5話 必要経費
コメントお待ちしています
「にしても長くないか?もう1.2時間は、歩いてるぞ」
トゲ鉄球を溶かしてから、かなりな時間歩いているが一向にたどり着きそうにない、更にいうと足が痛い、不死身だろうが痛いもんは痛いんだ。なので未だに注射が嫌いだ。痛いからな
「大人でしょこれぐらい我慢してよ」
この子にまさかここまでの正論を言われるとは、おじさんびっくりした。トレジャーハンターやってるらしいしこれぐらいの困難はめちゃくちゃ体験しているのだろうな、遠くに人影が落ちているのに気づいた。
「やっと退屈しなさそうだな」
その影の正体は、岩でできたドデカイやつゴーレムとか言ったか、そんな感じだゴーレムはそのまま腕をふるい。こちらに攻撃を仕掛けてきた。
「うおっとあぶない」
その腕を回避するが、後ろで見ていたユリカから、辛辣な言葉が飛んでくるとは思わなかった。
「不死身なのに避けるの?」
たしかに俺は不死身だ。だが先ほども語ったように、それとは別に、痛覚が消えているわけではない。当たり前だそんなもんがなかったら病気になったら直せないからな死なないけど
「痛いもんはいたいの」
と反論したのはいいが、岩には炎が通りにくいと聞くもう一度殲滅火炎撃を打ったとしても避けられたらしっかり熱が入らずジリ貧になるが……そうだ
「追双炎護射」
こいつは、名前の通り相手にホーミングする技、ちいとばかし威力が低いが、当たれば岩ぐらいは砕けるぜ。どうやらあたったらしいが、無傷いやこの感触そうかなら
「灼爆裂連砲」
俺の考えが、あたっているならやっぱりだ。やつの胸には、コアがある、あれを破壊すればいいが炎は、いまいち効きにくいなら
「ユリカあれに、向かってぶっ放せ」
ユリカの持っている蒸気の銃あれを、使えばもしかしたらあのコアを砕けるかもしれない。
「わかった。スチームバーストォ」
ゴーレムのコアをスチームが、貫いた。どうやらこれで終わりらしいそして、こんな大ボスが、いるならあと少しで待っているのだろうお宝が