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ここは、オーシアナ王国の会議室。

かねてから話し合われてきた、要塞島フォートリアの侵略計画は全く進展を見せなかった。

かの島国は、天然の岩礁、海流などにより攻め入ることが難しく、また近くに寄れても島の周りを囲む砲台により潮に舵を取られてる間に撃ち落とされてしまうのだ。

海軍大将である王弟レオン・オーシアナは、いつも同じようなことで会議を開くが、特にアイデアを出すわけでもなくあーだこーだと言ってくる貴族どもにうんざりしていた。

国の半分は海に面したオーシアナ国の海軍は、周辺国とは群を抜く強大さを誇り、その隊を率いるレオンは海神と呼ばれる男である。

しかしそんなレオンですら、あの要塞島の攻略は難しく、攻めあぐねているのだ。


「もういい。これ以上は無駄だ。」


ため息と共に言い放ち席を立つレオン。

貴族たちは引き止めようとするが意に介さなかった。


自室に戻りレオンは思案する。

やはり一度塩の流れや岩礁の位置などを自分の目で確かめたい…

そこで商人に紛れて要塞島 フォートリア国へと忍びこもうという前々から考えていた計画を実行することにした。



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