215『【第二部】信長の黙示録【序】』
○【第一部】あらすじ
天正十年(1582)六月二日早朝――
戦国覇王にして魔王と恐れられた織田信長は、配下の将・明智光秀の謀反により自害し、その波乱に満ちた人生を閉じた。
――いわゆる『本能寺の変』である。
しかし、この本能寺の変は、現代においても、
『何故そもそもこの日、信長は本能寺に少ない手勢でいたのか?』
『何故、光秀は裏切ったのか?』
『単独犯なのか?』
それとも他に、
『真犯人や黒幕はいるのか?』
はたまた、
『何故、信長の遺骸は見つからなかったのか?』
『何故、光秀は“三日天下”で、あっさり羽柴秀吉に破れたのか?』
などなど多くの謎があり、《本能寺ミステリー》と呼ばれ、諸説入り乱れ、いまだに日本史上最大のミステリーとなっている。
しかし、実はこの四百年に及び謎とされてきた《本能寺ミステリー》は、その全ての謎は……
ある魔法の言葉――
そうある“言葉”一つで、その全ての謎が解けてしまうのである。
そう、その言葉こそ……
『信長による福音書』計画である。
――イエズス会宣教師ルイス・フロイスらによって、
《イエス・キリスト》の存在を教えられた信長は、素直にそして真剣にこう感じていた――
『余は、新世界の神、そう《キリスト》になろう!』と。
……荒唐無稽に思えるこの『信長による福音書計画説』、
しかし信長がイエスを知ってから『本能寺の変』に至るまでの信長の行動原理、そして変前日から当日の行動や本能寺ミステリー、そしてそして、その死後の世界のいく末までも……
その全てが、この『エヴァンゲリオン計画説』にて、無理なく自然説明できる、できてしまうのである。
この作者である月風のシロッコが提唱する、『福音書計画』、そうつまり――
“信長による《救世主伝説》”、その全貌が明らかになった時――
……その伝説は、《真実》となる!!
ということで、
【第一部】で、ついに『本能寺の変』直前まで迫った本作は、ついについにこの【第二部】にて――
『《本能寺の変》~当日の章~(仮題)』に突入します。
また、
何故、信長は死に場所に本能寺を選んだのか?
何故、信長は遺骸を見つからないようにしたのか?
何故、自らの命だけでなく、嫡男信忠の命をも必要としたのか?
何故、安土城は炎上したのか?
何故、自らの手によって定まりかけた天下を、再び戦乱の世に戻らせるような行為をしたのか?
何故、計画参加者では無い羽柴秀吉が、次の《天下人》になれたのか?
何故、秀吉は、対外戦争である『唐攻め』を決行したのか?
何故、徳川家康は、天下の分け目の『関ヶ原の合戦』に勝利することができたのか?
何故、家康は、《天下泰平》を成し遂げることができたのか?
という100年に及んだ戦国乱世《終結の謎》を解明していきます!
では、第一部に引き続き、この【第二部】も読者様にまず楽しんで頂けるように、頑張って投稿していきますので、よろしくお願いいたします!




