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こんな世の中に私がいるということ

作者: 絵空雅貴

事故、病気、災害、事件


世の中では色々なことが起きて、人が亡くなる


寿命で

周りに家族や親戚に囲まれて

自宅で最期を迎えることができるなら


それは何よりも幸せなことだろう


でも

現実は

そうとは限らない場合がある


予期せぬ不幸があって

望まぬ結果により

不慮の事故で

未曾有の災害で


命を落とす人がいる


どこの誰かもわからない人が

ある日、亡くなったと聞いても


実感がわかないだろう

少なくとも

私はそこまで悲しむことはない


けれど

誰かが死んだ、ということは事実で

私はまだ生きている、ということも事実で


どちらもこの世で起きている事柄

この世界で

私は考えさせられる


何もできないし

何もしてない


情けない


辛い


苦しい


他人が死ぬ中で

自分が生きているからなのか


生きていることそのものを

よくわからなくてなのか


何もしてないのに涙が出るんだよ



極端なことだけれど

自殺はだめだっていうけどさ


何もできないのに

何していいかわからないのに

生きてるって

自分で自分を殺して生きてると思うんだよね



そんな時でも

逃げてもいいって

言えますか?


何もできなくたって

それでも生きてるから

いいんですか?


本当に辛かったら

泣くことすらできない、とか


それ

本気で言ってますか?


何もできなくて

悔しいから涙溢れてるんだよ


泣いてる時点で

もう

十分に

つらくて、

苦しくて、

悲しい思いをしてるってことに

気づいてあげてほしい


それでも


やっぱり

私はわからないんだ


逃げたっていいって言われても

正面から進むだけが道ではなくとも


止まったり、曲がったり、戻ることもある

そんな私だから


たとえ泣いたって

逃げないで

自分の理想(ゴール)を目指そうとするんだよね


さあ、進もう

1つより2つの方がいいから


これでも

私は生きている

これからまだまだ成長できるはずなんだ


そう言い聞かせるように



ところで


あなたの目指す目標(ゴール)は何ですか?

どう在りたいですか?


今は、どうですか?


どんな自分になりたいですか?


自分を誇れる自分に

なれたらいいのですが⋯⋯




そんなことを思って




私はまた


涙を流した


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