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3話 死なないのでトラップ余裕です

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馬車に揺られ三〜四時間、そのダンジョンとやらについたらしい、と言いつつここからが本番とはまさにこの事で、まず扉があかない、鍵でも持ってんのかな〜と思ったが、隣のユリカの顔がポカ~ンとしているので持っていないのだろう


「ピッキングとかできないのか?」 

「できると思うけれど、やるだけやるわよ」


腰から、ピッキングツールを取り出しそのまま、扉の鍵穴にぶっ刺す。何年も生きているが、ピッキングを見るのは初めての経験だ………


「どうだ?」

「黙ってて」


鍵を持っていなかったのに、ずいぶんないい草である。どちらかといえば、下見をしなかったほうが悪いと思うのだがそんな事を考えていると、カチャッと音がしたどうやら空いたらしい


「おまたせ空いたわよ」


意外とでかい扉を、二人がかりで開ける多少重いが、どうにかなる重さだったのでこじ開けることに成功する。そのまま二人で、玄関……この場合はエントランスか?まぁそんな感じのところについた。


「苔が蒸しているわね。ずいぶん人が入ってなかったのかしら」


こんなダンジョンに、入ろうと思うバカはいないだろう普通の神経していれば、俺もカネがないからここにいるだけで、そんなに来たくない。その瞬間、上から爆音が聞こえた。俺はユリカを跳ね飛ばした。


「そんな、嘘」


上から落ちてきたトゲ付きの天井に、俺は潰された。どうやらユリカは、泣いているようだ。さてこの作品のタイトルは、不死身の俺だ。一様不老不死の類だが、今はいいかまぁ嘘と言われたので、言わなきゃいけないのは1つ


「嘘です」


某ぺ◯ちゃんのように舌を出し、頭をコツリ冷静に考えると、成人男性がこれやってるのキモいな、と感じたのですぐさまやめた。それはもうすぐに


「どういうカラクリなのそれ?」


先程ので呆れたのだろう、明らかに態度が今までと違うまるで、まるでそう哀れな人間を見ているような、うわっ………みたいな感じであった。


「不死身だからな、簡単に言うと」


何をどうしても死なない、しかも歳を取らないときている。上手いぐわいになった。人魚の肉を食った時本当は化け物になるはずが、不死身を得た。運良く適合したんだ。俺は

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