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5『自作自演の本能寺』

信長が、本能寺で述べた記録された最後の言葉はーー

「是非に及ばず」である。(『信長公記』)

この意味は、「良いも悪いもない」とか、「致し方ない」という何か、人生を達観したような感じの言葉である。

光秀に裏切られた事を知った後に述べた言葉なのにーー

全く恨み節もなく、あっさりしていて実に信長らしい。


しかし、実は信長が述べた最後の言葉はなんと、この言葉だけではなかったのだ。


スペインの商人として日本によく来ていたアビラ・ヒロンが、信長が仲良くしていた宣教師から聞いた話によると、

信長最後の言葉はーー(『日本王国記』)



ーー「余は、自ら死を招いたな」と述べたとある。




……自ら死を招くーー!




この『言葉』を聞いて、ここまで、序章のクライマックスまでこの作品を読んで頂いた読者諸兄には、もう説明する必要すらないくらい結論が見えた方も多いと思います。が、ーー

ーーあえて拙者の考えを詳しく述べます!



そう、この『言葉』、「自ら死を招く」の意味はーー

信長自らが、明智光秀に自分を討つようにと命じ、本能寺に招いた……



つまり、信長が光秀を、信長が天下の中枢とする近畿の最高責任者任命した光秀に、つまり信長が最も信頼している家臣ーー

明智日向守光秀に、自分を討つよう命じ、それが遂行しやすいように本能寺をわざと手薄にして、本能寺へ光秀軍を招いた、呼び寄せたのである!!




そしてそれを簡潔な言葉で述べるならばーー






ーー『本能寺の変』の真犯人、いや首謀者は織田信長その人であり、






ーー『本能寺の変』は、織田信長の自作自演であった。






ということになる!




……もちろん今読者諸兄が感じたように、この結論はあくまでも解釈の一つであり、この言葉の解釈は正しいかもしれないが、間違っているかもしれない。



ただこの信長による『本能寺の変』は自作自演であったという解釈は、

そう、拙者月風のシロッコが提唱するーー

本能寺の変の『信長自作自演説』は、当然それを提唱するにはそれなりの論拠がある!ということでもある!



ーーが、その論拠は、

当然次の章以降で!!



それにしても……

その『信長自作自演説』がもし正しいとしてーー




……何故信長は、自ら死ぬことを決意したのであろうか?



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