人物紹介①
この章を終えた時点での人物紹介を追加しました。皆の年齢も書いてます。この人は?とありましたら感想等からお気軽に(*´∇`*)
メイン
・ファウスティーナ=ヴィトケンシュタイン
主人公。ヴィトケンシュタイン公爵家の長女。7歳。
空色の髪と薄黄色の瞳。一人称は「私」
婚約者の王太子との顔合わせの日に謎の高熱を発症。眠っている間に前の自分の記憶を取り戻す。公爵家勘当の末路を辿らない為に、元凶である王太子との婚約破棄を決意。前回同様エルヴィラに婚約者になってもらおうと奮闘するも全て空回る。見た目は髪と瞳の色は父親譲り。顔立ちはどちらに似ているかと言われれば、どちらにも似ていない。
・ケイン=ヴィトケンシュタイン
ファウスティーナの兄。長男。8歳。
母親譲りの黒髪と紅玉色の瞳。一人称は「俺」
公爵家の跡取りとして早い内から跡取り教育を施されているが、同年齢の子よりもずっと大人びている。おっちょこちょいで何をしですか分からないファウスティーナをよく叱っている。家庭教師との勉強をすっぽかして王太子に会うエルヴィラにはファウスティーナ以上に容赦がない?
エルヴィラ贔屓な母には何度か苦言を呈する。
髪や瞳の色といい、母親に似た顔立ちだがふと笑った時の表情は父親似。
・エルヴィラ=ヴィトケンシュタイン
ファウスティーナの1歳下の妹。
濡れ鴉のように艶やかな黒髪と紅玉色の瞳。6歳。一人称は「わたし」
上2人は生まれた時から将来が決まっているので末に生まれたエルヴィラは好きなようにさせたいという母親の願いで甘やかされている。初めの頃はファウスティーナやケインと同じく厳しく教育を施されていたものの、エルヴィラは無理に頑張らなくていいという母親の決定で現在に至る。
倒れたファウスティーナのお見舞いに来た王太子の所へファウスティーナよりも早く訪れ話相手となる。それを見たファウスティーナはスルースキルを手に入れて華麗に部屋をスルーした。
ケイン同様髪と瞳は母親譲り、顔立ちも殆ど母親譲り。でも美人系な母親よりかは可愛い系。
・ベルンハルド=ルイス=ガルシア
王国の第1王子であり王太子。7歳。一人称は「僕」
紫がかった銀糸に瑠璃色の瞳。将来美青年に育つ事間違いなし。
ファウスティーナの生まれた時からの婚約者。初めての顔合わせの日に倒れ、会う許可が下りたファウスティーナに会いに行くも最初から毎回エルヴィラが来る事に不信感を抱く。いきなりいつでも婚約破棄をしていい発言で急激に不安に陥る。
ベルンハルドなりにファウスティーナと仲良くなりたいものの、前回の記憶を持つファウスティーナからは全力で逃げられている(尚、事情を知らないので何故逃げられているか知らない)
髪や瞳の色は父親譲り。顔立ちは母親似。
・ネージュ=ルーク=ガルシア
王国の第2王子。6歳。一人称は「ぼく」
蜂蜜色の金糸に紫紺色の瞳。甘い顔立ち。子供だと可愛さが目立つ。
生まれた時から体が弱く、殆どをベッドの上で過ごすので家族からは過保護に扱われている。特に兄であるベルンハルドは人一倍ネージュを心配している。
兄思いな優しい子かと思いきや、急に悪魔も怯えるびっくり発言や瞳をする。腹黒王子。
ファウスティーナと同じく前の記憶を持っているが何だかファウスティーナ以上に色々と知ってそう……?
なお、髪や色といい、全体的に母親似。ただ、中身は誰に似たか不明。
・アエリア=ラリス
数多くの王太子妃を輩出してきた名家ラリス侯爵家の長女。7歳。一人称は「私」
ピンクゴールドの髪に新緑色の瞳。1本垂れている前髪ピョロンが特徴。
王太子の誕生日パーティーでファウスティーナに視線を送っていた少女。王妃主催のお茶会でファウスティーナに接触。初対面なのに開口一番、知り合い風な挨拶をしたのでアエリアも過去を覚えている人と発覚。
ネージュの事を非常に警戒している。また、ベルンハルドやエルヴィラに渾名を付けて呼んでいる。ネージュに対しても付けているが目の前で呼んでいない。
母親似である。
ヴィトケンシュタイン公爵家
・シトリン=ヴィトケンシュタイン
3兄妹の父親。28歳。一人称は「僕」
ファウスティーナと同じ空色の髪と薄黄色の瞳を持つ。名前の由来は同じ色を持つ宝石シトリンから。
非常に穏やかでのんびりとした空気を醸し出す。子供達に対しては平等に接している。ファウスティーナにだけ少々厳しかったり、エルヴィラだけ少々甘い妻を何度か窘めている。が、基本は子供達の教育は任せている。
・リュドミーラ=ヴィトケンシュタイン
3兄妹の母親。28歳。一人称は「私」
エルヴィラとケインと同じ黒髪に紅玉色の瞳を持つ。社交界でもトップクラスの美貌を持つ。
未来の王太子妃、王妃になるファウスティーナに厳しく接する一方、末娘のエルヴィラには甘い部分がある。ケインは自分が何かを言う必要がないくらい先を行くので何も言わない。寧ろ、逆にファウスティーナとエルヴィラの扱いの差に苦言を呈される。
ファウスティーナに厳しいのは将来を期待してのものだが、本人に全く伝わっていない。前の記憶を取り戻してから急に態度が代わり、無関心になられて焦っている様子。
ある意味ファウスティーナの空回りは母親譲り……?
使用人
・リンスー
ファウスティーナ付きの侍女。一人称は「私」
ファウスティーナが今よりも幼い頃から仕えている侍女。王太子との顔合わせの日倒れて以降、突拍子もない行動をし始めたファウスティーナを叱ったり、時には同調したり、時には振り回されたりしている。
家族以外でファウスティーナをよく理解している人。
尚、本編では明かされてませんが年齢は15歳。髪は薄紫の髪に水色の瞳です。
フルネームはリンスー=シャーレット。
他にも多数の侍女や執事、使用人がいます。
王族関係者
・王様
この章では出番なし。王太子の誕生日パーティーの時ちらっと存在があっただけ。
・シエラ=ノーラ=ガルシア
現王妃。蜂蜜色の金糸に紫紺色の瞳の美女。28歳。一人称は「私」
ファウスティーナに王妃教育を施す。飲み込みの速さや非常にやる気な姿勢に驚きつつも、将来をとても楽しみにしている。王妃教育が終わると10分間だけファウスティーナとお茶をして、将来の義母と義娘の関係を築いている。ファウスティーナだけベルンハルドを名前で呼ばないのを気にしたり、王太子教育を受けているベルンハルドに会わせてあげようとするもファウスティーナには気づいてもらえなかったり。
前回、シエラには多大な迷惑を掛けているのでファウスティーナ的には早く婚約破棄したい。自身が主催するお茶会で着るファウスティーナのドレスをデザインした。