転スラアンチ駄文小説を書いていたら何故かオバロのパクリになってしまう件
『リトルデヴィルの放浪譚』を執筆し始めた頃、オーバーロードはまだ未読で、何も知らずに転生したらスライムだった件アンチ精神で書いていた事実。
いや、テンプレっていったらテンプレなのだが……
大魔王城の生き残りの魔物を悪魔(リトルデヴィル、レッサーデーモン、ガーコイル)、獣人、アンデット(ゴースト)にしたのは、転スラの初期がスライム、竜種、ゴブリン、牙狼、ドワーフだったからその対比……だったのだが……オバロを見ると主人公サイドがアンデット、悪魔、竜人、ダークエルフ……正直、え?ってなった。
いや、オバロの前情報として主人公が骸骨っぽいってのは知っていたので、スケルトンは外したのだか……今後リトルデヴィルの放浪譚に登場させる魔物は(既に決定している魔物もいるが)できるだけたいが、多分無理なので、リトルデヴィルの放浪譚ならではのキャラクターな魔物にしよう。
ただ、ダンジョンが本拠地とか街づくりとかはしない、というか大魔王城奪還(勿論やるよ)があるので、そこはどちらにもないリトルデヴィルの放浪譚のオリジナル作品らしい所であるかな?と思っていたりする。
ラヴィの水汲みから敵の襲撃は……うん、テンプレです。
そこに主役が助けに入るのもテンプレです。
オバロは人間が人間を襲撃。
転スラは魔物が魔物を襲撃。
放浪譚は野犬が人間を襲撃(あれ?なんかちゃっちぃな)
ただ、モモンガとリムルは敵となんの因縁もないが、リトルデヴィルには野犬と一悶着あった後なのでセーフ(何がセーフだ)
ま、オバロと転スラは拠点を持っての支配者だが、リトルデヴィルは仲間と別れて自由人(いや、自由魔物か?)だから、そこは違うかなぁ……多分。
一番の違いは余所者である転移転生人間じゃないって事だが。
でも助けた相手と繋がりを持つってのは……はい、テンプレです。
勇者、精霊、妖精、国王、王妃、王子、姫、大臣、騎士、執事、メイドあたりは……まぁハイファンタジーなのでテンプレ。
後はエルフ、ドワーフ、ゴブリン、オーク、オーガ……この辺を亜人とするか魔物とするか……作品によって扱いが違うからなぁ……
同じ箱庭でどれだけ自分らしくかけるか……ま、そもそもファンタジーというカテゴリー自体が借り物の舞台。
言ってたらキリないさ。
とは言っても、できるだけ転スラアンチしながらオバロに被らないネタを考えるつもりです。
被ったらその時はその時。
自分が楽しい、それがリトルデヴィルの放浪譚なのだから。
だからこそ、ファンタジーの基礎概念を創り上げてくれた多くの先駆者に感謝を―――