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給仕の仕事

第1話

リリアナの巻き込まれ体質により事件に巻き込まれてしまいます。

ユノベルという町に回復薬を専門に作って販売している店があった。


こちらの店主は材料にこだわり効果の高い物を届けたいという思いで店をやっていた。


その効果は高く、他でポーションとして売られている物の数倍効果がありそうだ。


だが、当然材料費が高くなるため販売価格を他の店で並んでいるものよりも上げなければならずここのポーションは売れないから高くして利益を取るしかないと勘違いされ思うように売上が上がらなかった。


さらには店主が回復薬作りには秀でているが劇的に商売下手という事も原因となりこの店はとても裕福とは言えない所であった。


リリアナはそんな家の看板娘であった。


「おじいちゃん、今日もうちの回復薬買いにきてくれたの?」


「あぁ、この腰と膝の痛みにはあんたんとこの回復薬飲めば一発じゃわい。他んとこのは全然効かんでいかんわ。やっぱここのでないと。」


うちはこう言った昔からのお客さんで効果をわかって買いに来てくれている人たちに支えられている。


私はこの店の看板娘として働いていたんだけど夢だったリベルタ中央魔導学院の合格通知が届いた。


私も両親と同じようによく効く回復薬を作りたい。

家で教えてもらえる事以外にも学びたいと思っていた。


「こんにちは。回復薬頂けるかしら?」


昔からの常連さん以外で唯一この店を使ってくれるお客さん


アウレリア様


貴族の方で同じリベルタ中央魔導学院に合格したらしい。

アウレリア様は大変優秀で魔法が特異らしい。

うちの魔力回復薬を贔屓に使ってくれている。


「いつもありがとう。ここの薬は回復量が全く違うんだもの。それではごきげんよう。」


アウレリア様は学費の事なんか気にしなくていいんだろうなー


魔導学院に通ってからも働きながらを考えてるけどそれまでにもお金を稼がないと。


日雇い労働の募集を広場で探してみた。


半日拘束で銀貨10枚。


なかなか割りのいい仕事だ。


ボッタクーレ商会


最近になってユノベルで売上を伸ばしているらしい。


仕事内容はうさぎの衣装を着てイベント会場の給仕をする係だそうだ。


応募してみることにした。


すると、合格だとの事で場所と時間を書いた紙が送られてきた。



オークション会場控え室



「お前たち着替えは終わったか!」


ジャコ・ボッタクーレが扉を開ける。


「きゃあー」


まだ着替え終わっておらず給仕から悲鳴が上がった


故意に開けたのだろう


「うるせー!給仕の代金を先に持ってきてやったんだありがたく思え!後では会えないからな。はっはっは。しっかり客のご機嫌を取るんだぞわかったか?半日で一人銀貨10枚だ!普通こんなにでないぞ。10人分で100枚入っている。わかってるな、しっかりやれよ!」



「確かに半日で銀貨10枚ももらえるところなんてない。お給金のためにも頑張らないと!あれ?10人?もっといたような気が....あれ本当だ10人だけだ。勘違いかなー?」


リリアナはそう思った。




オークション会場


「さぁ他にはございませんか!それでは51番のご婦人が落札されました。おめでとうございます。」


「さぁお次の商品はお待ちかね、木彫りの猫5体セットでございます。こちらは販売価格銀貨25枚から。さぁどうぞ!」


「25」「26」「29」......客が希望額を提示していく


急に


一人のうさぎの姿で給仕している娘の尻をヴァルケル将軍にが鷲掴みした。




「きゃあああぁ、いやー!!」




パァーン!




リリアナの平手打ちがヴァルケルの頬にキレイに入った。




ヴァルケルが力任せにリリアナを床に叩き転がす。




「お客様!商品には触れないようお願い致します。」




(えっ...商品?)




「ふん、まぁいい」


「それでは本日のメインイベント!」



壇上に白い布がかぶせられた檻が移動してくる。


「今回、こちらの商品の入手には大変困難を極めました。しかも今回は2点入手しておりかなりの美品でございます。」


「さぁ給仕のみなさん、全員壇上に上がってみんなで布を引いてください。




言われるがまま臨時雇いの給仕たちは壇上に上がった。


そして一斉に布を引き剥がす。




檻の中にはエルフが2人


とても綺麗でリリアナは目を奪われた




(やばい)




同時にこのオークションはわたしなんかがいてはいけないところであったと悟った




「さぁさぁ会場の皆さまも目を奪われる美しさでしょう!エルフは金貨5枚、周りにいるものたちは銀貨50枚から」




(えっ?それってわたしたち.....いやだはやく帰りたい、ここから帰らせて...)


「さっき俺を引っ叩いたやつ真ん中にいるあいつだ銀貨50だ!しっかり指導してやる、がははははは」


ヴァルケルがリリアナを競り落とそうとする。


すると別の客から


「いやその娘はわたしの好みだ、銀貨60だそう」


(いやだいやだいやだいやだいやぁ...気持ち悪い...誰か...誰か助けてぇ.....)




客席




マントを羽織った黒い服の女性



「そこまでよ!」



壇上にいた数人も同じ姿をしている者がいる




(さっきまでわたしと同じうさぎの姿をしてた人たち、いつのまに...)



「あなたたちの悪事はここまでよ、しっかりと制裁を受けることね」


リーダーみたいな人がそういった。


「さぁみんな行くわよ!」



「お前たち!俺の息子を殺したやつの仲間か!?絶対にゆるさねぇ!出てこいお前ら!」




どこかに潜入していたのか黒い服を見に纏った女性たちがオークションの見張り役、ジャコの護衛たちと戦闘になっている。




オークションの客は我先にと逃げ出している。




「きゃーやめて!」




ヴァルケルがリリアナの腕を掴み引っ張り連れ出そうとしている。


なんて執念深い男だ。




黒い服を着た女性がリリアナとヴァルケルの間に割って入る。




「あなた、大丈夫?後ろに隠れてなさい」




ヴァルケルと獣人の女性と戦闘になる




ヴァルケルも手強くなかなか決着がつかない。




決着がつかないまま王都守備隊が騒ぎを聞きつけ突入し出している。



「少し手間取ってしまったわねエルフの二人を解放して撤退する」


リーダーが言った。


「いまいましいやつらめ!次に会った時覚えていろ!」


「お前は必ず俺の奴隷にしてやる、忘れるな!」


そして


ジャコ、ヴァルケルの逃亡を許してしまった。

読んで頂いてありがとうございます。

こちらの外伝は不定期更新です。

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