この街のはざまで、僕は。
この街への興味が薄らいでしまったのは、この街を知り尽くしたからなのだろうかー。
いつからだっただろうか、その疑問が湧き上がったのは。いや、違う。むしろ、何も知らない。観光地や景色といった、よそ者から見たこの街の表層を知るのみで、この街に息づく人、生活、文化、歴史。この街を構成するそのもの自体を僕は何も知らないのだ。
もう一度、この街をこの街の視点で、僕自身の目で見てみよう。二月八日の午後。その強い思いが、僕、霜月拓郎(しもつきたくろう)を神間(かみま)への探訪に連れ出していたー。
章ごとに街の人々と出会い、「街を知ること」を主軸に、大きなひとつの物語になっていきます。
いつからだっただろうか、その疑問が湧き上がったのは。いや、違う。むしろ、何も知らない。観光地や景色といった、よそ者から見たこの街の表層を知るのみで、この街に息づく人、生活、文化、歴史。この街を構成するそのもの自体を僕は何も知らないのだ。
もう一度、この街をこの街の視点で、僕自身の目で見てみよう。二月八日の午後。その強い思いが、僕、霜月拓郎(しもつきたくろう)を神間(かみま)への探訪に連れ出していたー。
章ごとに街の人々と出会い、「街を知ること」を主軸に、大きなひとつの物語になっていきます。
坂の上の異邦人(エトランゼ)
二月八日、午後
2019/05/02 14:00
旧センブルグ家邸宅
2019/05/03 14:00
茶会と依頼
2019/05/04 14:00
ドアストリートと風見鶏
2019/05/05 14:00
ひとりじゃないということ。
2019/05/06 14:00
つなげることのは
風見鶏と少女
2019/07/02 14:00
アースナルドの古文書
2019/07/03 14:00
(改)
心満たされる夕食を、三人で。
2019/07/09 14:00
溢れる文字、冷めぬ興奮
2020/03/04 14:00
パーティー
2020/03/24 14:00
(改)
物々交換しりとり
2020/03/29 14:00
(改)
調査、湾岸の先で。
2020/04/26 14:00
もしも、未来に残すなら。
2020/04/28 14:00
文化の融合
2020/05/07 00:00
つながるということ。
2020/05/15 00:00