プロローグ
−プロローグ−
みんなは知っているだろうか?
あるところに1人の天才科学者の男性と1人の精神・生物・生態・植物から動物にいたるまで若干23才で理解し尽くした女性がいた事を。
その2人によって今の世界があり
あの2人によってこの世界に危険が生み出されていることを
【男性は、当時進行が激しかった地球温暖化対策として『自動環境制御装置(Automatic Enviroment Operation Device)』を発明しました。そのおかげで温暖化止まり問題視されていた海面上昇や砂漠化も防がれました。人類の危機は、この人物によって救われたと言っても良い。
女性は、クローン技術を利用し食物永久生産機関を発明。これにより、今日の食生活があるのも彼女のおかげである。
彼らは、22世紀の二大天才と言える存在である。】
2086年刊行 日本史教科書(近代)より抜粋
−日本国某所 某刻−
「ッッッ!?ついに見つけたわ!ついに・・・」
そこには、サングラスをかけた髪の黒くスラッとした面持ちの女の子が立っていました。
端から見ると奇妙に彼女の手が空をかいている。
そして、しばらくすると彼女は、ニッと奇妙に笑いこう告げたのが聞こえた。 「さぁ『オリジナル』、目を覚ましてあげるわ」
とある研究所、世界的天才科学者と若干23才にして脳の部分以外生物の全てを知りつくした女性はここで出会った。2人共に興味があった脳について研究した。
人体実験1685人中1655人死亡。
この実験より特殊な電波信号を脳に流す事によって脳の5割の力を引き出す事に成功。
しかし、その内18人が信号を受けきれず脳がパンクし死亡。現時点では、打開策が発見できず実験体を冷凍保存することに決定。 よって、今回のプロジェクトは中断と言う形で隠蔽し一旦幕を引くのである。
この研究を学会に発表した。
『大脳の秘められた能力の一部について』ということだった。しかし、学会は、保守的で受け入れともらえなかった。
しかも、マスコミに人体実験を繰り返ししていたことがばれてしまい学会から追放されてしまった。
しかし、2人はすでに逃走していた。
警察からは、第1級犯罪者として国際指名手配される事になる。
追われる身では脳に関する実験が出来ない。よって、資料と実験体を1つの企業に託す事にした。
2人共いまだ捕まっていない。2人の行方を知るものは誰もいない。
そして、物語は急展開を迎えることになる。この女の子が一つの会社の秘密を知ってしまったことによって……。
プロローグを読んで頂いてありがとうございます。初めて小説を書かしてもらいました。これからも、頑張って続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします。