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第13話 不穏な影

 突如学校に現れた刺客、薙龍馬。最初は美癒を狙いに来た刺客かと思われていたが、実際は空を抹殺する為に送られてきた刺客だった。

 空と龍馬、激しい戦いの末。空が龍馬の隙を突き勝利を収めたかと思いきや、龍馬の反撃により空は一方的に敗北してしまう。

 そして殺される寸前の所に美癒が止めに入った瞬間、龍馬の態度は一変。

 どうやら美癒に一目惚れをしたらしく、空を傷付けないでほしいという美癒の願いを簡単に受け入れてしまう。

 そこで空の意識は途絶え、気が付けば目の前には白い天井が広がっていた。


「っ……?」

 全身が重く、痛い。ここが何処かもわからぬまま空は目を開けていると、心配そうな表情を浮かべた美癒が覗き込んでいた。

「空君!? 良かった、気が付いたんだね!」

 その目には涙を浮かべており、空は意識がはっきりしていくと、ここが学校にある保健室だという事に気付き始める。

 空は直ぐに体を起こそうとするが、全身に走る痛みが増し、その激痛で体を起こす事が出来ない。

 その様子をベッドの横に置いてある椅子に座りながら見ていた龍馬は直ぐに喋り始めた。

「安静にしていてください。私の魔力を少し分け与えましたが傷は癒えていません、私のヒーリング魔法も自分自身にしか使えませんからね」

 そう言って自分の嵌めている指輪を見つめると、空は少し落ち着きを取り戻すと、顔だけを龍馬に向けて話しかける。

「僕を……殺さないんですか……?」

 未だに殺すのを止めた事が信じられない空はそう言って龍馬に尋ねると、龍馬は『やれやれ』と言った表情で手を広げ溜め息を吐いた。

「致し方ありません。殺してしまえば美癒さんを悲しませてしまいます、その行為は万死に値しますからね」

「しかし、それでは貴方が軍に逆らった事に……」

「そうだとしても、軍は私を捌く事など出来ません。私を敵に回す事がどれだけリスクの高い事なのかご存知のはずですし、そもそも私は軍と契約を結び『アディン』として力を貸しているだけ。その契約内容には私自身の『自由』も入っています、なので私はただの操り人形ではありませんし、律儀に職務を真っ当しなくても良いのです」

「えっ……?」」

 その龍馬の言葉に空は違和感を感じていた。

 最初に会った時はただ命令の為だけに空を抹殺するのかと思っていたが、龍馬は自分自身の意思でその命令に逆らいはじめている。

「ああ、最初に軍に消されてしまうのを恐れた振りをしていましたからね。貴方が違和感を感じるのも致し方ありません。ですが私に怖いものなどありませんよ、話を聞かなかったのはただ貴方に興味が無かっただけです」

 笑顔でそう言われて複雑な心境になる空だが、龍馬は美癒に視線を向けた後、再び空を見つめ始めた。

「でも今は違う。私は少し興味が湧いてきたんですよ。美癒さんと、そして貴方にね」

 龍馬はそう言いながら指を鳴らすと、先程まで無音だった校内に生徒達の声が聞こえはじめ、姿を消していたはずの生徒達が次々に姿を現す。

「CLTを解除しました。これで私が貴方を殺さないと信じていただければ幸いです」

 他世界の人間が魔法を使い干渉してはいけない。CLTを解除したという事はもう魔法を使用しないという意味であるものの、空は緊張したまま龍馬を見つめていた。

 すると龍馬の口から出てきた『CLT』という単語に美癒は興味を示し聞いてみた。

「龍馬君、しーえるてぃーってどういう魔法なんですか?」

 すると龍馬は目を輝かせながら美癒に『CLT』という魔法について語り始める。

「『CLT』とは魔科学を用いり魔力を持つ者や他世界の人間がその世界に干渉できないように一時的に擬似世界を作り出し、限定領域に閉じ込める魔法の事です。この世界に入れば幾ら魔法を使おとも元の世界の住人にその姿を見られる事はありませんし、建物を破壊しようとも元の世界に影響はありません。言わば魔法使い同士の理想の戦場を作り出すことが出来るのです。そんな便利な魔法にも制約は有ります、まずこの魔法はアルトニアエデンに認可されている世界でしか使用出来ません。それと擬似世界と言っても完璧に作り出す訳ではありません、見た感じは似ていますが質量なども変化しており脆く壊れやすい世界になっています」

 完璧なまでの龍馬の説明を聞き終えた美癒、やはり魔法の力はすごいと感動していたが、心の中で一つの疑問が浮かび上がってきた。

「えっと、それならどうして私はその世界に入れたんだろう……?」

 美癒はこの世界の住人であり魔法使いではない、しかし『CLT』が発動されたにも関わらず美癒はその世界に入り干渉してしまった。

 すると龍馬は前髪をかき上げると美癒に眼差しを送りながら囁いた。

「それはきっと、私と美癒さんが運命という赤い糸で結ばれているからですよ」

「赤い糸?」

 龍馬の言っている言葉の意味が分からず首を傾げてしまうが、そんなあどけない表情も見れた龍馬は満足しながら話しはじめる。

「美癒さんがCLTの世界に干渉できた理由、それは両親が他世界の魔法使いだからかもしれません。それにこの魔法はまだ試作段階であり未熟な魔法なので不具合も多いのです」

 その龍馬の言葉を聞いた空は驚きを露にしてしまう。

 それもそうだろう、龍馬は空の命を奪いにこの世界にきたはず、美癒の存在も知らなくて当然。

 しかし今では平然と美癒の事も語り、美癒の両親が魔法使いという情報までも調べ上げているとは思っていなかったからだ。

「貴方は美癒さんの事についても調べていたんですか!?」

「ええ、一通りは。ちなみに既に二人の刺客に襲われている事も知っています。しかし驚きました、実際に会ってれば美癒さんがこれ程までに美しい女性だったなんて……」

 美癒に見惚れ続ける龍馬に肝心な所はそこでないと言いたい空だったが、その視線に気付いた龍馬は空を見て笑みを見せる。

「ふっ、そう睨まないでください。私が知っている事を全てお話ししますから」

 その笑みを見て空の気が休まる事はないものの、龍馬は一人淡々と語り始めた。

「私は軍の不正も、美癒さんが刺客に襲われている事も既に調べて知っています。誰が美癒さんを狙ったのかまでは分かりませんがね。その事は既に軍も気付いていますが、正直調査も進んでおらず美癒さんの刺客の件については全くの手付かず状態となっています。軍を裏切ったとされる貴方の処罰についても随分と時間がかかってしまいましたからね」

「時間? どういう事ですか……?」

「世界が今、大変な事になっているという事ですよ」

 その言葉とは裏腹に嬉しそうに笑みを浮かべた龍馬は、再び語り始める。

「先ず、あの巨大暗殺組織であるハレスオブモズが何者かの手により壊滅しました」

「ええ、そうですね」

「……はい?」

 間違いなく驚愕する事実を言ってのけたはずだったが、その余りにも呆気ない空の返事に龍馬は動揺を隠せない。

「そ、そして。その組織を壊滅させたのはたった一人の者だと言われているのですよ」

「はい、知っています」

 唖然とさせられたのは龍馬の方であり、トップシークレットの情報を何故空が知っているのは理解できない。

「な、何故貴方がその情報をご存知なのですか……?」

「それは……」

 その質問に空は答えそうになってしまうが、事実を話せば甲斐斗を巻き込んでしまい、話が大きくなってしまう為に口を噤んだ。

「すいません、何も話せません」

「まさか貴方が滅ぼしたのではないかとヒヤリとさせられましたよ。貴方程度の力ではあの組織を潰す所か幹部一人にすら歯が立ちませんからね。しかし貴方の知る人とはどういう方なのでしょうか、益々興味が湧いてきますねぇ」

 思いもよらぬ事を言うのではないかと龍馬は若干焦りながらそう言うと、空は心の中で甲斐斗の言葉を思い出していた。

(やっぱり、甲斐斗さんの言っていた事は本当だったんだ……)

 確かに甲斐斗の魔力を知っている空は甲斐斗が強い事は分かっている。

 しかし甲斐斗がどうやってあの組織を全滅させたのか、どのような力を揮ったのかが全く想像出来なかった。

 己を自信満々に最強と言っているのだ、余程強いのは間違いないはずだが、実際に甲斐斗と戦った事も無ければ、戦う所を見た事もない為、イマイチ甲斐斗の強さが分からない。

(甲斐斗さんは自分を傭兵だって言ってたけど、本当にそうなのかな……一体あの人は何者なんだ……)

 甲斐斗の正体を今更ながら空は疑い始めると、龍馬は落ち着きを取り戻し淡々と話を進めていく。

「酷い有様だったらしいですよ、その世界にいた人間達は皆惨殺されており、大地が血で赤く染まっていたとか……その光景は十八年前にアルトニアエデンで起きた惨劇、『血の楽園エデン』を思い出す程のものらしいです」

「血の楽園ッ……」

 『血の楽園』という言葉に空は言葉を失う、資料に目を通しその惨劇の内容を見た事はあったが、その余りにも酷過ぎる内容は資料の内容を見てしまった事を後悔する程だった。

(まさか甲斐斗さん、ドルズィさんを殺したように、その世界の人達も……。考えたくない、あの人が、本当にそんな事をするなんて……)

 確かに怖い一面もあるが、ノートの呪術を解き、美癒や唯と会話している甲斐斗を見ていると、空には甲斐斗が悪人には見えず、疑う事が出来なかった。

「まぁ、その『血の楽園』を作り上げた存在はもうこの世にいませんからね。となると私が知る限りでは『GK』が最も有力な候補だと思っていますが、あの方は殺戮を楽しんだり、自分から敵地に乗り込み戦うような方ではないはずですからねぇ」

「『GK』……名前だけは聞いたが事あります、様々な世界を巡り弱き者の為に力を揮う究極の英雄ですよね。その次元を超えた強さは伝説上の存在だと言われ、架空の英雄とも言われる程のものらしいですが……」

 『GK』それは全世界の中でも最強と語り継がれ、人知を越えた存在だと言われている。

 その姿と強さしか未だに判明しておらず。何故か人々の間では『GK』と呼ばれ、語り継がれている。

「そうです、それぐらいの存在でないとあの組織を一人で滅ぼすなんて不可能に近い。気になる所です……が、それだけではないのですよ、世界に起きている事というのは」

 今度こそ空の度肝を抜かせようと龍馬は最後に取っておいた切り札を話し始める。

「今、全世界の各地である魔法使い達が人々を襲う事件が起きているのですよ」

「全世界で……っ!?」

 漸く龍馬の欲しかった期待通りのリアクションを空が取ってくれた事に安堵しつつ龍馬は言葉を進めていく。

「そうです、世界各地で起きている事件はどれも強力な魔法使い達が手を貸しているらしく、人々を襲撃したり拉致したり等、色々と世界各地で暴れまわっているそうです。現在アルトニアエデンはその者達が何者でどの世界に居るのか、目的は何なのか調査中です」

「もしかすると、美癒さんを攫うように依頼したのはその世界の人かもしれません……!」

「可能性は高いですね。現在この事件により世界は大混乱、アルトニアエデンも様々な世界に軍を送り込み調査を進めていますが、未だに有力な手がかりを掴めては……ああ、一つだけ有りました」

 そう言うと龍馬は一枚の紙をポケットから取り出すと、その紙に書かれた絵を空に見せる。

 そこには一枚のカードの絵が描かれており、その絵は以前ノートが持っていたカードの絵と同じものだった。

「人を攫っていく者の中に、このようなカードを使い強力な呪術も扱う魔法使いがいると推測されています。その理由はとある世界で見つかった人間達の死体、そしてアルトニアエデンの兵士達の死体の胸元にこのカードの絵が刻印されていましたからね。目撃証言の一つでもあれば良いのですが、あいにくその者と戦って生き残った人間は誰一人いないそうです。それ程までに強い相手、是非一度手合わせ願いたいものですけどねぇ」

 楽しそうに笑みを浮かべる龍馬はそう言って立ち上がると、持っていた紙をポケットに仕舞いはじめる。

「さて、私の知っている事は全てお話しました。今日の所はこの辺でお暇しましょう、貴方と美癒さんに出会えてよかった。これから世界で、そして貴方達に何が起きるのか、楽しくなりそうですね。おっと、それから最後に一つだけ」

 そう言うと龍馬は空の額に右手を翳し、その右手の甲に魔方陣が展開されると、空の頭の中に一つ魔法が送り込まれる。

「『CLT』のライセンスを与えました。これで貴方はこの世界で戦う時のみ、自由に『CLT』を発動出来ます。それでこの世界と美癒さんを守るといいでしょう、それでは」

 最後にそれだけ告げると龍馬は手を振りながら保健室を出て行ってしまい、美癒と空は声を掛ける事も出来ずその背中を見送る事しか出来なかった。



 保健室を出た龍馬は生徒達の視線など気にせず普通に裏口から校舎の外に出ると、学校を出て門の外にまで来た瞬間、深い溜め息を吐いてしまう。

「やれやれ、何時まで殺気を放つおつもりですか? いい加減息苦しくて堪りませんよ」

 龍馬は後ろに振り返ることなくそう言うと、龍馬の背後には赤黒く濁った目で睨みつける甲斐斗が立っていた。

 龍馬と空が戦っていた時からずっと感じていた鋭い殺気に龍馬は気付いていたものの、その殺気を放つ者からは戦う意思が感じられなかった為特に気にすることなく今まで振舞っていたが、何時までも後を付けられ殺気を放たれては気持ち悪く、今こうして口を開いたのだ。

「貴方何者ですか? 私も暇ではないのです、用が有るなら速やかに用件を言ってください」

 そう言って後ろに振り返る龍馬だが、目の前には殺気を放つ者の姿は無かった。

「黙れ゛」

 圧倒的威圧感を漂わせる甲斐斗の一言、それは龍馬の直ぐ背後から聞こえてきた。

 背後から感じる憎悪と威圧、そして今まで感じた事の無い魔力に思わず背筋が凍りつくが、それでも龍馬は澄ました表情を浮かべていた。

「今から俺の質問にだけ答えろ……いいな?」

 その甲斐斗の声を聞いた龍馬は振り向こうとはせず、小さく頷くと背後に回ってきた男を冷静に分析しはじめる。

(これはこれは……とんでもない方に目を付けられてしまいましたねぇ)

 一瞬にして背後を取られるなど今まで無かった龍馬は自分の背後に回った男が実力者である事を確信すると、今は下手な言動避け、言われた通りに従う事を選んだ。

「お前と風霧空は、『アルトニアエデン』の人間である事に間違いないか?」

「はい、その通りですよ」

「この世界に来た理由を言え」

「先程も話したはずなんですけどね、風霧空を抹殺しに来たんですよ。まぁ、彼は後々私を楽しませてくれそうなので、今はその命を奪おうとは思いませんけどね」

 龍馬の言葉を聞いた甲斐斗は沈黙すると、この青年が嘘を言っていたのかを冷静に見極める。

「風霧空は何故この世界に来た、答えろ」

「それは私より彼に直接聞いたほうがよいのでは?」

 何故態々自分に聞くのか龍馬には分からずそう尋ねると、一時の沈黙の後、甲斐斗の声が聞こえてきた。

「……次、もう一度質問を質問で返すようなふざけた真似をしたら殺す」

 龍馬の背後から伝わってくる殺気が徐々に増していくのを感じると、龍馬はその感じた事の無い力の強さに興奮しはじめていた。

(良いですねぇこの殺気。ずっと味わっていたい程のプレッシャーです、ここはわざと挑発するという手もありますが……焦りは禁物ですね)

 この男と戦ってみたい、そんな欲求が龍馬の中に込み上げてくるが、その欲求を堪えると再び静かに語り始める。

「空君は無断で転移魔法を使用しこの世界に勝手に来ました、理由は美癒さんを守る為。私が知っているのはこれだけですよ」

 それを聞いた甲斐斗は再び沈黙すると、次の質問を投げかけてくる。

「……アルトニアエデンは美癒を狙っているのか?」

「美癒さんを? 私にはアルトニアエデンが彼女を狙う理由が分かりませんね。それとも、それなりの理由が彼女には……」

 再び質問を質問で返しそうになる龍馬はそれ以上は語らず黙っていると、甲斐斗は殺気を放つのを止め一歩後ろに下がった。

「そうか、分かった……最後に、お前は風霧空を殺すつもりか?」

「そうですね、美癒さんには申し訳有りませんが、彼にはもう少し強くなってもらった後、戦ってみたいとは思っています。ですが……」

 龍馬は言葉を止めると、大空を見上げ青い空を見つめながら言葉を続けた。

「彼はまだ『人を守る』という本当の意味を理解していません。次会う時までにその意味を理解していなければ私が息の根を止めるでしょう」

「そうか……よし、頑張れ」

「はい?」

 思わぬ一言を聞き咄嗟に龍馬は後ろに振り返るが、そこに声の主は存在しておらず、校門の前には龍馬だけが取り残されていた。

「一体誰だったのでしょうか……まぁ、自ずと分かる事だとは思いますが……しかし、これは……本当に面白くなってきましたねぇ」

 この世界に来て、まさかこれ程面白い事に巡り合えるとは思っていなかった。

 龍馬は満足そうに笑みを浮かべると、自分の元いた世界に帰る為に転移魔法の準備に取り掛かる。

「帰った後は念要りに調べてみますか。風霧空と、天百合美癒さんについて……ね」

 期待に胸を膨らましながら転移魔法を発動、龍馬はアルトニアエデンへと帰還する。



 その頃、保健室に残っていた空と美癒の間には長い沈黙が続いていた。

「ねえ空君……その、世界を滅ぼしたのって……甲斐斗じゃ、ないよね……?」

 美癒は甲斐斗が組織を全滅させたと言っていたのは本気ではないと思っていた、ドルズィを殺すのを止めてくれのもそうだが、何だかんだ言いつつノートの命も救ってくれた。

 そして何よりも甲斐斗と出会い、話してみれば、甲斐斗がそんな残酷な事をする人間とは思えなかったからだ。

 だが組織が全滅したのは事実、それもたった一人に壊滅させられたらしい。

 二人の脳裏に嫌でも甲斐斗が過る、その不安を取り除いてほしいかのように美癒は空に尋ねてみたが、空は黙ったまま何も言葉を掛けてあげる事が出来なかった。

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