210『【真実の】信長の棺part4』 【速報】信長の遺体消失理由、完全解明!
○全ての不可能が《可能》となる魔法の言葉……
《本能寺ミステリー》とは――
『本能寺の変』に真犯人がいるとしたら、それは誰だ?
――その動機は?
……そして黒幕はいるのか?
『信長の遺骸』はどこへいったのか?
――自然な火災消失か?
……それとも人為的な消失なのか?
……だとすれば、その方法は?
他にも《本能寺ミステリー》はあるが、この二つの謎が、
本能寺の変“最大の謎”と呼ぶことに、読者様も異論は無いであろう。
その一つ、
『本能寺の変に真犯人がいるとしたら、それは誰だ?』
の答えは、
今まで『愛宕百韻』の章までで述べてきた通り――
変の真犯人という者は、存在しない!
犯人……いえ、実行者は通説通り――
明智光秀であるからである。
その動機は、『信長による福音書計画』を――
信長と共謀して遂行する為。
つまり黒幕は、この『本能寺の変』の計画者であり、計画の通り命を落とした――
織田信長である。
実はこの《本能寺ミステリー》第一の謎を解明できると、第二の謎というのは簡単に解けてしまうのだ。
そう『信長による福音書』計画という、
《真実》の言葉で、『信長の遺骸消失』ミステリーを見ると、
全ての不可能が《可能》とななってしまうのである!
そう何故なら、『信長遺骸消失』ミステリーの――
《真相》は、こうだからだ!
まず、この二つの不可能について――
○清玉上人が変襲撃直後に本能寺に移動することは、ほぼ不可能。
○清玉上人が、完全包囲の本能寺に潜入することが、ほぼ不可能。
《真相》
そもそも『本能寺の変』は、信長と光秀が共謀して計画・完遂されたものである。
そしてその協力者として、信長嫡男の信忠、森蘭丸ら信長の小姓たち、里村紹巴を筆頭とする連歌師たち、囲碁の天才・寂光寺の日海(後の本因坊算砂)等、文芸界の著名人も名を連ねる豪華なメンバーである。
当然、織田家に大恩がある阿弥陀寺の清玉上人も、その『福音書計画』の協力者メンバーに入っているのは当然のことであろう!
この当然の前提条件、いや《絶対条件》を理解すれば――
謎の真相などはおのずと、そして自然に解けてしまうのである。
つまり、清玉上人は『信長による福音書』計画に則って、信長の指示により、明智光秀が計画通り、本能寺を襲撃するのを――
本能寺の近くにて待機していたのである。
だから光秀の本能寺襲撃に合わせて、すぐに本能寺に到着できたのある。
また、計画の《同志》である光秀の軍であるから、寺内への侵入も易々とできた……
いや、いや、まだだ……
発想をもっとシンプルに自然に考えてみよう――
そもそも清玉上人は、最初っから本能寺に……いた!?
そう、いたのだ!
――清玉上人は、最初からそこにいたのだ!
そう、六月二日早朝、光秀の本能寺襲撃前に、清玉上人はその本能寺の寺内にて待機していたのではないのか?
もちろん計画通り、信長の遺体を本能寺から消滅させるために――……。
――全ての不可能が《可能》と成る時、
キミは神の存在を知る!
次回、『シンクロする運命』(仮題)
乞う、ご期待!