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2話トレジャーでハンティング

この世界は、一様ナーロッパ的なやつです

眼の前に現れた。バックの持ち主の女性は、話を聞くに旅人というかトレジャーハンターのようだ。服を見ればわかるゴーグルとか蒸気の銃とかで、まぁどこで話を聞いてんだって?そこら辺のカフェですよカフェ


「私と一緒に、ダンジョン来てみない?」


唐突なお願いだった。まぁ普段であれば、断っていただろうが、奇跡的に俺は今金に困っている。何故なら俺の元いたパーティは、僧侶のやつが金を管理していたんで、現状無一文(げんじょうむいちもん)というわけだ。願ってもないチャンスだ。ここで金を手に入れられれば、明日の宿にありつける


「わかったぜ。嬢ちゃん分け前くれるんなら一緒に行ってやろう」


ここでちゃんと分け前のことを言っとかないと、後で踏み倒される危険が発生する。そんなことは避けなければならない、なぜならば!野宿はいやだからだ!


「わかった。3割でいい?あと嬢ちゃんじゃなくて、ユリカ」


少女は、そう口にした。少なっえっ………3割ですか?え嫌だなでも断られるのも、それはそれで嫌だ。こんな状況で、そんな事されたらやたら不味い勇者どもの思うツボだ。そんなことにさせて貯まるものが


「何ゼニーくらい稼げる?」


3割でもいい。ただ金になればそれでいい、ちなみにゼニーというのは、この世界の金だ。一円が1ゼニーくらいと思ってもらっていい。というかそれで覚えたのは俺だしな


「百万位かな?うまく行けばだけど」


さてと、計算の時間だ。百万の3割は……三十万だ!それだけあれば、今後変なことしなけりゃ過ごせる。まだまえる!というかそんな大金どうやって稼ぐんだ?


「うまく行けばってどう言う?」

「魔導具は知ってるでしょ」


魔導具は、名前の通り魔法の力を宿す道具のことだ。俺の腕についているヴェンデッタも、その1つだが、これに関しては単純に魔導具じゃないんだよな。


「でもたかが魔道具で、そんな金行くかね」

「たかがとは失礼ね。この世に2つとない希少品らしいわ」


さてとここで、疑問が生まれるだろう諸君いやこの世に2つとない、魔道具の情報なんてどう手に入れたんだよ!とまさにその通りで、別に何年も動けなくなるのはいいだが歴史に残る事をされると俺がこまる。


「それ信じていいのか?」

「信じることが私の魔法よ!」


とまぁひと悶着ありまして、馬車であーだこーだ言っている間に、ついてしまった。そのダンジョンとやらに



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