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自己紹介!

 扉を直した僕は妹を連れ学校を案内することにした。まずは友人を紹介しようか、いや大広間よりも先に商店や洗濯屋を紹介しようか。

 などと考えているうちにすぐに友人たちと出会った。どうやら妹に早く会いたくて待っていたようだ。


「やあ」

「よ」

 と短い挨拶をして僕は「まずは自己紹介しようか、妹から時計回りで」と妹に自己紹介をするよう促した。

「テティス・ヴートって言います。年はおにぃより一つ下で14、人族です。好きな食べ物は甘いもの、好きなことは体を動かすこと。苦手な食べ物は辛いもの、苦手なことは頭をつかうことで、簡単な事でも時間がかかってしまうのでおにぃにはいつも迷惑かけてます。おにぃからはみんな優しくて実力者だって聞いてます。自分はいままでおにぃぐらいしか実力の釣り合う人がいなかったのでちょっと期待してます!よろしくです!」


 女性陣から「ちっさくてぴょこぴょこしててかわいいネ。これでまたロリコン疑惑が確信へと近づいたネ」などと戯言が聞こえるが無視だ。次は半竜の大男ゴットハルトだ。


「ゴットハルト・シーザーだ。年はアキレウスと同じ、見ての通り半竜だ。この大きな体と龍の膂力を使って槍術を主に使う。また火魔法も人並み以上には使える。好きな食べ物は見た目と合わんが甘いもの、好きなことは食べること。嫌いなことは人に負けること。お前のことはアキレウスから聞いている。徒手空拳にこだわってると聞くが訓練では自分の得物を使う。容赦はしない。次は貴様だ、ソーニャ」


「ソーニャ・ノーベルだよ~。獣人族でーす。年は15。好きなことはごろごろすること。嫌いなことはキビキビ動くこと。ちなみに斥候だよー。」


 斥候なのにキビキビ動くことが嫌いと聞いて妹が混乱している。この場の誰もがよくわかっていないが本人曰く「こそこそするのが好き、好き度はぷらすだよ~」とのこと。と妹に耳打ちすると「なるほど」と理解した。理解できるのかテティス……。


「吾輩はアルノーリト・アーノルドである、ドワーフであるが風魔法の得意な魔法使いだ、鍛冶も幾度化才能があると言われたことがある。好きなことは彫刻づくりとなにか設計すること、アキレウスの車椅子はほとんど俺が設計した。嫌いなことはとくにないが、強いて言えば重いものを使うこと。みんなからは『アル』と呼ばれている。アキレウスから幾度と無く鍛冶の道を進めと推されている。なんとかしてくれ」


「それは無理だな!おにぃは私より頭がいいから言いくるめられて終わる」と妹が言うとアルはがっくり項垂れた。もちろん僕はやめる気はない。だって使いやすいもんアルの作るモノ。


「やー。エッツィオだよ。ゴットハルトと同郷の半竜さ。僕はゴットハルトとは違って魔法に長けていて土と火の魔法を使うよ。好き嫌いなし。今後ともよろしく」


「シン・ツェインっていうネ。人族ネ。みんな私のことを『赤髪の死神』とかたいそうな名前で呼ぶヨ。胸がおっきいから暗器隠しやすいネ。こういうとき女でよかったと思うネ~。好きな食べ物は辛いもの。好きなことは武器を買いに行くこと。好きな人のタイプはおっきな人。嫌いなことは魔法にあしらわれることネ。テティスちゃんはかわいくていい子ネ。かわいがってあげるネ~よければ暗器術教えるヨ~」


 妹は「暗記術!?」と一瞬テンションが上がったがすぐに訂正するとテンションが下がった。


「最後は私。ラダ・ハバーク。エルフの魔術師。好きなことは読書、嫌いなことはしゃべること。私のことはみんなみたいに呼ばずにお義姉さんと呼ぶこと」

 フンス、と鼻を鳴らして無い胸を張る。かわいいなぁ……あとで一緒にお菓子食べよ。


「おにぃの彼女ですね!おにぃをよろしくお願いします!」


 ラダはまかせろとばかりにサムズアップ。かーわいいなぁ……。

思ったよりテンポが悪いかなぁ…

初期設定彼女持ち主人公、前衛的だと思うんです。


※12/02 妹の名前間違えてました。

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