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49『昇天』

イエスが、十字架上で最期の時を向かえたあと、


ロンギヌスというローマ帝国の百卒長が、イエスの生死を確かめるためにーー

その左脇腹に槍を突き刺した。(『ピラト行伝』他)

そして盲目であった彼は、イエスの脇腹を槍で刺した際にイエスの血が眼に入りーー

その結果、視力を取り戻したといわれています。


こうして、イエスは死してもなお、奇跡を起こすわけです。ちなみに、その時イエスに突き刺した槍は、後に『ロンギヌスの槍』と言われ、イエスの血がついたことで、『聖遺物』となり、信仰の対象となっている。


こうしてイエスは、完全に亡くなられたのですがーー


イエスが皆のために命を捨てるのは、

預言書『イザヤの書』の預言を実現するための、いわば規定路線でした。


ただし、“神の子”と自らを呼んでも、人間ですので、死への恐怖、そして痛みは相当のものだったと感じます。


それでも、神への信仰の方がはるかに勝り、落ち着いて死を向かえたように感じます。


やはり、イエスは自らせねばならかったことをやり遂げたという、満足な気持ちだったのではないでしょうか。


事実この死と、その後の復活により、

キリスト教は誕生し、そして世界宗教へとなっていきました。




このあとから語る信長編との対比が分かりやすくイメージできるように、イエスの最期をずっとみてきましたがーー



ーーやはりというか信長は、死に際も似ています。



次回予告


裏切り者光秀は、本能寺で信長にキスした?


次回『信長、最期のキス』



ーー乞うご期待!







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