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もう1人の旅人

最終章にして裏主人公登場的な

船が静かに波間を滑っていた。

 潮騒と機関の低い唸りが、夜更けの船内にゆるやかに響く。

 昨日の喧噪が嘘のように穏やかな空気──だが、医務室の空気だけは、どこか張りつめていた。


 白いシーツの上で、ひとりの少年が眠っている。

 年の頃は十六、いや十七ほどか。

 日に焼けた肌と傷だらけの腕


 アクアはベッドの傍らに座り、心配そうにその様子を見つめていた。

「……まだ、目を覚まさないな」


 紫苑は濡れタオルを手に、少年の額を拭いながら眉を寄せる。

「脈も呼吸も安定していますが……気を失ってから半日、反応がありません」


 メグは椅子を反転させて腰かけ、肘をついたまま少年を覗き込んだ。

「身体の損傷は全部治したんだけどねぇ。魔力も、普通の人間とは違う感じ……」


 アクアが静かに問いかける。

「……生きてるんだよな?」


 メグは軽く頷き、真剣な声で答えた。

「うん、でも……この子の“中”で、何かが戦ってる。夢でも、記憶でもない……もっと深い、魂の層で」


 淡い波音が、しんとした空間に重なっていく。

 外は晴れ渡った青空なのに、胸の奥にかすかな不安が残った。


静寂を破るように、アクアが口を開いた。

「……しかし、なんであんな小舟で、あんな場所に漂ってたんだろうな」


 船の航路から見ても、あの海域は完全に外れた位置だ。

 潮の流れも急で、あんな小舟でたどり着ける場所ではない。


 メグは少年の顔を覗き込みながら、頬杖をついてニヤリと笑う。

「あは♡でもさ、よく見たら結構可愛い顔してるじゃん?ねぇアクアきゅん、紫苑ちゃん、見て見て♡」


 「……メ、メグ殿!? このような場で何を言っているのですか!」

 「いや、空気読めよ……命に関わる話してるんだぞ……!」


 メグは肩をすくめ、ケラケラと笑いながら手を振った。

「冗談冗談♡ 」


 窓の外では、雲が流れ、海面に一瞬だけ影が走った。

 穏やかだった航海に、確かな“異変”の気配が忍び寄っていた。


淡い光が差し込む医務室。

 少年のまぶたが、かすかに震えた。


 「……う……」


 紫苑がすぐに身を乗り出す。

「気がつきましたか! 良かった……!」


 少年はまだ意識がはっきりしないまま、きょろきょろと辺りを見回した。

「……ここは……?」


 メグが椅子をくるりと回し、明るく笑って答える。

「おはよう、イケメンくん♡ ここはクレイン王国の船だよ〜。アクアが、海の真ん中で君を助けたんだよ」


 「アクア……?」


 少年の視線がアクアへと向かう。

 アクアは穏やかな笑みを浮かべ、手を差し出した。

「無事でよかった。俺はアクア・クレイン。

君は?」


 少年は少し迷ったあと、小さく息を整えて答えた。

「……俺は、ジョン。ジョン・アーベント……」


 メグは目を細め、ニヤリと笑う。

「ジョンくんね、いい名前!でもさなんであんな沖合で気絶してた?もしかして密入国者?」


「ただ遭難しちゃったんだって!密入国じゃないよ」


 アクアは思わず吹き出した。

「ははっ、メグの冗談は気にしなくていいよ。とにかく、もう大丈夫だよ」


 ジョンはゆっくりと微笑んだ。

 その笑顔は、どこまでも素朴で、どこまでも人間らしかった。


 ──だがアクアは、その奥にかすかな違和感を覚えた。

 “何か”が、この少年をここへ導いた。

 そんな予感だけが、胸の奥で静かに燻っていた。


ジョンは湯気の立つスープを一口すすると、ゆっくりと息をついた。

「助けてくれて……本当にありがとう。実は、ちょっと沖に出るだけのつもりだったんだ。

 でも急に嵐が来て、船が転覆して……気づいたら漂ってたんだよ」


 紫苑はそっと頷き、柔らかな声で返す。

「それは気の毒に……。無事で何よりです」


 アクアが椅子にもたれながら、彼の持ち物を確認していく。

「ハンモックにギター、火打ち石、ロープ、工具に……ナイフとクロスボウか」


メグが手元の荷物を覗き込みながら、

にやりと笑った。

「は〜、なるほどねぇ〜……」


「ん? どうした、メグ?」

「ん〜ん別に〜。ちょっと“海で迷った一般人”にしては、装備が出来すぎてるな〜って思っただけ」


 ジョンは苦笑いを浮かべ、頭をかいた。

「いろいろあった時に……一応、護身用にね」


 メグは軽く肩をすくめて引き下がるが、

 その目だけは一瞬、細く鋭く光っていた。


 ──この少年は“普通”かもしれない。

 けれど、“普通”じゃいけない何かを背負っている──

 そんな直感が、メグの胸をかすめた。


 アクアは穏やかに笑い、手を差し出した。

「俺たちも旅の途中なんだ。次の目的地まで乗って行きなよ」


 ジョンは目を瞬かせ、驚いたように顔を上げた。

「……いいのかい?こんな立派な船に、俺なんかが……」


「構わないさ。誰だって、困ったときはお互い様だろ?」


 その言葉に、ジョンの表情が少し和らぐ。

「……ありがとう。ほんと、恩に着るよ」


 メグがすかさず頬杖をつき、にやにやと笑う。

「はぁ〜♡アクアきゅん、優男〜。さすがモテ王子〜♡」


「殿は以前からお優しいお方です。困窮する者を見捨てるなど、殿の御心が許されませぬ」


 アクアは頭をかきながら苦笑した。

「いやいや、そんな大げさな……」


 ジョンは感心したように周囲を見回す。

「それにしても……こんな豪華な客船で旅だなんて、すごいね。俺なんか、木の小舟に毛布とギターだけだったのに……」


「うんうん♡ 運命の出会いってやつだね〜。

 安心しなよ、うちのアクアは“迷い人には優しい”って評判だから♡」


「……誰がそんな評判立ててるんだよ」


 笑いがこぼれる。

 静かで穏やかなひととき──

 だが、この“偶然の出会い”が後に何をもたらすのか、

 まだ誰も知る由もなかった。


 ──その夜。

 月明かりが静かに海面を照らし、波の音が優しく響いていた。

 潮風が頬を撫で、甲板の上には二つの影が並んでいる。


 紫苑が小さく息を吸い、穏やかな声で呟いた。

「やはり……殿は御優しいですね」


 アクアは欄干に腕を預け、遠くの水平線を見つめながら微笑む。

「なんかさ、あのジョンって……俺と同い年くらいでどこか似たような感じで、親近感が湧くんだよね」


「ふふ……。殿はそういうお方です。見知らぬ人にも分け隔てなく、手を差し伸べる……」


「そんな立派なもんじゃないさ。ただ……見過ごせなかっただけだよ」


 ふと、紫苑が海面を指差した。

「殿、あれを……ウミホタルです。夜の海に散る星のよう……綺麗ですね」


 アクアはその光景に目を細めた。

 暗い海を漂う青白い光が、まるで宙に舞う星々のようにきらめいている。


「……ほんとだ。すごく綺麗だ」


 しばし言葉を失い、二人は並んで海を見つめた。

 波間を渡る光が、紫苑の横顔を照らす。

 その儚さに胸を打たれ、アクアは自然と手を伸ばした。


 そっと、紫苑の肩を抱く。

 紫苑は一瞬驚いたように目を瞬かせたが、すぐに微笑んで身を寄せた。


 ──夜風に溶けるように、寄り添う二人の影。

 やがて波音だけが、静かに二人の時間を包み込んでいった。


─その光景を、こっそりと見ている影があった。


 甲板の柱の陰。

 ジョンは寄り添うアクアと紫苑の姿を遠くから見つめ、

 小さくため息を漏らした。


「アクア……やっぱモテるんだな……」


 波に反射した月明かりが、二人の背中を淡く照らす。

 まるで絵画のような美しさに、

 ジョンは少しだけ羨ましそうに呟いた。


「……いいなぁ、ああいうの」


「うんうん、わかる〜♡」


「……えっ?」


 唐突に隣から声がして、ジョンは飛び上がった。

 振り向けば、いつの間にかメグがにやにや顔で立っている。

 グラスを片手に、ほろ酔い気味の笑み。


 「び、びっくりした! メグさん! いつの間に!?」


 メグは楽しそうに頬杖をつきながら、アクアたちの方へ視線を向ける。

「ふふっ、あの二人は良いよぉ〜。尊みが深いんだよね♡見てるだけで“人間っていいなぁ”って気持ちになるもん」


ジョンは思わず苦笑いを浮かべた。

「……そうっすね。ああいう関係、ちょっと憧れます」


 メグはチラリとジョンを見て、口角を上げた。

「ねぇ、ジョンくん。君さぁ……なんか、ちょっと前のアクアと似た目してんだよねぇ」


「えっ……俺が?」


「うん。“誰かを想ってるけど、どうしていいかわからない”……そんな感じ」


 ジョンは何かを隠したいように言葉を失い、目を伏せた。波が寄せては返し、二人の間に短い沈黙が流れる。


 やがて、メグが微笑んで肩を叩いた。

「ま、人生は長いからね。焦んなくていいよ♡

ま、アタシって迷うって感覚を知らないからちょっと羨ましいんだよねぇ」


 そう言って、彼女は軽やかにグラスを傾け、

 夜風に髪をなびかせながら甲板を後にした。


 残されたジョンは、再び夜空を見上げた。

 月の光が、どこか切なく滲んで見えた。


──翌朝。


 甲板の向こう、海の地平線が淡く輝き始めた。

 陽光を反射する海の向こうに、白く美しい島影が浮かんでいる。


 メグが手をかざし、ぱっと笑顔を見せた。

「見えた〜! あれだよ、“インドラ洋の真珠”って呼ばれてる島──リナリブ!」


 アクアは潮風を受けながら、眩しそうに目を細めた。

「本当に……綺麗だな。まるで空に浮かぶ楽園みたいだ」


 紫苑も感嘆の息を漏らす。

「これほど豊かな島が存在するとは……南国の神々の祝福を受けているのでしょうね」


 メグが指を鳴らして説明を始める。

「リナリブはね〜、世界中の商人や旅人が集まるリゾート国家なの!

 観光・芸術・交易……全部が詰まってる夢の島なんだよ♡」


 ジョンはその光景に目を丸くして、ぽつりと呟いた。

「すごい……まるで夢みたいだ……。俺、こんな場所に来たの初めてだよ」


 アクアは笑って彼の肩を軽く叩いた。

「だったら、今日は思いっきり楽しもう。旅は一期一会だからな」


 ジョン「……うん、ありがとう。アクア」


 やがて船はゆっくりと白砂の港へと滑り込み、

 降り立った4人を、南国の香りと陽光が包み込んだ。


 カラフルな屋台、音楽隊の演奏、咲き誇る花々──

 海と空が溶け合うこの島は、まさに“楽園”の名にふさわしい場所だった。


「さ〜て!観光スタート! 今日は遊ぶよ〜〜っ♡」


「殿、日差しが強いので日傘を──」


「お、おい紫苑、そんなに世話焼かなくても……」


「はは……なんか、賑やかでいいな」


 ──戦いの記憶が遠ざかり、束の間の安らぎが訪れる。

 けれどこの島での出会いが、また新たな運命を呼び起こすことを、

 彼らはまだ知らなかった。


リナリブの港街は、まるで絵画のように眩しかった。

 白い石畳の通りには南国の花が咲き乱れ、

 果実や香辛料、宝石を売る露店が並び、

 太陽の光を浴びて人々の笑顔が溢れている。


「わぁ〜〜♡見て見てアクアきゅん!この貝殻アクセ超かわいくない!?」


「またお土産増えるぞ……」


「殿、こちらの果実も珍しいですよ。香りが甘く……ふふっ」


「うわぁ……俺の故郷じゃ見たことない物ばっかりだな!」


 南の市場は熱気と活気に満ち、

 異国の言葉が飛び交い、太鼓の音が遠くで鳴っている。

 子供たちが笑いながら駆け抜け、露店の主が声を張り上げて客を呼ぶ。

 4人はまるで家族のように賑やかに歩いていた。


 ──そして午後。


 強い日差しの下、海岸へとやってきた一行。

 真っ白な砂浜、透き通るような青い海。

 波打ち際に立つだけで、胸いっぱいに潮の香りが広がった。


「じゃ〜〜ん♡ どう?この水着、映えてるでしょ〜!」


黒の大胆なビキニ。大きなつばの帽子をかぶり、太陽の下で眩しいほどに輝いている。

 

「わ、私は……少し恥ずかしいのですが……」

 紫苑は朱色の水着に身を包み、

 控えめながらも上品で、まるで海辺の女神のようだった。


「……なんていうか、その……眩しいな」

アクアは久しぶりの紫苑の水着にたじろぐ

「殿……? あ、暑いのでしょうか……?」


そして茶化す

「はいはい♡ 見惚れてる〜♡」


 ジョンはそんな3人を見ながら、苦笑を浮かべる。

「……いや、賑やかだなほんと。なんか、こういうの、いいな」


波音と笑い声。

太陽の光が降り注ぎ、

束の間の休息は、まるで夢のように穏やかだった。


夕暮れ、リナリブの港街。


昼の喧騒がゆっくりと落ち着き、

街は屋台の灯りと海風の匂いに包まれていた。

香ばしく焼けた魚、スパイスの効いた肉、南国の果実を搾ったジュース。

波音と音楽が混ざり合う夜の市場は、どこか心を溶かすような優しさがあった。


アクアたちは小さな屋台のベンチに腰を下ろし、

焼き串を片手に笑い合っていた。


「ん〜〜♡ここのシーフード、優勝〜!

アクア達も!果実酒……って、あっ、皆、未成年だったか!」


「いや、気持ちだけもらっとくよ」


 そんな中、ジョンは手元の皿を見つめながら、ぽつりと呟いた。


「あのさ……ちょっと愚痴っていいかな?」


それに優しく返すアクア達

「いいよ、どうしたの?」

「お!やっと話す気になったかな?」



ジョンはいよいよ海を漂流していた経緯を語る

「……俺さ。親友だと思ってた奴に、恋人、盗られたんだ」


 アクアと紫苑が、思わず箸を止めた。

 ジョンは少し笑って、頭をかいた。


「はは、情けないよな。

 海に出たのも……全部、自暴自棄だよ。

 “あんな奴ら忘れて”とか、“全て捨てて旅に出たい”とか格好つけてさ……結局、嵐で死にかけてたんだ」


 その目には、悔しさと、ほんの少しの未練が滲んでいた。


 メグが串をくるくると回しながら、にやっと笑った。

「なにそれ〜、ちょっと前のアクアじゃん!」


「おいおい、言い方よ……!」


「だって〜♡ ほら、“恋で傷ついて、旅に出て、運命の人と出会った”でしょ? まんまアクアきゅんルート!」


それを聞いてジョンは驚いた

「え、アクアも……?」


アクアは頭を掻きながら、照れくさそうに笑った。


「まぁ、俺も似たようなもんだったよ。旅に出たそもそものきっかけは失恋だよ……でも──今は、それも全部、旅の糧だと思える」


ジョンはその言葉に、少しだけ目を見開いた。

そして、ゆっくりと笑った。


「……そっか。うん……ありがとう。なんか、少し楽になった気がする」


海風が4人の頬を撫でていく。

その夜、屋台の明かりは穏やかに揺れ、

4人の笑い声が、星空の下に溶けていった。 


夜の風が少し冷たくなり、

屋台の灯りが波間に揺れていた。

港の向こうでは漁師たちの歌声が遠く響き、

まるで海そのものが人の営みを優しく包んでいるようだった。


ジョンは、手元の空になった杯をぼんやりと見つめていた。


そして、ふいに口を開く。


「……アクアが、羨ましいよ」


「え?」


 ジョンは視線を落としたまま、言葉を続ける。


「アクアと俺は似てないよ、名声も、力も、仲間も持ってる…王族で、旅してても誰かに信じられて……

しかも……誰よりも自由でさ」


その声には、笑いとも、涙ともつかない響きがあった。


アクアが軽く眉を下げる。

「ジョン……」


 ジョンは笑って見せようとしたが、その笑みはどこか壊れかけていた。

「俺、もう何も持ってないのに……なんで生きてるんだろうって、海に出てから、何度も思った。

 けど……こうしてアクアに出会って……“俺も、あんなふうに生きてみたい”って、思っちまったんだ」


 アクアは少し目を伏せた。

 彼には、その痛みが痛いほど分かった。

 ──かつて、自分も同じだったからだ。


「……ジョン。羨ましがられるような人生じゃないよ。俺も……失って、今があるだけだ」


「それでも……お前は前に進んでる」

「……俺は、誰かに支えられたからな」

 そう言って、アクアは紫苑とメグを振り返る。

 紫苑は静かに微笑み、メグは少し寂しそうに杯を傾けた。


 ジョンはその光景を見つめながら、

 小さく息を吐いた。


「……俺も、アクアみたいになりたいよ……」


 夜風が吹き抜け、

 遠くの灯がひとつ、海に消えていく。


 ──それは、何かが静かに崩れ始める予兆のようでもあった。

 

夜はすっかり更けていた。

屋台の灯はひとつ、またひとつと消え、

静かな波音だけが、4人の間を優しく撫でていた。


ジョンの言葉が胸の奥に残ったまま、

誰もすぐには次の言葉を探せなかった。


そんな中、メグがぽん、と手を叩いた。

「──いいこと思いついた」


「ん?いい事?」

「……メグ殿?」


ジョンも思わず顔を上げる。


メグはいつものように無邪気な笑顔を浮かべながら、

 しかしその瞳は真剣だった。


「ジョン。アンタのやるせなさともどかしさ、それを原動力に理想を作ってみない?ちょっとクリエイティブな仕事始めない?」


「……俺の、理想……?」


「うん。誰かを羨ましがるより、自分の“夢”を形にしよ。アクアたちもいるし、アタシだっている。

 今なら──きっと、なんだって作れる。君のハングリー精神……上手くいくわ」


 アクアは驚いたように目を瞬かせたあと、

 ゆっくりと笑った。

「……いいな、それ、ジョン…メグの言う事はどんなに突拍子の無い事でも、信用できるんだよ」


 紫苑も頷く。

「私達も手伝います!」


波間に、月が光を落とす。

夜風が静かに彼らの頬を撫で、

その光はまるで“新しい旅の夜明け”を告げるようだった。

最終章は特に戦闘は無い予定です。

前作もですがこの世界魔王とかいないので、日ノ本編のイザナミがボス戦みたいな感じです

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