3/3
初夏の夕暮れ
初夏の夕暮れには過去の記憶に思いをはせ
ゆったりと過ごすそんな日です
水田をしばらくゆったりと歩いていると次第に日も落ちて来た.
そろそろ家に帰ろうか
ゆっくりと歩を進める
そこにビューっと風が吹き抜けて、身体を包み込んでいく
ここを離れたくなくなるような心地よさに足を止め
またしばらく景色をながめる
胸を締め付けるような苦しさも今はもう無くなって
心地の良い世界に浸っていた
しかしこの時間も終わってしまう、幸せな時間はすぐに過ぎ去ってしまう
また、ここに来るのはしばらく後になってしまうのだなと
恋人との別れ際のような寂しさを感じ家にたどり着き
その日を終えた
読んでいただきありがとうございました