第24話。三匹の子犬
三匹の子犬を拾った。
なんでこんな所に?
辺りを見渡すが親犬の姿が見えない。
危ないだろ。何してるんだ。
連れて帰る事にした。
小さくて可愛い。
昔からこんなペットが欲しかったんだよな。
実家ではケルベロスとかしか居なかったしな。
名前をみんなと決めよう。
その前に、この三匹の性別は?
2匹についてるな……
黒と灰色がオス。
白がメス。
「みんな何かつけたい名前あるか?」
みんなに聞いてみた。
「ゾーマ様がつけてあげるのが良いと思います。むしろゾーマ様しかつけれないと思います」
ハイエルフの四人も頷いている。
そんなに名前をつけるセンスに自信が無いのかな?
「そうだな……」
黒犬を『シリウス』
灰犬を『レグルス』
白犬を『スピカ』
どうだろうか?
三匹とも嬉しそうに尻尾を振っている。
気に入ってくれた様だ。
三匹とも、ここのすぐに馴染んだ。
すくすく育ってほしい。
あと他のみんなにも懐いた。
特にメルに。
食事の世話してくれてるからだな。
ハイエルフの四人も最初はぎこちなく、犬は苦手かなと思ったが最近は可愛がってくれてる。
鬼族とハイエルフの会話。
「ねえ、ルルさん。子犬ってフェンリルですよね?」
「メルさんも気付きましたか」
「ゾーマ様が私達に名付け聞いてきましたが……」
「無理です。弾かれます」
「ですよね? 神獣は自分より格上ではないと名付け出来ないって有名ですよね?」
「そもそも神獣なんて、普通は見かけませんけどね」
「流石ゾーマ様です」
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