少年の名前が知りたい蒼井さん。
少年の名前が気になって仕方がなかった
梨香子は友達に聞いてみることにした。
「凛子ー!」
そう梨香子が叫んだ先、振り返った少女こそ
田中 凛子梨香子の親友だ。
「どうしたのー?」
「いやさ、あの私の隣の席の人の
名前ってなんだったっけなーなんて・・・」
なんか少し曖昧に言う梨香子。
「あ!颯太郎くんでしょ?
河野 颯太郎くん」
「あ!・・・そんな人いたっけ?」
「え!言っとくけど颯太郎くんと梨香子
前は家が近かったんだよー。
最近私の家の近くに引っ越してきた的な?」
梨香子はその事実に戸惑いながら受け止める。
「いやーそうでしたかーあはは・・・」
「ところで梨香子。
なんでこんなこと聞いたの?」
なんか色々やばくなりそうで
言う言葉が見つからない梨香子。
「な・・・名前くらいは覚えとかないと
失礼かな・・・って思うじゃん??!」
なんかそれっぽく梨香子が返す。
「あーそゆことね。
てっきり梨香子は颯太郎くんの事が
好きなんじゃないかと思ったりもしたりした。」
凛子がなんかよく分からない日本語で言った。
「そだそだ!土曜日颯太郎くんと
遊ぶんだけど・・・梨香子も来ない?」
梨香子に衝撃が走る。
なぜなら梨香子は男子、そう、DA☆N☆SI
と休日遊んだりなんだりしたこと無かった。
言えば男子なれしてない。
「え?えぇー!」
動揺を隠せていない梨香子の発言に
凛子がクスクスと笑う。
「大丈夫さ!
梨香子は男子苦手だったよね?
ここで克服だよ??!」
まぁ、事実ではあるがなんかイラッとくる。
「まぁ、私も行くとしよう。」
「お!ホント?わぁいやったー!」
凛子がなんか喜んでいる。
意味はとくに無いと思われる。
キーンコーンカーンコーン
「お!次の授業行かなきゃだね!」
「うん。まぁ頑張ろうじゃないか。」
とは言いつつ全く授業に集中出来ない梨香子。
さっきの出来事が衝撃すぎて夢じゃないかと
何回も思ったほどである。
「消しゴム・・・落ちてたよ」
「は!ひっはい!ありがとうございます!」
彼から言われること一つ一つに
何かを感じる・・・他の人とは違うなにかがある
そう梨香子は感じていた。
これってなんか自分がおかしいのかな?
一目惚れにも程がある程の一目惚れ。
梨香子は颯太郎が運命の人だと
一目見て感じた。
この人しかいないんだと。
みんなもそんな出来事あるのかな?
梨香子のロングヘアの髪が風になびく。
「恋か・・・悪くないかもな・・・」
なんて事言って、一日を終えただとか。