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告白

 今回は短めです。

 パリの街が[ゼウス]に攻撃されている時、私は突然現れたアンジェリカさんに路地裏へ呼び出された。


 「アンジェリカさん、緊急時にどうしたんですか!?」

「お前に話がある」

「市民を救助しな――」

「黙って聞け!!」

「は、はい」


 今日のアンジェリカはいつもと雰囲気が違った。


 「今から言うことを良く聞け」

「は、はい」










 「――私はお前だ」

「えっ!?」


 それだけ言うとアンジェリカは消えてしまった。


 「……どういう事……」


 杏はその場から動けなかった……。


 「そこに居ては危険ですよ!」


 自警団の男性に腕を引っ張られ杏はよろめいた。


 「おっと大丈夫ですか?」


 自警団の男性が杏を抱き止める。 そして男性と目が合った。


 「君は……杏じゃないか」

「もしかして……アルフ君?」


 二人は再開した。


 異なる世界のパリで……。



☆★☆ ★☆★ ☆★☆ ★☆★ ☆★☆


 「私はどうしたいんだ?」


 アンジェリカは自問自答を繰り返していた。


 「私は私に何を伝えたいんだ? あの私には真実を伝えてもいいのか?」


 アンジェリカはアンジェリカに問う


 「私は私に何が出来るのか?」


 ……答えは見つからなかった。

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