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憧れはシンデレラの王子様なのに私は白雪姫?  作者: 本庄梓
白雪姫と7人の小人と王子と異世界人2人
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イルーナ君が起きちゃったのかと思ったけどどうやら寝言らしい


姫…か。


掴まれた裾の手をゆっくりと離して部屋に戻り毛布を手にして眠ってる白雪姫を見つめる。


イルーナ君の寝言の姫はきっと白雪姫の事だ


サーシャちゃんやシークに2人の関係とか聞いてみたいと思ったけど白雪姫は知らないって言ってたし、イルーナ君はきっと聞かれたくないと思うから胸の中で想像しては答えは出ない日々を私は勝手に過ごしてる


居間に戻ると出て行った時と同じ姿勢のイルーナ君にそっと毛布を掛けてあげた


白雪姫は知らないと言ったけど今の姿だから忘れてるか気付かないのかも


イルーナ君が元に戻ったら何か変わるのかな?


岡本さんとイルーナ君で白雪姫を取り合ったり?


あぁ…どうして直ぐこうやって妄想しちゃうのかなぁ~


子供の時からメルヘンな世界に行く事だけを妄想してたのに実際メルヘンな世界に来て想像してるのが昼ドラのドロドロ内容ってどうなのよ、自分…。


でも実際、異世界トリップってもっと恋愛モード全開だと思うのだけど今の所総合的にミステリーモードだし。


まぁ…ちょっと恋愛モードになってきたけど…それを考えちゃうと謎が詰まっちゃうからあまり考えない様にしないと!


「おやすみ…イルーナ君」


ほとんど声に出さないで口パクで言うと私は本来の目的の水を飲む事を忘れて部屋に戻った


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