最近のラノベの話
最近のラノベの話。
かやまはラノベはかなり昔から読んできました。
理由は気軽に読めるし、マンガとはまた違った面白さがあるからですね。
さて、好き勝手に論じる前に、
現状ってことで、ラノベの刊行数をちょこっと調べてみましたら、
主なルーベルで一年か総計するとだいたい1000冊前後
出ているようですね。
最近はマイナーなレーベルもありますからどの位でているか正直わかりませんwww
特に電撃文庫は一ヶ月に20冊くらい刊行されています。
ここから分かる事はなんでしょうか?という話ですが、
まず、商売として成り立っているのかということですよね。
この市場に参入したいところもいまだあるようだし、
極端に刊行数が減ったという話は聞かないから、
商売としては成り立っているのでしょう
ただ、どうなんでしょう?
いささか、過剰供給かなと思われませんか?
今は良いとして、今後どうなるのかなと言うところかなとかやまは思います。
なぜなら、拡大があるということは縮小もあるという単純な理由からです。
ラノベはジャンルとして定着したし、
トップの作家さんは皆それぞれ筆力もあるからこの人たちを中核に、
今後もいい作品は出てくると思います。
しかしながら、よく言われることですが、
新人作家さんの本はかなり荒い作品(文章とお話)も多いですし、
すでに何冊か出された方でもちょっとこれはと言った、
作品が最近は目に付くなと思います。
質が量にともなっていないと思います。
だから、みんなの関心が別に行ったり、何かにシフトしたら、
物凄い勢いで縮小に転じていくのではないかなと思っているのです。
また、最近はキャラクターも似通ってきているようにも思います。
キャラ小説というのがラノベのもう一つの側面ですから、
これは致命的な劣化だと思うのです。
もちろん挿絵や表紙絵の絵も似てきていると思います。
「いやあんま個性的な絵は売れねえし」という意見もありますが、
それを覆しても魅力的だという絵に最近は出会っていません。
やはり今一度、原点に戻り、
キャラクターをどう作り、動かすかを考えるべきだと思うのです。
マーケティングも重要だということはもっともですが、
自分の作り出したキャラクターにもっと愛情や思いを注ぐべきだと思うのです。
勢いのある話って、そこから出るんではないでしょうかね?