あとがき
これまで登場したキャラの裏話がしたくて
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
最初は脳内で燻っていたアイディアを形にして投稿するだけのつもりだったのですが、
まさかここまで夢中になって物語を紡げるとは思ってもいませんでした。
書いているうちに、楽しくなってきて
気づけば“彼らと一緒に旅をしていた”ような感覚になっていました。
読んでくださった皆さんのおかげで、ここまで書き切ることができました!
ここでは読んで頂いた方々へのお礼と
キャラの裏話を載せたいと思います。
再び読んで貰えたらその時はもっと面白くなっていますように
ワイアット編
伝説の勇者の息子なんだけどちょっとヤバい奴だった
伝説の勇者の息子は共に生きて老いて死ぬ為に
登場キャラ
ワイアット・クレイン
前作の主人公。
「勇者じゃない主人公」を作りたくて生まれたのが、彼──ワイアットでした。
最初は“アンチ勇者”ってテーマで考えてたんですが、気づけば自分の理想のヒーロー像になってました。
名前の由来はめっちゃ単純で、「カウボーイっぽい名前」ってだけです
でも気づけば、物語全体の“芯”を作ってくれたキャラでした。
ミレイナ・クロシュノレーヌ
ワイアット編のメインヒロイン。
最初はヒロインじゃなくて、完全に“ツッコミ役ポジション”だったんですよ。
見た目の設定は単純で、「女騎士といえば銀髪でしょ!」っていうノリです。
気づけばツッコミも戦闘も恋愛も全部こなす万能ヒロインになってました。
カレン・マリアライト
盗みとお色気担当。
ミレイナがまだツッコミ枠だった頃に考えてたキャラで、実は当初“メインヒロイン候補”でした。
作中でもワイアットと一番イチャイチャしてるし、彼の無茶な作戦にノリノリで乗っかるのもその名残です。
最初に恋人関係になったのも、「当時はメインだったから」って理由がデカいです
以前も書いたんですがモデルはマリン船長です。
エトラ・セリエドール
清楚とチート担当。
最初はミレイナとカレンの2人体制で行く予定だったんだけど、「なんか足りないな……」ってなって誕生しました。
構想段階では名前が「エトラ・ソシエール」だったんだけど、流石にそのままじゃ使えないと言う事で「セリエドール」に改名しました
モデルと言うより意識してたのはフェルンとニュイさんあたりの雰囲気です。
穏やかで優しくて、でも実はめっちゃ強い──そんな理想像を全部詰め込んだキャラです。
アイネス・メランコリー
「人魚のヒロインが欲しい!」っていう単純な発想から生まれた、ヒロイン兼“裏主人公”ポジション。
実はエトラと同じ時期に考えたキャラで、だからこそ作中でもこの2人が一緒に行動するシーンが多いんです。
ワイアット編の1章ラストを「アイネスだけが不老で残る」形にしようって決めたのもその頃。今思えば、アイネスが存在した事で物語全体のテーマがこの時点で決まってた気がします。
ノーザン・クレイン
もともとは初代主人公になる予定だったんですけどあまりに“勇者テンプレ”すぎてボツになりました。
真面目で強くて正義感があって、それ以上でも以下でもなくて。
結果、「普通にいい人」で終わっちゃったキャラ
ただ、ワイアットの父としてのポジションが思いのほかハマったので、今ではむしろ“伝説枠”として良かったかも。
いつかZEROとかで本気で掘り下げたいキャラです。
ニーナ・ピサロ
ノーザの妻であり、主人公の母
“もしノーザ編があったらメインヒロイン”だった人。
実は設定だけじゃなく、ノーザの旅立ち〜伝説の剣手に入れるまでの話は一度ちゃんと書いてたんです。
性格はお淑やかそうに見えて実はノーザ大好きなムッツリスケベヒロインになる予定でした
ノーザが戦うたびに「あー♡ノーザさま~」って照れてるタイプ。
その他のキャラ
フィリア姫
彼女は「最初にキスしたヒロイン枠」専門キャラとして生まれました
読者に「えっ、この子がメインヒロインになるの?」って思わせるためのフェイクヒロインです
ミレイナやカレンに“初キス”というアドバンテージを付けると、バランスが崩れる気がして、
「じゃあ別の誰かにキスさせよう」っていう打算から生まれたキャラ。
“通り過ぎた初恋”みたいな存在としては、良かったと思います。
アーネスト・ロイド
元祖やられ役
エトラの元仲間で、「こういうのいるよね!」って感じの典型的ナルシスト勇者タイプを全力でやりました。
ワイアットの勇者を皮肉るために生まれたキャラで、ある意味ワイアットの対極の存在。
最初から「追放する」「読者に嫌われる」前提で作りました。
取り巻きの女
マジでなんの思い入れもないキャラです
アーネストの取り巻きとしてその場のノリで出したんだけど、結局一度も名前を呼ばれないまま退場しました。
というか、実際名前すら設定してません。
原案メモでも「女A」「女B」でずっと通してた。
ファルカ・スリード
ジャングルで出てきた女盗賊ファルカ。
彼女は「見た目カッコいいけど実はブラコン」というギャップキャラとして作りました。
怪力キャラの要素もあって、
その“怪力+情愛+姉御肌”の性格は、後のディアドラにそのまま受け継がれています。
つまりファルカは、ディアドラの原型プロトタイプ。ただ、当時は脇役だったので掘り下げられず、
結果的に“設定だけ強い女盗賊”で終わっちゃいました
レイノ・スリード
ジャングル編の被害者代表、レイノ・スリード。
もともとは“敵の弟を人質にする”っていうプロットから仕方なく生まれたキャラでした。
でも書いてるうちに、カレンとアイネスにいじられて、気づいたら性癖がねじ曲がってた不憫系男子に
グラン=ネフェル
“魔王の息子 vs 勇者の息子”という、
いかにも少年漫画的な宿命バトルをやりたくて作ったのがグラン。
でも実際に話を進めてみたら、ワイアットが外道ムーブを連発するせいで切れ痔の魔王に成り下がって
立場が完全に被害者側になってました。
「根はいい奴」で終わる、悲しきシリアス担当。
ジグ・バスカローネ
我らがやられ役代表・ジグ。正直言って、アーネストの後釜として「もっと不憫に、もっと笑える奴」を目指して作ったら、いつの間にか作中屈指の被害者キャラになってました。
最初はただの対比要員だったのに、気づけばギャグの星、リアルで辛い事があったら密かにジグに酷い目に遭わせてしまってた気がします
リィナ・ルージ
思い入れゼロ枠その2。
ジグの仲間、炎属性の魔法使いっていう、適当なキャラです
炎魔法使いって設定以外、性格も過去も特に決まってませんでした
エルミナ・シュヴァルツ
はい、思い入れの無いキャラその3です
リィナと同じく「ジグの仲間もう1人くらいいるだろ」っていうノリで生まれました。
性格がブレッブレなのも、単に設定が固まらないまま修正しなかったせいです。
武人キャラっぽかったり冷めたキャラだったり、たまに変なテンションだったり安定感ゼロ
ミュラ・ナージ
ジグパーティの中では一番目立ってた人。
毒使いの魔女って設定が地味に便利で、「あ、ここ敵の足止め欲しいな」って時にサッと登場してました。
他2人(リィナ&エルミナ)が空気化していく中で、ミュラだけは「なんか雰囲気あるキャラに見える」って理由でちょいちょい残された感じです
性格はお嬢様口調だけどただの悪女です
アメリア王女
恐らくジグに次いで2番目にワイアットの被害者。
第一章で悪役令嬢出したかったんですが、ネタが思い付かないので第二章での登場になりました。
一応あの後も周囲の制止も聞かずに、財政破綻するまでワイアットに月々1000万を貢ぎ続けました。
しかし、二章の登場で良かったとも、一章のワイアットだったら絶対ヤリ逃げした上で貢がせてたと思います。
アクア編
兄姉が立派すぎて影が薄い末弟は、ただ恋がしたい
登場キャラ
アクア・クレイン
2代目主人公。
アイネスの息子だからと言う理由で武器はトライデントになりました。
母アイネスの面影と、父ワイアットの魂を半々で受け継いだ結果、優しくて真面目なバランスタイプに落ち着きました。
戦闘面ではポセイドン(海を操る神)+
クー・フーリン(神槍の戦士)をベースにしていて、カッコいい槍使いみたいな感じで作ってました
書いてて一番「主人公として成長していく」感じが描けて、正統続編らしい存在になりました。
紫苑・スメラギ
アクア編のメインヒロインであり、作者自身のお気に入りキャラクターです。
「巨乳侍キャラを出したい」というシンプルな願望から生まれましたが、
気づけば物語の中心に立つ“もう一人の主人公”のような存在になっていました。
ワイアット編におけるミレイナのポジションを継承しつつ、
より内面の繊細さと“忠義と恋のはざま”で揺れる情感を重視して描いています。
彼女は強く、真っ直ぐで、けれど誰よりも心優しい――
そんな「剣と心の両方を持つヒロイン」として完成しました。
日ノ本編での活躍を通じて、紫苑は“戦う女”から“愛する女”へと成長していきます。
メグ・バスカローネ
ぶっちゃけ、作者の分身です(笑)
私と同じで酒とスカっとが好きな大賢者
書いていて一番楽しかったキャラクターでもあります。原案の時点ではここまでのチートキャラではなく、「少し頭の切れる旅の仲間」くらいの立ち位置でした。それが物語を進めていくうちに、空間操作・概念操作をメラ感覚でやってのける
“最強の賢者”に進化していきました。
もともとは前作のジグ・バスカローネの供養として描いたキャラだったんですが、
気づけば煽りカス属性が加わってしまい、
誰よりも自由に、誰よりも楽しそうに物語をかき回す存在になりました。
ディアドラ・クレイン
作中最強キャラにして、みんなの長姉ポジション。
かつてのファルカの“魂”を継ぐキャラクターで、設定上はもうフィジカルだけで世界トップクラスに君臨しています。バフも魔法も要らない、存在そのものがチート。
モデルは、範馬勇次郎+サイタマ+スタープラチナを足して割らなかった感じです。
「地面を殴って地震を止める」だの「神を蹴りで吹っ飛ばす」だの、
真顔でやるタイプのキャラを描いていて本当に楽しかったです。
彼女は“王であり姉であり、絶対的な安心感の象徴”。
アクア編では「助けに来た瞬間に勝ち確」という安心要素を担ってもらいました。
クレイン一族の中でもガチで喧嘩を売っちゃいけない人No.1です。
アズール・クレイン
後半辺りから4兄弟の中で一番“普通の人”。
派手な姉弟に囲まれた陽キャ系長兄ポジションで、ある意味いちばん人間らしい存在です。
ディアドラ=阿修羅、ハーデス=ハデス、
アクア=ポセイドンと神話モチーフが盛り盛りな中、彼だけは特に神要素は無しです。
海軍提督としても兄としても頼れる男ですが、
どこか軽口で人当たりが良いあたり、ワイアットに1番似てるキャラです
ハーデス・クレイン
アクアに一番優しい兄であり、エトラの息子なねで
最初から“魔術師”ポジションにしようと決めていたキャラです。
ただ、兄としての存在感を出すために「魔術師なのにゴリゴリの武闘派」
結果、バイデントを振り回す武器と魔術の二刀流になりました。
アクアがトライデントなら必然的に兄はハーデスでバイデントですね
モデルは『終末のワルキューレ』のハデスです。
神側闘士の中では1番好きなキャラなんですよね
メグとの恋愛は正直、最終回のビックリ要素くらいで決めました。
シーナ・ユークリッド
アクアの幼馴染ポジションで、物語の“闇”と“救い”を両方背負ったキャラです。
最初から「とにかく悪女にしよう」と決めて作ったのでアクアの成長を際立たせるための対比役として動かしてました。
14話で再登場した時も、まだ全然改心してなくて、
「アクアに養ってもらおう」とか、かなり下心全開でした。でも21話でジョンと出会って、ようやく「人に優しくされること」「自分の居場所を持つこと」を学んで、本当に救われたと思います。
元々は“破滅エンド”候補筆頭のキャラだったんですが、
書いてるうちにどうしても救いたくなって、
ジョンとの出会いで“幸せの形”を見つけるルートに変わりました。
正直、一番成長したのは彼女かもしれません。
レグナス・ガルマ
序盤のボスとして登場した、テンプレ悪役みたいな男。「王国を裏切ってクーデターを起こす→クレイン兄弟にボコられる」という、
最初から噛ませ犬専用キャラとして設計されてました。正直、書いてて「こいつ絶対後で改心しないタイプだな」と思いながら描いてました。
役目は完全に「クレイン姉弟の強さを見せつけるため」でした。
クラリーチェ=フォン=リバル
海賊に襲われていたところを助けられる典型的お嬢様枠。……なんですが、正直に言うと思い入れほぼゼロです(笑)
アクアと良い感じになって、紫苑の嫉妬をちょっと刺激するためだけに登場した、
“1話限りのイベントキャラ”みたいな立ち位置でした。今思えば、アクアと紫苑の結婚式には呼んであげてもよかったかもしれませんね。
イザナミ
中盤登場にして実質ラスボス枠の女神。
最初から「アクアにはトライデント・ゲイボルグ・天逆鉾の三神器を持たせる」と決めていたので、
そのうち“天逆鉾”を誰が持ってるか……と考えた結果、「もうイザナミ様しかいないな」と誕生しました。
この世界、ノーザのおかげで魔王とか大魔族みたいな存在が既に衰退してる設定なので、
いざボスを出そうとすると人外のさらに上を出すしかないのが地味に厄介なんですよね。
ジョン・アーベント
最終章で登場した、もう一人の主人公──裏主人公ポジションの少年です。
「第1話のアクアと共鳴するキャラを出してアクアに助けさせよう」という発想から生まれました。
迷い、傷つき、それでも前を向こうとする少年。そんな“初心の象徴”みたいなキャラです。
ちなみに、ジョンが登場するまではシーナは完全に闇落ちエンドの予定でした。
でも原稿を整理してる時にふと「いや、可哀想なのはジグだけで十分だな」
という結論に至り、ジョンを“救いのキャラ”として配置しました。
結果的に、彼がいたおかげでエスペランサ島編が優しく締まったので、
本当に物語のバランスを整えてくれた救世主でしたね。
以上になります。
次回作も検討中ですのでその時はまた宜しくお願いします!
次回作も計画中です。その時はまたよろしくお願いします




