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第17話。 はじめての配下

 俺に初めての配下が出来た。


 鬼族のメル。


 メルは鬼族の里に戻らず、俺とここで暮らすと言い出した。


 最初は断ったが、鬼族の里に戻るには騎士団に襲われた街を通らないと行けないみたいで、もう少しの間は仕方ないと納得した。


 それから数日が過ぎた。



「ゾーマ様、食事が出来ました」



 メルは俺の為に献身的に働いている。


 食事、掃除、洗濯なんでもこなす。


 なんて素敵な配下だ。


 俺はというと、毎日大樹に変化がないか確認し、拠点の周辺を耕し、

 更に簡易ハウスの拡大もしていた。


 二人で住むために拡大したのだ。


 それまで作って無かった、ベッドなども作成した。




 そして、最近わかった。


 何故だかわからないが、この辺りは魔物が現れない。


 俺がここに来てから一度も、この大樹の周辺では見かけない。


 メルが、死の森に入ってからずっと魔物達から逃げてた事を考えると、あり得ない確率らしい。


 そのため、ここを本格的に拠点にすることにした。


 いつダンジョンが出来上がるのかわからないため、畑も作ることにしたのだ。


 死の森の大地はかなり硬く、作物なんて出来るかわからないが、周りの木々も育ってるし、大丈夫だろうと思う。


 種をまいた林檎が出来たらいいな。



 周囲の詮索もかなり進んできた。


 とはいっても、歩いて数時間先までの日帰り出来る所まで。




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