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2021年 犬三郎小説大賞(自作品)

作者: 犬三郎

 こんばんは。初めてのエッセイになります。私は今年で小説家になろうでの投稿は4年目になりまして、今まで投稿した作品はこれ含めて24作品になりました。文字数は1062532文字、今まで得たポイントは757pt……少な!

 来年にはどれくらい多くなっているか楽しみです。2021年、最後の日には記録的な感じで第1回、2021年 犬三郎小説大賞を開催しようと思います。

 犬三郎小説大賞ではこの1年間で、投稿していない、投稿したなどの様々な小説の中から私の独自と偏見でランキングしていきます。

 何部門も作るのはめんどくさいので、思い出深い小説部門。私が面白いと思った話数部門、かっこいいと思ったシーン部門の3部門で、1位〜5位まで決めていきます。

 合間合間に解説的なものをいれて、ゆるーく、誰も得しない、何年後かに私が見て面白がるような、後書きの延長線みたくやるので、見ない方がいいです。



 さあ! 行きます!

 思い出深い小説部門


 第5位は————


 最強アラサーおじさんと新米勇者と『かっこいい』プレイヤー&自然人達が壊す隔離VRMMO with真実の旅

 です!

 この作品は問題作中の問題作でして。初めて会話をギャグで統一しました。失敗です。ギャグ難しいです。

 でも、自論的にはギャグって最強なんですよ。銀魂しかり、ワンピースしかり、鬼滅の刃しかり。あるだけで起伏がついて強いはずなんですけど……ムズい。ギャグが面白いかどうかが自分では分からないというのが欠点でした。後はプロットの大切さを痛感した作品でもあります。プロットがないと何を目指しているのか自分でも分からなくて、エタりました。ここからプロットをちゃんと書き始めたので、成長の1歩です。


 続いて、


 第4位は————


 時計で時間を戻せるなら、戻してよ。

 です!

 この作品は現代社会の問題を風刺した作品なのですが、自画自賛するほどよく出来たものでした。自分の今後の作風の基礎になる予感がし、1年後この作品を見た時の基準ともなる作品にもなる予定です。

 まあ、上手く出来ました。思い出深いというより、作った後に自分でも衝撃がありました。私にも刺さった作品なんですよね。

 いい子ちゃんでいようとする私は、本当の私なのか?

 親友といる時の私は、気を使いますが。親友といると楽なんですよね、何も考えずに相手を思いやらないで、私自身の声色も違うですし、何より面白い。

 通常の友達といる時の私は、率先して皆が求めている言葉を使い、場を和ませ、いい子ちゃんぶる。

 あからさまに違うのですが、私にとっては普通のことだと思ってるはず……なのになんでこの作品を書けた? 本当は私も思ってるんじゃないかと悩みに悩み、アイデンティティの喪失が起きそうです。


 続いて


 第3位は————


 ダンジョンブレーカー

 です!

 これは2年振りにちゃんと小説を読んで勉強して、書いた作品です。力作でした。語彙力や書き方を大幅に変えて、確実に成長出来た作品です。

 私の戦闘の描写も更にリアル思考に寄せました。そういえば今日、呪術廻戦の劇場版を見てきたのですが、感動しました。殆どが戦闘描写で、愛を感じました。CGを使わない作画、リアルに沿った戦闘描写。

 人間味溢れてました。手が動く感じ、走る場所、戦闘での流れの起伏。全てが完璧でした。正直、凄く良かったです。

 あの描写の戦闘シーンが私の小説の戦闘の理想です。


 続いて


 第2位は————


【最強先生に助けられた悪者少女は今日も世界に立って笑うんだ】 ——てなんだよそのおまじない。そんなこと言ってないでダンジョンに行ってこい

 です。

 革命作品が来ました。設定、伏線、キャラ、容姿、背景、全てを細かく決め、今現時点では最高クラスで上手い作品です。

 ちゃんとラノベってるって感じがします。今までは自分の思考を書いていて、背景の描写を全くしなく、この作品からはするようにしてから一気に小説じみました。

 プロットもちゃんと書いた作品でもあり、伏線の大切さを取り入れ、もう評価されないのが不思議でならない。これで公募の1次審査を落ちたらワロケテ、絶対に立ち直れないのですが。

 そして、この作品にも社会問題を取り入れています。もう社会問題だらけの設定です。めちゃ布をかけて隠してますけど、一気に布を捲る予定です。


 続いて


 第1位は————


 元世界1位の美少女が創る最強ぼっち軍団のVRMMO with毒舌王子

 です!


 これはもう分かりきってました。初めてブックマークが100を超えた作品です。今もブックマークは伸びて、完結した時から13ぐらい増えましたかね? 多分ですが。

 まあこの作品は最高ですよ。思い出深すぎる。第1章に関しては、読み返して、直して、読み返して、直してを10回は繰り返しているので約100万文字読んでます。馬鹿だよ馬鹿。それでも直すところいっぱいあるんだから。

 また公募の1次審査を通り、あと少しで2次審査は通れたはずだったのですが、力及ばず。色々なキャラが出て、最高にかっこいい作品です。この作品を抜かすことが2位の使命ですかね。


 さあ! 次は5位まで紹介するのはめんどくさいので、3位から発表します。


 私が面白いと思った話数部門


 第3位は————!


【最強先生に助けられた悪者少女は今日も世界に立って笑うんだ】 ——てなんだよそのおまじない。そんなこと言ってないでダンジョンに行ってこい

 第1話 〜3年前〜です!


 何気に自信作なんですよ。今までの1話では最高クラスで、よく出来た話です。難しい言葉使わなかったら、読者の心は掴むはずなんですけど、難しい言葉遣いすぎて読者が馬鹿みたいに離れている。

 ワロケテキマス。でも、後悔はしてないです。

 私にとっては目指したい完成系なのですが、力量不足でまだ難しい言葉がウザイ。でも、それ以上にいい出来なんですよ。

 普通に面白いです。


 続いて


 第2位は————!


 元世界1位の美少女が創る最強ぼっち軍団のVRMMO with毒舌王子

 です!


 第2章 番外編 後編 〜ありがとう〜 です!


 最高の話です。ただありがとういうだけの話です。それ以外でもありません。読み返すと寝とられ的な感じなので恥ずかしいです。

 でも、面白いです。

 恥ずかしいので次に行きます。


 続いて


 第1位は————!


 元世界1位の美少女が創る最強ぼっち軍団のVRMMO with毒舌王子


 34話 〜1人では〜 です!


 もうこれは最高にかっこいいですよ! 全員が負けそうな時に、今まで敵だったギルドが仲間になる。

 書いていて、泣きそうで、読んでいて興奮して、もう!

 面白いです。最終話よりも好きです。最終話も好き、だけどここは外せない。ここは今読んでも最高の書き方で書いたので自画自賛します。


 さあ続いては!


 かっこいいと思ったシーン部門です!


 ここはマジで振り返るの恥ずかしいので、紹介だけします。


 第3位は———— !


 努力で世界最強に


 結が才の胸をグーで軽く押す。女の子らしいひ弱な力だが、何故か後ろに体が傾き、またもや不貞腐れた結が——


「お母さんじゃないもん」


「じゃあ…………友達か?」


「ちがう」


「仲間?」


「ちがう」


「親友?」


「ちがう」


「幼なじみ?」


「ちがう」


「じゃあ……まだ…………ライバルか?」


「うん」


 世に出てない作品、もう出さない作品。なのに最高にこの部分が好きです。二人の関係せいがぐっと伝わる。


 続いて


 第2位は————!


 元世界1位の美少女が創る最強ぼっち軍団のVRMMO with毒舌王子

 第2章 後編第38話です。



「ぐっっっっっっ!? あと何秒だ!?」


「あと15秒!」


 テーベ、無難が交互にヘイトを稼ぐが、HPがそれでも減っていく。右上から戦斧をテーベが弐ノ太刀で防ぎ、無難が流派使用無しでシリウスを軽く吹っ飛ばす。

 テーベはシリウスの体の左右からまたもや弐ノ太刀を放つが、シリウスの咆哮で全てが消える。無難は流派を発動し、シリウスに放つが、シリウスの戦斧のなぎ払いで消える。


 ————あと10秒


「社長!? もう持ちません!?」


「あと少しだ! 気合いをいれろ!」


 前線崩壊、弾丸が消え、自然人達は退却。恐怖、死の恐怖が目の前まで。早くしろ、早くしてくれブーナ!


「これが……ヘラ……ですか……!?」


 デイズの腹を切り、デイズが地面に倒れ伏せる。月詩は戦況を見て、すぐに悟る。あと10秒で人が死ぬ。人の一生が終わる。


「勝ったよ……勝ったから。早く、早く……無難くん!」


 ————あと7秒


 半端ない音ともに瓦礫に吹き飛ばさる無難。テーベ1人となる。テーベは善戦するが稼げた時間は2秒。テーベはダウン状態になる。シリウスがポーションを持ち、回復しようとする。

 回復されたらシリウスは死ななくなる、2人はもう動けない。ポーションを、ポーションを壊さなければ負ける。


「うご……けぇっ……!」


 体が動かない、スタン状態。動け動け! 終わっちまう!? 終わりたくね———ぇ! シリウスがポーションに口付けし、液体を流し込もうとした時——


『あ?』


「無難くん! 立って! 立ってよ!」


 王座の間の扉から聞こえる声。激しい爆発音の中から、あいつの声と共に、瓦礫をすり抜けた完璧な弓矢がポーションを壊す。

 だが、またシリウスはポーションを取り出す。


「ブーナあああああああぁぁぁぁぁ! たてえええええええええええぇぇぇぇッッッ———!?」


 テーベの本気の咆哮。知ってる! 知ってんだよ! だけど動けねぇ! 間に合わねぇ!


 そして——


 ————あと2秒


「クソがあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 無難のHPで流派は使えない。ならば、なんだ? 何がある? 俺には何がある? 間に合うのか? どうやってあのポーションを壊せる?

 俺の武器は? 俺の最大の武器はなんだ!?


 ————拳銃だ————


 ————パァンッッッッッッッッッッッッ!


 ポーションが割れ、シリウスが時間切れで倒れる。


『【勇敢なる下克上】を勝ったのは! ルイセン————』



 次の瞬間——————



 城が消えた


 今見たら凄い。文章は幼いのですが最高に痺れます。私の中のかっこいい展開を詰め込みました。城が消えたあとは衝撃的なので是非見てください。


 続いて、


 第1位は————


 元世界1位の美少女が創る最強ぼっち軍団のVRMMO with毒舌王子

 

 第2章 後編 第42話


 鼓動が早い。息ができない。もうこれで”2回”も経験したのに、胃袋の物を吐き出しそうだ。

 僕に出来るのか? 僕が……倒せるのか?


 負けて、負けて、負けて、負けて、負けてきた僕が本当に勝てるのか? こんな化け物に、元世界1位達が倒せなかった敵を僕が倒せるのか?


 そうだ、思えば僕は負け続けだった。名門小学校では1位は取れず、親に叱られる日々。ストレスで、学校に行かなくなった。気づけば引きこもりで、毎日ゲームをやる日々。なのに、全員が僕を虐めてきた。僕は1位になれなかった、友達もできなかった。最後にしようと決めたこのゲームで、折角できた友達を苦しませた。


 誰も僕を認めてくれない。僕自身も。だから僕は強くならないといけなかった、だから僕は茨の道を行かないとけなかった。誰も僕を応援してくれなかったからだ。


「いけ」


「いけ!」


「いきなさい」


「いってください!」


「いって」


「「「「「いけえええええぇぇぇぇぇぇぇ!」」」」」


 声が聞こえる。皆の声だ。ヘラさん、ブーナさん、レーズンさん、カサヒさん、ユイさん。皆の、皆の声が聞こえる。

 背中を過剰に押される。いってやる、圧倒的1位を取ってやる。


 僕の初勝利は、胸を張って言える初勝利は今だ!


「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッ!」


 ペルは伝説の細剣が、デーモンロードの心臓を突き刺す。赤い鮮血も出ず——


 爆散する。デーモンロードも量産型悪魔も、黒色の液体も。鉛色の空は晴れ、光が、太陽の光が全員を照らす。


 一時の静寂——


 次に起きる大歓声。


 やった、やってやった。勝った、勝ったぞと。


 もう音が聞こえるんですよ。静寂からの大歓声って。最高の起伏と、みんなの想いのこもった言葉に痺れます。


 かっこいいシーン部門でした。合間合間にもっと解説入れた方が良かったかな?


 まあそんなことはどうでもいい


 さあ! 色々な部門を見てきて、分かりきっている

 2021年 犬三郎小説大賞を発表します!


 2021年 犬三郎小説大賞は……!


 元世界1位の美少女が創る最強ぼっち軍団のVRMMO with毒舌王子

 です!

 分かりきっていたので、何も語らず作者犬三郎からのお言葉を。


 本当に楽しく今年も小説を書けました。来年はどれだけ上手くなっているのか? どれだけ小説を書いているか?

 分かりませんが、何かの賞に受かってるのいいなぁ。

 今年もありがとうございました!

 来年の私も、頑張れ!


 by これも黒歴史になるんだろうなぁと思っている犬三郎

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