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808 妻に敗北宣言と報告と提案

 1年10月8日


 2次会が終わった。

 メンバーは、ブリタニア、シャーロット、エリザベス、リア、レーネ、彩花、紗也華、茜、まつり、まりや、鏡子、ぼたん。

 ……ブリタニアは遠慮してもらいたかったねぇ。いやぁ幸せだけど大変っすよ。

 終わった時間は朝の6時。寝坊が確定した。とりあえずクリーン魔法で全員とベッドをキレイにした。


 そして全員、生まれたままの姿……つまり衣服を着ないで寝た。

 僕の部屋にある超巨大ベッドで、2次会参加者の全員で寝た。どんだけデカイのって話だよね。分かるわ。

 やっべ!くだらない事を考えていないで早く寝よ。おやすみ!



 んぁ~あ。よく寝たぁ。……ん?右手と左手が幸せな感触。

 それに下半身に何やら違和感が……って!ギャァァァ!ブリタニアが息子をハムハムしてるぅ。


「んぁ。光一おあよう。起こしちゃった?」


「もう!ブリタニア。だから言ったのに……。おはよう光一」


「光一さん、おはよう」


 って!両手がお胸に当たってるじゃねーか!


「紗也華とまつりもおはよう。紗也華?ブリタニアの事、言える立場じゃないからね?これ、君達の仕業でしょ?」


「あっ、バレた?でも幸せな気分になったでしょ?」


「なったけども。…って!ブリタニア、それ止めてもろて」


「私、おはようって……言われて…ない」


「おはよう!そろそろマズイからっ」


「……そんじゃ、止めるけど良いの?辛いのは光一じゃないのかなぁ?」


「うっ……ほ、他の皆は?」


「光一さん、他の皆はお腹が空いたからって先に1階のレストランに行ったよ。それに今日はお客様がレストランに来る日だし」


「ま、まつり、答えてくれてありがとう」


「光一、取り引きしましょう?私達と1回戦ずつするか。我慢するかどちらにする?」


「おっと。光一さん、手を離しちゃ駄目だよ」


「ふぅ~危ない、危ない」


 まつりと紗也華に手を両手で押さえられた。更に感触が伝わってマズイ。


「危ないのはこっちなんだよなぁ。……分かった。分かりました。よろしくお願いします!」


「2人とも、勝ったわ!」


「ブリタニア、我々の勝利よ!」


「勝ったぜガハハ」


 敗北宣言後、3人と合計3回戦した。いつも通りにクリーン魔法を使った。

 起きたのが13時過ぎ。今は14時を過ぎたところだ。完全にヤバイ。


「ブリタニア、もう14時過ぎているけど良いの?」


「良いのよ。昨日、帰されたお返しだわ」


 ブリタニア、君、そのお蔭で僕と遊べたでしょ?と思ったが言わない。

 言うと紗也華とまつりにバレて面倒だ。


「ブリタニア、昨日、そのお蔭で光一と遊べたじゃない」


「えっ?紗也華、何で知っているの?」


「やっぱりだ。『帰された』という割には遅かったじゃない」


「あっ……」


「ブリタニアさん、まつりにも分かるように説明してくれるかなぁ?」


 良かったぁ~。こっちに飛び火して来なくて。

 ブリタニアは紗也華とまつりに説明した。


「ふぅ~ん?まつりパイセン、私達、1回分、損してませんかね?」


「うん。という事で光一さん、2回戦目に突入ぅ~」


「いや、僕、干からびるから」


「またまた~そんな事言って~」


 フラグ回収早すぎんだろ!飛び火して来たよ!

 やべぇよ。もうすぐで15時だよ。


「ブリタニアのせいだからね!」


「ぶぅ~。でも、光一の言う通り。私のバカァ~!」


「いやぁ~紗也華ナイス!光一さんもありがとう。お疲れ様」


「いえいえ~。私も楽しめたわ。光一、ありがとう」


「うん。それじゃ早く準備するよ!特にブリタニア!」


「そうね。流石にそろそろマズイわ!」


 僕達は急いで準備をして、1階のレストランに移動した。


「あっ!イブとのぞみ、おはよう。ゴメン、色々とありまして」


「別に謝らなくても良いわよ。夫婦の仲が良いのは良いことだわ」


「そうそう。それにリーベ王国の王族に光一さんが仕事で遅くなると伝えたら解散。多分、皆それぞれお楽しみ中だね」


「そっか。現在進行系ならまだゆっくりとしていても大丈夫かな?いただきま~す」


「うん。その通り大丈夫だよ」


「それじゃ、のぞみ。住民カードの方はどうかな?」


「えっと。世界各国の王族がカードを発行後に、予定通り世界各国で報道したよ。今回の主な発行対象者は6歳未満だから、役所の混乱はないね。だけど、既にかなりの人数がカードの発行に来ているね。年内どころか今月には全員が発行するんじゃないかな?」


「了解。報告ありがとう。生命神さんも対応ありがとうね~。……結婚式会場の方はどう?」


「天使が本気を出したから既に完成しているよ。流石だね。ちゃんと1万2千人に対応可能な厨房も用意されていたよ」


「うん?見てきたの?」


「そりゃもちろんだよ。ナビィさんに案内してもらって全て見てきたよ」


「そこで光一さんに提案があるんだ。今、レストランに国民を呼んでいるじゃない?」


「うん?そうだね」


「披露宴本番に向けての練習も兼ねて、レストランからアリーナに会場を変更しないかい?」


「えーっと。3,500人のレストランから約1万2千人のアリーナに会場を変えるのかな?」


「そうだよ」


「僕は良いけど対応可能?特に料理の提供と城の案内について」


「料理の提供については問題ないと思っているよ。というのも、各テーブルの上にカメラが設置される。だから正確に各テーブルの状況を把握出来るし、料理の提供や空き皿の回収も問題無く出来る」


「おー!流石はナビィ。マジ天使」


「うん。ついでに、各席にはタブレット端末がある。タブレット端末では料理の注文だけでなく、ステージの映像もみられるんだ」


「おぉ!それは良いね!」


「更に王族へのメッセージ送信機能もある。不在の人にも送れるよ。内容はイブちゃんが確認する。そして分類分けする。メールの様に自動振り分けする。例えば結婚祝いメッセージとかね。そこら辺は地球のイブちゃんが、ぼたんさんの為にやったSNSの運用と同じだよ」


「ほう。興味深い」


「分類分けして各フォルダに入れる。そしてフォルダには件数を表示する。重要なメッセージは重要フォルダに入れるし、不在ならこうして報告する際に伝えるよ」


「それは助かるよ」


「うん、それで城の案内については人員を増やしてテーブル毎での案内に変更する。だから問題ないよ。人員は観光庁から出すよ」


「分かった。それじゃそれでよろしくね」


「ありがとう。結婚式までに希望する全国民がアリーナでお食事が出来るはずだよ。もしかしたら定員割れするかもしれないけど、その場合はステージに近い席にお客様に集まってもらったり、1時間お休みしたりして対応するよ」


「という事はレストランのサービスは結婚式までという事かな?」


「そうなるね。だからサービス終了のアナウンスをニュース番組でする予定でいる」


「うん。お願いね」


 そっかー。レストランも終わりか。僕、殆ど顔を出さずに言うのも何だけど寂しくなるなぁ。

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