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小説あれこれ

さて、どうでもいい話、


何回か使って、小説についてぐたぐたと述べます。


興味ある方は読んでみてください。


ただ、かなり適当な記事なので、


ご容赦ください。


いきなりだけど、文学ってなんだというところから考えてみます。


かやまはときどき映画を観ます。


大分前に見た映画だけど、


たしか、『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画がありました。


昭和時代のノスタルジー映画でした。


CGを使った、過去の風景の再現が話題になりました。


かやまとしてはあの映画がなぜヒットしたことも論じたいけど、


それはさておき、ご覧になった方は、


映画の中で叩き上げの堤真一さん演じる鈴木オート社長から、


吉岡秀隆さんの演じる、


茶川竜之介がからかい半分にあだなで文学と言われていたと思います。


あれって、色々複雑な物を含んだやっかみだと思いますけど。


「こむずかしい事やって、満足に食えないじゃないか」


みたいな感じのことを裏に含んでいます。


あれって、かなり文学気どりしている人にとっては耳が痛い揶揄ですね。


いや、気取りでなく、真面目に文学やっている人には痛いとおもいます。


インテリにとっては聞きたくない言葉だと思います。


でも、文学の本質的な事を良く捉えていると思います。


僕はこう考えてみます。


一つは本当に鈴木オートの社長の言う「現実に適応しないで、なにやってん

の?」


みたいな話、これもある意味正しい。


でも、もう一つはこういう意見もあると思います。


それは「おいらはその現実とやらに意義を唱えようとしているんです」


つまり、物語を通して「あんたの見ている現実とは違う現実ってのもあるんだぜ」


ということを伝えたいという事です。


まあ、そこまで行くのはなかなか難しいけど、


文学とはそういうものを含んでいるんじゃないかなと思っています。


だから、鈴木オート社長みたいな人にインパクトを与えるにはどうしたらと言う事にもなります。


一つには小難しい事ばかりやって分からない事を、


有難がっていたらだめなんですね。


これはある意味、正直な方法です。


もう一つは権威付けなんですね。


水戸黄門の印籠みたいなもので、


言いたくないけど、茶川が芥川賞の候補になるとけっこう認められちゃう。


あの芥川賞の候補になるくらいだったら、


素晴らしい作品に決まっているというわけです。


これはけっこう小説書いている身にしては、


さびしいはなしです。


だって、芥川賞とれなかった人も、いい小説はありますし、


何よりも各々、読んで判断して欲しい。良いか悪いかをですね。


でも、これは仕方ないんですね。こんなもんです。


「純文学?ああ私には関係ない。目指すはエンターテイメントだから」


とまあ言いたいところですが、


実はそんなこともありません。


娯楽系の小説も、賞をとったら違いますよ。売れます本が。


権威付けの効果はありますね。


それに、回りの評価が自称作家から本物にクラスチェンジします。


さて、かやまさんよここまで書いて何が言いたいの?と言うわけですが。


評価ですね。


僕らが他の人の小説をどう評価するかです。


娯楽でも、文学系でも、


文句なしにいいものはいいです。


個人的にいいものはいいです。


かやまが個人的に気を付けているのは、


なんだかよくわからない作品です。


あかんこれ、ではなく、なんだろう?という小説です。


読後、今の時点では評価がつかない小説です。


そういう小説はたぶん自分にとって、


大切な何かが含まれているような気がするのです。


そして、読むスキルを上げたいと思うのです。


ここまでとりとめもなく書いてきましたが、


こんな感じで進めて行きたいと思います。







お読みくださいましてありがとうございます。

よろしくお願いします。

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