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天界の神々、実はちょっと本気です  作者: よむよみ
第六章

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第三十二話 上位の神々の判断

戦場には、休息が訪れていた。

皆、傷を回復し、疲れをいやしている。


そんな中、戦闘部隊上位の神々は、今後どうするか話し合いを行っていた。


「戦力は充分か?一旦、引いた方がよいのではないか。」

「無理に戦う必要はあるのだろうか。このまま放置でもよいのではないか。」

非戦論も、ちらほらと顔を出し始めていた。


ただ、少しおさまっているとはいえ、おびただしい魔力があふれ出てきている。

一般的に、魔力は生命体に悪影響をもたらすことが知られている。

魔力を浴びてしまった個体は、体が巨大化し、凶暴化してしまう。

このままでは、間違いなく、生態系に大きな悪影響がもたらすことになる…。


現状、平和が保たれているこの宇宙において、それはできるだけ避けたい事だった。

それに、友好を築こうとしている魔界との関係性も、このままでは壊れてしまうかもしれない…。


次元の狭間からあふれ出てくる魔力を、どうにかする必要がある。

どうやって…?元凶をどうにかするしか方法はないのではないか…。


やはり、上位の神々は、このまま攻め込むことにしたようだ。


天界の有力な戦力は、ブラックホール解体作業のため、全員ここに集結している。

今が一番戦力が整っているといっても過言ではない。

これ以上の戦力は考えられなかった。

一刻も早く何とかした方がいいと思う以上、今、攻め込むのが一番得策と判断したようだ。


次は、どうしたら勝てるか――戦術の話し合いが始まったようだった。


「おやつでも食べるか。」

メモリナが右太ももにある収納ボックスから、おやつを取り出した。

「わたし、これ。」

すぐにルミエルが、お気に入りのエクレアを手に取る。

ミカエルは、シュークリーム。私は、プリンを選んだ。

「精神的にきつかったから助かる…。いつもありがと!」

メモリナは、静かに頷き、残りのアイスクリームを食べ始めた。

収納ボックスは、冷凍機能もついているらしい…。知らなかった…。


大きなダメージは受けていないものの、飛来してきた物質を撃ち落とすのに精神をすり減らしていた私たちには、お菓子はちょうどいい休息だった。


上位の神々の戦術の話し合いは、そこまで時間がかからずに話がまとまったようだ。

今度は、一緒に魔王と戦う神々を募集し始めた。

上位の神々が、今集まっている神々に、熱く語りかけている。

「この宇宙のためにも、今、魔王を倒すべきです。

一緒に戦いませんか?一緒に魔王を倒したという栄誉を勝ち取りましょう。」


回復要員、バックアップ要員も必要としているようだった。

“栄誉”とか“魔王”とか、私にはまだ実感が湧かなかったが、私たちは頷きあって、参加することにした。


「好奇心が強すぎるところは、私たちの欠点かもしれないですね。」

ミカエルの言葉に、私は笑いながら頷いた。


   第六章 大魔王降臨 完


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