えっあっ
「うん...」
...あれ?前の人がいない?...って事は僕の番か...
僕は勇気を振り絞り、二礼し祭壇の奥に歩んでゆき
台に手を当て、目を閉じ、願う
...あ!ヤバい!緊張しすぎて何を願うか考えてなかった!
すると、目を閉じているのに、光で満ちた
え⁉なに⁉眩しっ...
光が消えた
僕は思わず目を開ける
するとそこは薄暗い祭壇の中ではなく、足元が霧で満ちていて、白く、不思議な空間だった
僕の目の前に2人の...女性と男性がいた
『はっはっはっはっはっ!面白いな~、お前!』
と、目の前にいる金色の髪の美男がお腹を抱えて笑っていた
『笑いすぎ、いいじゃない、初々しくて』
とその男の横にいる赤髮の美女が男の額にペシッっとアタックした
『...........?あの...ここ...』
『どこだって?お楽しみちゅうやつや』
『唐突な露骨の似非関西弁やめなさい』
えせかんさいべん?なにそれ?
『ええやんか、おもろいで?』
『はぁ、まぁいいわ...ええと?少年、君はどんな武器が欲しいの?』
お姉さんが僕に対して真面目に聞いてきた
ど、どうしよう...このお姉さん、かなり怖そう...
どんな武器か...考えてなかったから、聞かれても分かんないよ...
と、考え込んでいたら...
『あはははははっ!!この少年、面白いわね』
お姉さんが急に笑い出した
え?何で笑われているの?
『ははっ!だろう?』
え?どういう事?え?え?え?
僕が困惑していたら、男の人が説明してくれた
『この空間はな?必ず希望が決まるんや、だが少年は決まってない、そこが面白いんや...だがな...どうするかやな、ここ武器選ばんと出れんのや』
え、何か凄いこと言われたんですけど⁉
『ん~...あっ!ここに武器並べてみる?』
『おっ、それええな、よし』
パチンッと男の人が指を鳴らした
すると、僕の前に武器がいっぱい並んだ
『ここじゃ、時間もたたんから、好きに武器選んでもええで』
『えぇ、満足のいく武器が見つかるまでいいわよ、もし...見つからなかったら...どうしましょ?』
『そん時は...ん~、永遠にここやな』
何か....脅されてる?早く選ぼんだほうがいい?
僕は四歩、前に歩く
ん~、杖は...僕には使えないからな...大斧、は、僕の筋力では扱えないし、ハンマーも、ライニングスターも、槍も、トライデントも、弓も、剣も...あれ?僕に使える武器がない?
どうしよ...あの人達に迷惑がかかる...
『おいおい、少年、なんちゅーこと考えてんねん!全種使えんのか⁉』
『え⁉噓でしょ!試しに全部持って使ってみて!』
と、焦ったような感じで僕に接してきた
『す、すいません...本当に...』
本当に申し訳なくて...謝ることしかできない
いつもなら罵倒されるのがざらだから――
『なに謝ってんねん、早よう試し切りせい』
『そーよ、このままじゃ少年、一生愛武器にありつけないわよ?』
――その何気ない言葉に僕は、少し...嬉しかった
力も弱い、魔法も使えない、身体も弱い、喧嘩ができるほど心も強くない、親もいない
何もない空っぽの僕に向き合ってくれる人は母さんしかいない
友達はいるけど、いつの間にかに引き立て役になっていた
一緒にいるだけで惨めになっていき、次第に外に出なくなった
最近、何で僕は生きているんだろうって、どうせ神様の失敗作だって、思っちゃうから
...こんなこと考えてもどうしようもないことだって分かってるから
卑屈なこと考えないで早く試し切りしよう、2人に迷惑がかかるからね
と、前を向くと、2人が泣いていた
『うわっ!え?なんで泣いてるの⁉』
『...もういいわね』
男の人が頷き
『そうだな』
と、一言
すると、目の前が元の薄暗い祭壇に戻っていた
ほっとするも、あの人達にお礼したかったとか、あの人達は何者とか思いつつ台の上を見る
...そこにはジャイスの剣のような輝きもなく、特別そうもない、ただのボロイ剣であった
(見た目、黒い持ち手と刀身の真ん中に赤い魔石があり、剣のカバーはボロイ包帯にまかれている変に丈夫な同じく黒いカバー、刀身は何故か開かない)
「えっ...はぁ....やっぱりか..」
僕はその剣をとり、礼をして外に出る
......................
...........
.....
「はぁ...今日は散々だったよ....」
あれから一日中ジャイス君たちに意地悪されてた
「なんで、僕の剣はこんなにぼろいんだろう....」
と、その時
『よう、少年』
と先程の男の人の声がした
「えっ⁉なに⁉」
『こっちや、こっち、ワイや!』
なんと、剣がしゃべっていた
「えっ!剣!」
『ちゃう!ワイの名前は神剣ルベリウスや!』
左右に剣が浮いて動いている
それよりも...
「神剣ルベリウス?...神剣ってそんなわけないよ、だってそんなにボロイんだもん」
『ボロイゆうな!ほんなら、ワイの封印をとき!きっと、驚くで!』
「分かったよ、どうすればいいの?」
『え~...この赤い魔石に魔力を注ぎぃ!』
「分かった、それなら僕にもできる」
僕の魔力の色は金だ意味はないらしい
僕はその剣の赤い魔石に魔力を注ぎ込んだ
『なっ...少年...その魔力の量........』
「うん...?どうかした?....」
『いや、なにも――って、いつまで魔力注いでんねん!お前さんの魔力どうなってんねん...』
「あ、ごめんごめん。まだ終わらないのかな~っとは思ってたけど...」
『ん...?お、よしよし...きたで~っ!」
不意に、おんぼろの喋る剣が青色の煙に巻かれ、宙に浮かんだ。
ゴールド基準値
1星金貨
2虹金貨
3金貨
4鉄銀貨
5銀貨
6銅貨
物価が低い。
星金貨一枚...の日本円にして、約一兆円
虹金貨一枚...日本円にして、約一億円
金貨一枚...日本円にして、約一万円円
銀貨一枚...日本円にして、約千円
鉄銀貨一枚...日本円にして、約百円
銅貨一枚...日本円にして、約十円
・十円以下はない
・古代の金貨は星金貨以上
給与平均
平民月収(畑・牛使い(牛乳)・馬使い・ご飯作り・物作り)=銀貨三枚
中級冒険者月収=銀貨10枚 ギルドに金貨は置いていない。(使えないから)
【★後書きとお願い★】
最後までお読みいただき大変ありがとうございますっ!(≧∀≦)ゞ
この他にも、色々小説投稿していますので、見てくれると嬉しいですっ!( •̀ ω •́ )y
星マークの評価に関しては、人それぞれですが、星五が一番嬉しく、早めに連載版を出そうと思います!
良い点、気になる点、一言に関してはこの下にある【感想を書く】にて、お願いします!
気兼ねなく書いてください!貰えるだけで嬉しいので!
質問に対しては、私がお答えできる程度なら出来ます!
じゃんじゃん質問してください!
この物語を見ている方、以後よろしくお願いします!