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ジ・アナザー  作者: sularis
第十七章 メトロポリスの空
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第十七章 第一話 ~プロローグ~

ざっくりしたプロットだけは出来たので第十七章始まります。

流石に本章でクリスタルタワーに入れる、、、とは思うのですが、話の進み方が遅くならないように気をつけつつ。

 紗耶香は夢を見る。

 この腐ったメトロポリスではない、幸せだったあの頃の夢を見る。


「ああ、起きたか?」

 いつまでも鳴り止まない目覚ましの音が止まったかと思うと、紗耶香の耳に聞き慣れた声が聞こえた。

「うーん……まだ起きてないよー?」

 干したばかりの布団のお日様の匂いに顔を埋めながら紗耶香が答えると、

「しようがねぇやつだな」

 そう言って彼――早川優司が笑って、紗耶香の頭を優しく撫でてくれた。

 昨日は久しぶりに優司の家に泊まった。それもこれも、今日のためである。

 今日は朝から優司の車で一緒にドライブに出かけるのだ。

 そこまで考えたところで、紗耶香はがばっと起き上がった。心地よいベッドもなかなか魅力的だが、今日のドライブは先週からずっと楽しみにしていたのだ。

「お? なんか知らねぇけど、ちゃんと起きたな。えらいえらい」

 いつの間にやら朝食の支度を済ませていた優司に褒められたが、どこか子供みたいに扱われている気がして、紗耶香は頬を膨らませた。

「優ちゃん、子供みたいにするの止めてって言ってるでしょ!」

「気のせいだって。それより起きたなら冷める前に食べようぜ」

 しかし、優司は紗耶香の抗議をあっさり流すと、朝ご飯を食べようと促してきた。

 テーブルの上には既にほかほかと湯気を立てているホットミルクとエッグトースト、それにちょっとしたサラダが並べられていて、それを見た紗耶香はまだ少し頬を膨らませながらも、まずは朝食を食べることにした。

「なんか、優ちゃんの作ってくれる朝ご飯って、レパートリー少ないよね」

「男の手料理に期待すんなよな」

 そう言って笑う優司を眺めながら紗耶香は朝食を平らげると、着替えるためにさっきまで寝ていた部屋に戻った。勿論、「覗かないでよ?」と扉を閉める時に釘を刺すのも忘れない。大人の男女の関係ではあるが、それはそれ。着替えを覗かれて恥ずかしくないわけではない。

 着替えるついでに、化粧も軽く済ませ、寝室に備え付けられている大きめの姿見で仕上がりをチェックする。

「よし」

 優司曰く、すっぴんの方が良いということだが、紗耶香にはそんな意見は認められなかった。とは言え、優司が逃げ出したことがあるので、薄めのメイクで済ませた。

「準備できたか?」

 寝室から紗耶香が出ると、車の鍵を片手に優司が声を掛けてきた。

「勿論。優ちゃんこそ忘れ物とかないよね?」

「あるわけねぇだろ」

 そうフッと笑った優司だったが、紗耶香はその仕草が似合っていないと思っていた。まあ、かわいいから良いのだが。

 それから数分後。

 二人はマンションの駐車場に止めていた優司の車に乗って、本日の目的地を目指していた。が、

「あー、ちょっと失敗したかもしれねぇ」

 ラジオから流れてくる交通情報に、優司が顔を顰めた。

「行楽シーズンだもんね。みんな考えることは一緒って事かな」

 正確には、山に行こうとする人間が多いこの時期に海に行こうとしている紗耶香達は少々捻くれているような気もするが、それでも自家用車で遠出する人間が多ければ当然道路は混む。

「自家用車に代わる次世代公共交通機関だっけか? それが実用化されたらマシになるのかね」

「確か、なんとか特区で試してるんだっけ?」

 そう言いながら紗耶香はBP(ブレインプロキシ)に指示を出し、検索をかけてみた。即座にBPが展開する仮想視界に、関連する情報がずらずらと表示される。

「どうだ?」

 優司の方は運転中ということもあり、検索は失敗したらしい。

「あんまりうまくいってないみたい」

 その理由についての専門家の考察までずらずらと出てきたが、小難しい理論はよく分からず、紗耶香は結論だけ答えた。

「そっか。うまくいってくれたら、運転も楽になりそうだけどな」

 次世代公共交通機関には、乗り物の自動運転機能も含まれていた。一部からは反対意見も上がっているらしいが、完成すれば人間が運転することで起きる交通事故が撲滅できるとうたわれていることもあり、世論は完成を待ちわびていた。

 ちなみに以前、優司はどっちなのかと訊いたことがあった。

 その時の答えを思い出すと、紗耶香は今でもちょっと恥ずかしくなる。なにしろ、

「だって、道中も紗耶香を見てられるだろ?」

 時々気障な台詞を吐かないと気が済まない優司らしい答えだったからだ。それを聞いた紗耶香は思わず優司を突き飛ばしてしまい、その後、優司の機嫌をとるのにちょっとだけ苦労したのは良い思い出だった。

 そんなことを考えていた紗耶香の耳に、優司の声が聞こえた。

「あー、こりゃやばいな。空いてる道がねぇ」

 どうやらBPで目的地までの経路を調べていたが、渋滞しない経路がなかったらしい。

 本気で困ったような優司を見て、紗耶香は少し考えた。今日の目的地は確かに楽しみにしていたが、渋滞で車の中に閉じ込められるのはかなり嫌だった。

「……似たような別のとこにする?」

「うーん……」

 紗耶香の言葉に唸った優司だったが、やがて紗耶香と同じ結論に達したらしい。

「悪ぃ。この埋め合わせは今度するから。行きたい場所、他にねぇか?」」

 そう言ってがっくりと肩を落とした優司の肩を軽く撫でると、紗耶香は再びBPで検索をかけた。今度の対象は近場でドライブに適したコースである。ついでに、空いていそうな場所という条件も付けておく。

 だが、残念ながら近場にめぼしいドライブコースはないらしい。あるかも知れないが、すぐに見つからなかったのならそれはないのと一緒だった。

 それならと、紗耶香は考えを変えた。ドライブ以外でも優司と一緒にやってみたいこと、行ってみたい場所は沢山あるのだ。

 そのうちの1つが、この間オープンしたばかりの大型ショッピングセンターだった。休日の今日はだいぶ混んでるかも知れないが、どうせ優司とデートできる日は休日ばかり。つまり、いつ行っても混んでるに違いないと開き直り、「ここに行きたい」と優司のBPにデータを送った。

「ここか。確かにいいかもな」

 紗耶香の行きたい場所を確認した優司はそう頷くと、行き先をそこへと変えたのだった。



「…………」

 紗耶香はふとまぶたを開けた。

 光などどこにもない。メトロポリスの夜はいつも通り、ほぼ完全とも言える闇に覆われていた。

 目尻に湿気を感じて指で拭うとその湿気が指に移った。舐めてみると少ししょっぱい。どうやら涙が出ていたらしいが、あんな夢を見たのだ。仕方ないだろう。

 頭を軽く振ってつらいだけの夢の名残を振り払うと、リカードから直接聞かされた命令を思い出す。

 ヒュームの所から離反した――ヒュームの視線ではそうなる――冒険者達を、つまりこの間まで紗耶香自身が張り付いて監視していたレック達を一人だけでも良いから仕留めろ。それがリカードが持ってきた命令だった。

 その時についでにあったことは意識して思考から追い払う。思い出したくもないことだった。

 代わりにその時に渡された武器を取り出してその感触を確かめる。

 確か、軍から流出した武器の1つ、レーザーガンだったか。後2~3発しか撃てないらしいが、それだからこそ紗耶香に渡されたのだろう。

 その銃把の冷たさを感じていた紗耶香はふと口の中に血の味を感じ、知らぬ間に唇を強く噛み締めていたことに気がついた。それでうっかり口の中を切ったらしい。

 その血の味で不快感の残骸を消し去ると紗耶香は立ち上がった。

 確か彼らが今いるのはガバメントのところだったか。

 普通なら夜のメトロポリスを歩き回るのはいろいろな意味で危険なのだが、今の紗耶香にはその方が良かった。誰かを殺しに行く自分の姿など、自分自身にすら見られたくなかった。

 ただ、昼間だったとしても紗耶香は気づかなかっただろう。

 真っ暗なメトロポリスの道を歩いて行く自分の後ろ姿を見つめていた者がいたことなど。

 そして、紗耶香が歩き去るのを確認したその者が、興味を失ったかのように紗耶香とは反対方向に歩き出したことなど。




 夜の闇に包まれたメトロポリスの超高層建築の一室。

 普通なら人がいてもいなくても真っ暗と言って良いほどに昏いはずのそこには、小さくても確かに光がともっていた。ただ、そこにいる人間が外に光が漏れることを警戒しているのか、部屋の中を微かに照らすのが精一杯だったが。

 そんな部屋には今、4人の男女がいた。

「なんか、思ってたのと違うよね」

 オレンジ色のショートカットを直しながらそう言ったのは、露出が多めの、とは言っても活発な印象だけで別に色気など欠片もない服装の少女――ニキだった。

「そうね。久しぶりにおしゃれできると思ったのに、残念だわ」

 そう答えたのは、ウェーブがかかった髪を腰まで伸ばした女性――テュータだった。季節を反映してか、こちらもショートスリーブにショートパンツと、活動的な服装ではあるが、流石にニキのようにお腹が出たりはしていなかった。

 そんな二人にこれまた軽装の褐色肌の少年――エミリオが言葉を掛けた。

「少し考えてみれば分かることでしたが、話に聞いていた以上ですね。エネルギー源がなくなった近代都市の脆さがここまでとは」

「全くだ。予め準備はしてきたが、あまり長くは滞在できそうにないな」

 白髪に赤目というアルビノのような外見の、しかしそこから感じる雰囲気は温和そのものの青年――エスターが窓から外の、メトロポリスの街の様子を眺めながら、エミリオの言葉の後を継いだ。

 既に日は落ち、外の様子はほとんど見えないが、ここに来るまでに見てきた様子だけでも十分だった。

 エミリオの言葉通り、エネルギー源を失った、正確には元々存在しなかったであろうエネルギー源を正しく必要とするようになっただけなのだろうが、そんな近代都市の脆さを、レイゲンフォルテの一行は目の当たりにしていた。

「そうですね。工夫したとしても、一ヶ月が限界でしょうか」

「ま、そんなに長くいたくないけどね?」

 ニキの言葉に、テュータが苦笑した。

「とは言っても、ある程度は自分達の足で歩いて回らないといけませんね。あと、レックとも連絡をとりたいところですが……一度、こちらから連絡を入れてみますか?」

 今まで、特に用もなかったのでこちらから連絡を取ってみたことはないが、あちらもメトロポリスに着いているなら、一度話はしておきたいとエミリオがそう提案すると、エスターが頷いた。

「そうだな。何か面白いことがあったかくらいは確認しておきたい」

 少し街を歩いて話を聞けば分かる程度のことを、わざわざレックから聞く必要もない。だが、この街に紛れ込んだ冒険者という異物ならではの話が聞けるなら、それには関心があった。

「だが、まずはマルコだな。そろそろ戻ってきてもいいはずだが」

 この場には4人しかいないが、レイゲンフォルテからは5人がメトロポリスにまでやってきていた。そして、この場にいないマルコはいろいろな調査活動を得意としていたため、今日、メトロポリスに到着して早々に別行動をしていた。

「時計無いのって、結構不便よね」

 テュータの言葉に、ニキがそうだよねと頷く。


 実際、時計がないことで時間を決めた待ち合わせなど、いろいろな面で不便が生じていた。

 流石にキングダム大陸では、大陸会議主導でかなり早い時期に全ての街に日時計だけは設置された。その後、機械式の時計の開発が進み、毎日の時刻合わせは欠かせないものの、徐々に世帯レベルでも普及しつつあった。

 ただ、小型化よりも数の普及を優先したために、アイテムボックスに入るサイズの時計はまだまだ手に入りづらい状況が続いていた。

 一方、メトロポリスでは電池式の時計だけは『魔王降臨』後も動き続けていたらしいが、3年も経つ今ではまだ動いている時計は貴重品だった。

 そんなわけで、レイゲンフォルテもまだ持ち運べるサイズの時計は持っていないのだった。

 幸い、クランチャットがあるので待ち合わせに大変苦労することはなかったが。


 そんなことを話していた彼らの耳に、ドアをノックする小さな音が聞こえた。

「マルコか」

 予め決められたパターンでなされたノックにエスターが合図をすると、ドアが開いて彼らが待っていたマルコが戻ってきた。

 夜は黒い服装の方が動きやすいと主張するだけあって、入ってきたマルコは頭の先から足の先まで真っ黒だった。顔すらも黒いマスクで下半分を隠しているという徹底ぶりである。

「で、どんな感じだった?」

「どうもこうも、ここまで生気が無い街が良くここまで維持できていたと思うよ」

 マスクをずらしながら、マルコはエスターにそう答えると、その目で見てきたことをざっと説明した。

 そこに仲間達の関心を引くようなことはほとんど無かったが、2つだけ、仲間達が興味を示した情報があった。

 1つめは当然、

「クリスタルタワーは毎晩光ってるのか。あからさまだな」

 である。

 ゲームの時から誰も入ることが出来なかった場所と言うだけでも十分怪しいのだが、それが毎晩光っているとなるとこれはもう何かあると宣言しているに等しい。

「竜巻はボクがなんとかしてみるよ」

「期待はしてませんが、頑張ってください」

 握り拳を突き上げるように宣言したニキに、エミリオが冷や水を浴びせた。

 ただの竜巻なら風属性の魔術を得意とするニキであればなんとか出来るだろうが、あからさまな重要ポイントを守る竜巻である。イデア社が何もしていないわけがなく、そんなものが、手練れの魔術師であったとしても個人でなんとか出来るとは思えなかった。

 それは他のメンバーも同意見だったらしく、プスーとむくれたニキのことを誰もフォローしようとしなかった。

 そして、もう1つ、彼らの興味を引いた情報、それは、

「超高層建築の上の方で光が見えた、か」

 マルコ曰く、ここに戻ってくる途中でたまたま気づいたらしい。

 問題の場所は1000mもの高さを誇る超高層建築の上層部である。見えた明かりも星よりもちょっと明るい程度だった。そのため、マルコも最初は見間違いかと考えたが、しばらく観察してみた結果として、確かにそこに何らかの光源があると確信したのだった。

「どう考える?」

「誘いでも何でも、何かあるんでしょ? なら行くしかないんじゃない?」

 テュータの答えが全てだった。

 レイゲンフォルテのポリシーを考えれば、何かあるなら確認する以外の選択肢はない。

 とは言え、それは何も考えないという事を意味はしなかった。

「問題は、我々が直接行くのが正しいかどうかですね」

 イデア社による何らかの誘いだった場合、そこに飛び込んで全滅しましたでは意味がない。

「レックに行かせたらいいんじゃない?」

 テュータの提案に、なるほどと仲間達が頷き、エミリオが早速レックに連絡を取るための魔導具を取り出した。

 そして、待つこと数分。

「お久しぶりです」

 魔導具を手に、エミリオが一人でしゃべり出した。魔導具は相手からの声を使い手の頭の中にしか届けないため、そんな風に見えるのだった。

 ひとしきり挨拶だの近況の報告だのを行っている最中、エミリオの顔が好奇心に輝き始めた。

「それは……実に興味深いですね。それでどうなったんですか?」

 興味を引かれたニキが、聞こえるわけがないと分かっていてもエミリオの側に寄っていって耳をそばだてた。

「なるほど。今からでも一体くらいは手に入ると思いますか? ……そうですか。少し探してみますよ」

 そこまで話したところで、周りの視線に気づいたエミリオはやっとこちらの用件を切り出した。そして、

「なるほど。その懸念はもっともです。……それなら、こちらの方で街に噂でも流してみましょうか」

 それで大体の話は終わったらしく、それからすぐにエミリオは魔導具をしまい込んだ。そこに待ちきれないとばかりにテュータが声をかけた。

「で、何を聞いたわけ?」

「プレイヤーを喰らうエネミーが出たらしいですね。尤も、レックはエネミーとは何か違うとも言っていました」

 その言葉に仲間達の目が輝き、

「ただ、それそのものはレックが殺してしまったそうです。詳しくは話したくなかったらしく聞けませんでしたが」

 それでしょんぼりとし、

「あと、それが生み出したゾンビがいるらしいですよ」

 再び目がきらきらとするあたり、レイゲンフォルテの業は深いようだ。

 そして、一通りの話が終わった後、エスターが自分達の行動について決定を下した。

「当面はゾンビの確保と噂という形での情報の流布だな」

 言葉はそれ以上続けなかったが、その後はレック達に任せることは確定事項なのだった。




「……っ!」

 アーノルドはがばっとベッドから跳ね起きた。震えが走る全身は大量の汗にまみれていた。

「……最悪だ」

 どんな夢を見てもまず最悪なのは間違いないが、その中でも今の夢は特に最悪だった。

 アーノルドは溜息を1つ着くと、寝間着を脱ぎ捨てて、ベッドの側に掛けておいたタオルで全身の汗をぬぐった。

 窓から入る光は既に太陽がそこそこの高さに上っている証拠だった。なかなか寝付けないために起きるのは割と遅い方だが、今日は特に遅かったらしい。

 そのことを察したアーノルドは、ダイニングに移動すると冷蔵庫から適当にいくつかの食べ物を取り出した。

 それを食べながら、今日の予定を組み立てていく。と言っても、やることなどほとんど無い。魔術の腕が極端に鈍らせないための最低限の訓練と、庭の畑の世話だけである。

 自らに課せられた役目を果たすために必要なのは、せいぜいそれくらいだった。後は寝る前にも日課が一つあったが、それはわざわざ考えるほどのことでもないはずだった。

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