「私も勝手にして良いと思うの」
ご一緒に、
「そんなものでいいのか?」
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も、よろしくお願いします。
「私も勝手にして良いと思うの」
セラスロティーナは別に、そこまで従兄妹の王子ロズウェルを嫌ってはいなかった。
正直な話、出会ったのは――婚約者となったのは三歳。
本当に、よく解らない、が彼女の正直なところだ。
勝手に決められた婚約者。
ロズウェルはそれを学園で嘆いているという噂は小さくも広まっている。それに怒る親たちに、正直なところ「勝手に決めたあなたたちが何を怒っているのかしら?」と首を傾げていたくらいだ。
勝手に決められた。
本当にそれ、じゃあないかしら?
それでもロズウェルは彼女が八歳からの、セラスロティーナが魔力を十分操れるようになってからの月に一度の儀式では。
きちんとエスコートをしてくれていた。
年下の子どもの世話を、樹の根に躓かないよう、儀式のためにか――民の前に出るから、こしらえられた子どもには重たいドレスで難儀しているセラスロティーナの手をしっかりと握って支えてくれていた。
だから、悪いひとじゃあないんだわ、と。セラスロティーナはロズウェルのことをきちんと見ていた。
五歳も歳の差があるのだから、子どもの相手だなんて面倒くさいと思うのは当然じゃあないの。
セラスロティーナは三歳離れた弟のことを、本当に面倒くさいと思っていたし。さらにその下のまた二年後に産まれた、五歳離れた妹はもっと面倒くさいと。
「あら、私と妹も五歳差だわ」
弟も妹も面倒くさい。
当時三歳でセラスロティーナが王家に差し出されたのは、母の腹にこの弟がいるという保険があったからだろうし。
だというのに彼らは王家に入れる姉をずるいという。
「姉様ばかり偉い教師に習えてずるいです」
弟のうらやましがるのは、まぁ……なんだ。頭良いものね、あなた。
王家から派遣される妃教育のお歴々は名だたる教授もいらして。
弟ジェレマイアの嫉妬は、苦笑する範囲内だ。面倒くさいけど。
弟の方は習った後に自分の教本を見せれる範囲内で貸してやって、復習かねて教えてやったらおさまった。どうやら姉にかまってほしいあれこれもあったようだ。愛やつめ。
妹の方が面倒くさい。
「お姉様ばかりきれいなドレスや宝石、ずるい!」
セラスロティーナには王家より支度金が。それに宝飾品やドレスの類も王宮から届けられる。王家の家紋を今から身に付けさせられている。
それは毎月のお手当でもあると少しわかり始めているセラスロティーナだ。
――口止め料も込み。きっとロズウェルは――。
ずるいずるい言う妹ステファニアは。
「じゃああなたがロズウェルさまの婚約者になる? お妃さまの勉強する?」
「……それはちょっと、うん、かなり、いや」
やはり十も歳の離れた相手は嫌らしい。それに姉のしている勉強も。弟とはやはり違う面倒くささ。
「やっぱり姉様は、ずるいけど、ずるいけど……姉様も、大変。身体壊さないでね」
……あなたも愛やつめ。
やっぱりロズウェルはまだ辛抱強いんじゃあないかしら。十年も耐えたのだから。
ただまぁ、自分だけが親に決められた婚約に我慢しているという学園での言動の噂のは、ちょっとばかり腹も立つが。
こちらもですが、とは……月一にしか会わないので話す機会もないのだけれど。
五歳も歳が離れているので学園に通う時期もずれるし、セラスロティーナがそんなに王宮に通う理由もない。
王宮には今は王妃はいないので、妃教育とか、そうしたものは自宅で行われていた。
だからロズウェルとの交流はなかったのだけれども。
「大義であった!」
あら、あらら。あらまぁ?
ロズウェルはセラスロティーナのためにも婚約破棄をしてくれるのだと、それで。
やっぱりこのひと、嫌いじゃあなかったわ。
セラスロティーナは勝手に婚約者に決められた、あんまりよく知らない従兄妹のことを、やっぱりそう思った。
それよりも。
――置いてかないで……?
その声が聞こえたのはセラスロティーナだけ。
セラスロティーナは先祖返りというものだった。
かつて聖樹の愛し子であったという、王族の。
だから月に一度の儀式で。
初めての儀式で。
自分の魔力ばかりが聖樹に巡り、ロズウェルの魔力はどれだけ流しても空回りしていることに気がついた。
……気がついてしまった。
思わずきょとんとしているセラスロティーナに、儀式を見守っていた王様は気がついて、その焦った表情に――察し。
八歳にしては察し良かったものだと、セラスロティーナは自分を褒める。あの場で疑問を口にしたりしないで、ごくんと飲み込んだのだから。
何より、そこらに漂っている精霊たちが、ロズウェルにちっとも見向きもしていない。
聖樹の精霊もその樹に宿るうちに種子のように小精霊を生み出していて。
いつも魔力をあげたらお礼を言われる。
彼ら曰く、「王族の魔力は美味い」、らしい。
その魔力のお礼に国を護ってくれているのだとか。
美味しいのは確かに大事だけれども。
「なんて交換」
それにより、セラスロティーナはどうして自分がロズウェルの婚約者に差し出されたのかをさらに察することができ。
王様か、お妃様か、どちらが悪いのか彼女は興味なく知りたくもなかったが。
婚約破棄をされた十三歳なころにはさすがに――王様には精霊の欲しがる魔力があるから、なんとなくまた察していたのだけど。
そうだ、ロズウェルの婚約者に決められた三歳のころ、そのお妃様が亡くなった十年前に父親も何度も城に呼ばれてばたばたしていたのは、つまりはそういうことだったのだろう。
そして婚約破棄。
そうなるだろうと父親たちはまた察していたらしく。
準備されていた。
また勝手に、だ。
母の姉だという方が移り住んでいる島国が自分たちを待っているとか。
公爵家の一門の皆がそれとなく移住の準備をしているというけれども。
いや国を見捨てて良いの?
そんな当然の疑問に首を傾げるけれど。
「お父様もお母様も、勝手よねー?」
ぷんすかという音が聞こえるほど頬を膨らまして怒っている妹の素直な言葉に、弟と一緒に頷いた。
「まだ幼い姉様を、「国のため」と王家に差し出しておいて。今さら出てった伯母様のところに行こうだなんて」
弟もぷんすか。彼は自分が産まれたことで――跡継ぎが、スペアが出来たことで、姉が差し出されたとそろそろ理解する齢にもなったから。彼が負い目に感じることなんてないのに。
「だったらはじめからロズウェルを廃嫡して、僕に国をよこしゃあ良かったんです」
王弟の息子である弟には、また王家の血が、魔力がちゃんとあるのだから。
ちなみに精霊たちには、弟は「まあまあ」な味らしい。愛し子のセラスロティーナには劣るが、「まあまあ美味、安心の美味しさ」だとか。むしろ妹の方が「クセがあるけど、それがたまらん」な精霊もいるとか。
酒か?
ご飯かと思っていたのだけど、案外嗜好品枠かもしれない、王家の魔力。
父母は国を捨てる気満々だ。
娘が蔑ろにされることに怒ってくれているらしいが、子らにしてみたら「今頃」である。
父母は国外追放にあったという伯母のことを「素晴らしい人」だとしきりに言うが、子どもたちにとっては「国外追放された人じゃん」である。その人にも問題があったんじゃあないの、と。
なんせセラスロティーナは別に「国外追放」なんて言われていない。ロズウェルは自分の恋愛がまずありきでも、セラスロティーナのためも思って婚約破棄をしてくれているのだし。
けれども十三歳の子どもの「行きたくない」という言葉など親には届かない。更に幼い弟妹の「行きたくない。友達だっている。この国にいる」という言葉など、もっと。
その上、セラスロティーナに――王家の魔力持ちたちに置いていかれると慌てた精霊に「連れて行って」と――枝を。
あのタイミングでちょうど枝が落ちてきたのは、そういうわけだ。
儀式っぽく、アドリブが出来た自分は偉いと思う。
枝という――聖樹という手土産が出来た父母は更に喜んで。
「お姉様のお国、まだまだ大変みたいだから良かったわ」
「ああ、この国のような護りをあの国にも……これで大手を振って移住できる」
本当に、勝手。
遠い島国に一門で移って五年。
かつての婚約者と同じ年齢になっていた。
五歳差の、今十三歳の妹をみるとその幼さにやはり彼が婚約破棄をしたくなったのも仕方がないのではと思う。
「私に何かあれば、神木も枯れますよ」
自分に不埒なことをしてこようとしてきたのは、従兄弟だった。
それは母方の。
国外追放になった伯母というひとは、この島の王族と結婚していた。
国外追放になった才女の伯母を、たまたま留学して来ていたこの国の王子だった人が「ならば我が国にいらっしゃいませんか……私の婚約者として」と、なにやらあったとか。
なんてタイミングの良い時に留学してきていたのか。
そしてどうして婚約者が当時の伯父にはいなかったのか。
色々と、頬が引きつる思いもするのだが。
話を聞いた弟と妹も同じような顔をしていた。
この島国はなかなか厳しい自然の中にあるらしく。
夏は酷暑で冬は極寒。
王族の彼は国を助けたいと留学して学びに来ていたそうなのだが。
公爵令嬢という何よりの伝手を国に持ち帰ることが出来た。
伯母は国外追放されたが、この父母とは切れてはおらず、聖樹によって豊かであった国とも切れていなかったわけだ。
何かと公爵家からこの国に援助をしていたのだという。
それ、つまりは……公爵家の領地の民の税金を、この国に使われていたわけなのだが。
弟もそれを知って頭を抱え、なにやらぶつぶつ口にしながら考えた後に、吹っ切れていた。
覚悟決まった顔で。
姉がこの国の王子たちに言い寄られていることも彼にとって腹立たしかったのだろう。
精霊の愛し子であるセラスロティーナを手に入れられたら――という、下心が見え隠れの従兄弟たちに。
愛し子を手籠めにすれば言うことを聞くだろうとしてきた者も。
それは精霊のおかげで助かり。
愛し子だぞ。
精霊がいつもついているに決まっているじゃあないか。
父母によって、この国に「寄贈」させられた枝はすくすくと育ってきている。
「まあ、土は必要ですけど」
魔力によって育つのは変わりないが、やはり土があるとホッとするらしい。
聖樹ではなく「神木」と呼ばれるようになったのはこの国に合わせたの、それとも国を捨ててきたことが後ろめたかったのか。
大人たちのまた勝手な呼び方だ。
精霊たちにとっては呼び方などどうでも良いのが苦笑するしかないのだけれど。
枝についてきた精霊たちもまた徐々に増えてきている。中には故郷から枝の後を追ってたどり着いたという精霊も。
「だってお腹すいたし」
と。
ではあの国はそろそろ――。
そんな精霊たちがセラスロティーナにくっついて回らないわけがない。
不埒者、狼藉者は、目に見えて罰が当たったようだ。
セラスロティーナに触れた腕が枯れ枝のようになっていくことに、指さして笑う弟妹の強さよ。
父母は甥たちの状況に何故かセラスロティーナを責めた。
やり過ぎだと。
いや、精霊がしたことなのにこちらに言われても。それより親ならば娘が犯されそうになったことを怒らないのか。
いや――娘がこの国の王妃になることを彼らはまた望んでいて。
そうすればこの国でも王妃の親として大きな顔ができる。
今までは王弟として、歴史ある公爵家として威張れていたが、この国では新参者だ。
王妃の妹や親戚という強みはあるが、まだまだ故国にいたろよりは。
それを覚悟して伯母を追ってきたのではないかと、子どもたちはまた呆れてしまう。
だったらあのまま国にいて、王子を廃してジェレマイアが立てばよかろうだったのに。
そうすればよかったのに、勝手に国に見切りを――兄王を見捨てたくせに。
姉を蔑ろにされた恨みは、少しばかりはわかるが。
彼らは勝手過ぎる。
そして勝手なのはこの国の従兄弟たち。
ぎゃあぎゃあ喚いて「悪魔だ」「魔女だ」などと姉に言うが、自分たちのしたことが身に返ってきているにすぎない。
「水分取れば戻りますよ、たぶん」
精霊たちはその分、ツヤツヤしている。
「こいつら、まずぅい」
「ぺっぺっ」
「お腹壊さないかなぁ」
「……食べすぎた。たまにはゲテモノも悪くない」
ツヤツヤしながらも。お口には合わなかったと。
そして「神木」が枯れるという脅しは効いたらしい。
たった五年でこの国は落ち着き豊かになり。故国のように豊かになり、他の国に助けてと頼らなくてもすむようになった。
彼らは五年前の苦労を忘れたのか。
いや、忘れられないからセラスロティーナを手に入れて、その血を受け継ぐものをまた手に入れたくなったのだ。
その子の親になれれば、また権力も持てる。
「ひとは贅沢に慣れると怖いですね」
むしろ贅沢な国からきた弟妹の言葉こそ、だ。
弟妹にもそれとなく粉をかけてるものがいるらしい。
愛し子の姉ほどではないが、彼らにもその魔力があるとバレていて。
幸い、まだまだ子どもな彼らには不埒なことをするものがいなくてよかったが油断はならない。増えてきた精霊に頼んでいた。
弟の頭と妹の頭に精霊つき。
「ぼくジェレマイアの魔力好き……おいち……」
「ステファニアのムラっけある魔力……ひっく……たまらん……」
魔力が整ってうっすら精霊が見えるようになってきた弟妹には「なんかもぞもぞする」と不評であるけれども。
「ビカビカする光の塊が身体中のあちこちな姉様よりはましよね」
それね。
そのビカビカとした光は、月に一度の儀式でこの国にも振りまかれる。
故国ほどではないが育った神木から。
ふと。
観衆の中に枯れた枝を杖にした――セラスロティーナとその光を嬉しそうに眺めて涙したひとに。
「……ついて行っても良い?」
精霊の数人が、そっとセラスロティーナの気持ちを察してくれた。
その杖は枯れているけれど、まだ微かに魔力が残っている。
それは彼の父親の、最後の魔力だ。
「わたしね、ドリアスの魔力、好きだったの」
やはり魔力の味はひとそれぞれらしい。
ついて行った精霊たちは、彼の父の愛深い魔力の分、彼を護るだろう。
その杖をついて去る背中に、セラスロティーナも――目の前に散る黄金がまぶしくて。
「普通の物語なら、その逃れた先で王子さまと結ばれてハッピーエンドなのに……お姉様ったら」
妹が肩をすくめた。
「そして私たちったら」
その顔はとても晴れ晴れしていて。
「本当はこの国乗っとってやろうかと思ったけど、そうしたら同じレベルに落ちることになりますし」
弟も同じように。
三人揃って旅装備。
セラスロティーナの手には――枝。
またおいていかないでと頼まれた。
「私も勝手にして良いと思うの」
「本当にそれです」
「むしろ遅かったくらい」
三人だけではなく、そこには彼らの友人たちの姿も。
「いやいや、子どもたちだけの旅は無理あるって」
「そうそう、私たちもいろいろと準備ありましたし」
公爵家縁の一門の彼らも。かつてはまだ幼く、親の言う通りに越して来るしかなった子どもたちだ。
今では――いや、最年少の妹たちはまだ十三歳だけれど。でもかつての自分達もその年齢であったし。兄姉としてそこはちゃんとしよう。
弟たちはこの数年で身体もしっかりと鍛えていて。
「護衛は任せてください」
それぞれ得意な獲物を腰に。頼もしい。
「お姉様の宝石は全部置いていきましょ。足がつくわ」
なんせかつての王家の印や、この国のものもまた同じような。
その代わりに自分のならば子どものデザインで換金もしやすい。妹はそのために質の良い物を見分ける目利きにもなっていた。旅の旅費はすっかりといつの間にか商人と渡り合える妹頼りになってしまった。むしろ彼女が兄姉よりしっかりしていた。
「いや、姉様がいれば一番最強で安全なんですけど」
精霊の守りがビカビカと。
そうして彼らは精霊が本当に住みたい国を作るために旅に出た。
「神木は」
「父様も魔力あるからしばらく持つでしょ」
精霊いわく「うっすい」「あっさり」であるらしい。汁麺物か。
「加齢で魔力減ってきているけれど、自分たちが移り住むって決めたんだから」
「五年前に戻るだけです。五年間も優遇されたうちに、解決策を作らなかった……姉様頼りにしようとしたツケが回ってくるだけですよ」
「そうそう、自分で決めたんだから」
――私たちも自分で決める。
セラスロティーナは時折想う。
かつての年上の婚約者。従兄弟と思っていたロズウェルには、良くも悪くも、やはり様々と影響を受けたなぁ、と。
良くも悪くも。
彼の姿に旅立ちを決意し。
――引いてくれた手のあたたかさだけは忘れられない。
「……初恋だったのかしら」
「姉様、やっぱりにぶい」
「僕たちの焼き餅も気がついてなかったんだから仕方ない」
そうして彼らは様々な国を回り、やがて彼ら自身で美しい国を作った。
杖を持つ聖人の伝承が時に男性で時に女性なのは、そうしたことだろう。
「ほほほ、私の魔力に酔いなさーい」
ステファニアが笑いながら――良い笑顔で――聖樹に魔力を注ぐ。彼女の子供達も真似している。
キターッと嬉しそうな精霊たち。堅物なジェレマイアの魔力が好きな精霊たちも満足そうにモグモグしている。たまの嗜好品は良いものだ。
「べつに姉様だけに頼りきりじゃなくてもさ」
そう、月に一度に大量の魔力を捧げていた儀式。
それは権力の集中になり、統治する面では大切であったのたのだろう。
国の誰が偉いのか――王かと、人々にわからせるためには。
そのために、儀式のようにして。
わざわざもったいぶって。
身体に負担になる一度に大量の。
――ドリアス王が亡くなったのもこれが原因だろう。
ふと気がついたのだ。
弟妹の頭の上でツヤツヤぷくぷくしている精霊たちに。
それにいつぞや母方の従兄弟たちの魔力も食っていたではないか。
一番美味いのは自分たちとしても、他の魔力も食えないわけではなく。
「飽食暴食は良くない」
「美食ばかりではなく、野菜も食べり……野菜なのかな? むしろ肉?」
「小分けにすればいいのでは?」
それは、本当にそう。
誰か一人に頼り切りになるからいけないのだ。脆いのだ。
国を本当に護りたかったら、誰か一人を犠牲にするのはなく。
姉思いの弟妹たちだった。その子どもたちだって。
「血が濃くなっていたから王家の人間の数も少なくなっていたと思うのですよ」
権力の集中のためにの弊害がここに。
精霊たちに聞いたら、血の濃さは魔力の濃さには遺伝ないらしいし。
「むしろ性格が味に出ると思う」
親やしがらみなくなった彼らは好きな相手と結ばれることもできて。
聖樹に護られた国は、また他の国にも頼られて。
そして杖をつきながら聖人が旅をする。この国から世界に。
各地に残した聖樹の分け技に、少しずつ精霊と魔力を与えながら。
かつて滅んだ国にも、今ではまたかつてのような立派な樹が――小さな墓とともに。
弟妹が良い子たちです。
お姉さんがまた良い子だからでしょうね。精霊が喜ぶ魔力の持ち主な証。
真っ当に因果を断ち切ることができたのも。
お引越し…子どもの意見も大事かと。
「そんなものでいいのか?」
https://ncode.syosetu.com/n5516mq/
のセラスロティーナ側でした。
聖剣伝説は2が好き…。




