1/1
第1話 私は誰?
みかんが事故に合います。ケガは大丈夫なのか!? 読みにくいと思いますが、最後まで読んでくれたら嬉しいです。
それは突然の出来事でした。
―キーッ
―ドンッ
『大変だ…。きゅ、救急車!誰か救急車を呼んでくれ!!』
『あれまぁ。こりゃ助からないかもょ』
かすかに人の声が聞こえてくる。一瞬夢かと思ったら、体がふわっと宙に浮いた。そして頭がズキズキと痛む。手足もとてもだるい。人の声が頭にひびく。
『私はいったいどうしたの?』
―ガラッ
ドアがあく音がした。その音が頭にズキズキして私は目を覚ました。
「佐倉さん、目が覚めたようですね。本当によかった…。」
『佐倉さん?佐倉さんって誰?てゆうか、私の名前何だっけ…』
おそらくここは病院らしい。私の寝ているベットの横には白衣を着た男の医者が安心した面持ちで立っていた。『私は交通事故に合ったんだ』と、この時初めて理解した。
「あの、私は、私の名前は佐倉って言うんですか?」
「「ぁぁ…やはり……」
―ガラッ
医者が話をし終える前に病室のドアが勢い良く開いた。
「みかん!!」
そこには汗をびっしょりかいた若い男の人がいた。