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「そのドキドキが恋愛的なドキドキになるのを期待してるわ…特にイルーナ希望だけど」
まだ私が他の皆の内誰かを好きになるのを期待してるみたいだけど既にサーシャちゃんで落ちてるんだけど…私。
つかさ、皆の小人の時も整った顔してたんだから…絶対美形じゃん!!
そう考えるとそんな中にこんな凡人が混じってて良いのかなぁ?
ガチャ…
「おー!久しぶりのエロサーシャだ!兄と同じだな」
「この男と一緒にしないでよ!アンタも相変わらず…そのままって感じ」
「何だよそのままって!」
「ガキがそのまま大人になったって意味よ」
サーシャちゃんと言い合ってる赤色の髪は結構短髪で運動部によくいそうな男子って感じ。
ナナセな事は直ぐに解った
なんと言うか美形なんだけどまだ子供ッポイ男の子って感じる
「コイお姉さん…やっと逢えた」
「シークっ!」
「俺だって直ぐに判った?嬉しいよ」
そう言いながら私に抱き付いて来るサーシャちゃんと同じ顔
そんなのシークだって判るよ
少し女顔で色白で…それがまた美少年感を感じさせる!
蒼い髪はカインと同じくらいだけど少し耳より長い感じのイケメンモデルさんが良くしてる様な髪型
「シーク…苦しいってば…」
明らかに身長は170は越えてるだろう私はシークの胸に顔を埋めて話すけどちっとも離してくれない
寧ろ抱き締められてる力が強くなってるのは私の勘違い?
小さいとそんなに強く無いからシーク的にはいつもと同じに接してるかも
匂いとかもいつものシークの匂いなんだけど…でも苦しい…
「やっぱりこの姿の方が抱きやすい…コイお姉さんの事を包み込めるしね?」
「……っ!」
少し体を離して私の顔を覗いてウインクする姿はアイドルだ…この人はもう芸能界でやっていけるよ
「シーク…いい加減離してあげて下さい、コイお姉さんが本気で窒息します」
「イルーナ君」
「僕も判りますよね…眼鏡ですし」
シークの事を少し強引に引き離してくれた翠の髪はイルーナ君だ…シークと身長は同じくらい
眼鏡もそうだけど…優しい笑顔と癒し系で直ぐにわかる
「コイお姉さんっ!ほら!結構イケメンでしょ?1番のおすすめはこれよこれ!」
「サーシャちゃん…」
イルーナ君の肩を掴んで私の方に強引に向かせて然り気無くシークを退かすサーシャちゃん
まるでスーパーにでも来たみたいにおすすめ品を薦めてくれる
「おいっ!自分の弟よりイルーナを先に売るなよ」
「アンタは保険よ!顔が良いのは私と同じ何だから当たり前。性格に難が無いイルーナを勧めるのは当然でしょ?」
「はぁ…ごめんなさいコイお姉さん。2人は昔から…」
「うん、大体聞いたよ…あれ?カインは?」
ああやってシークが抱き付いて来たら止めに来ると思ったのにイルーナ君に助けられちゃった