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転生チートってお約束じゃないの?  作者: ちょき
少年期
2/18

出会い

というわけで自分は乗り合い馬車で生まれ育った村から領主様の所で働くためにこのシュバルの町にやって来た訳だ。


「ここがシュバルの町か、思ったより小さいな。」


ダインは今 シュバルの大通りを目的地に向かって歩いている。


自分が生まれ育った村から出たことが無かったから初めて町に行けると思って期待してたのに…


実際 村と比べると家の作りは立派なものが多い、壁が厚く二階の家もある。だが それだけで大通りは普通に土道だし人はまばらだ

った。


しかし、そんな町でも領主さまのお屋敷は立派だった。レンガで出来た二階建ての建物、周囲は同じくレンガの壁で囲まれて内側は一面芝生が植えられてキチンと手入れされた庭があった。


自分は門番の所で声をかける

「すみません。グリ村から来ました ダイン と言います。

今日からお世話になります。」


「あぁ ガイゼル様から話は聞いている、少し待ってくれ。」と言って奥に入っていった。

3分程で30歳位のメイドらしき人と来て メイドらしき人が挨拶してきた。

「ガイゼル様の屋敷へようこそ、ダイン君だね。 ここでメイドをしてる サリー だよ、よろしく。」


メイドというよりはおばちゃんだな と思いながら自己紹介する。

「グリ村から来ました ダインと言います。よろしくお願いします。」と挨拶を返す。


「その年でそれだけで落ち着いてあいさつ出来ればたいしたもんだね」それだけで言うと自分を奥へ案内した。


案内された部屋で待っていたのはパッと見て分かる上品な服を着た筋肉質な大柄な男がいた。「初めましてダイン君だね。私がシュバイン領の領主 ガイゼル・シュバインだ」と言った。


自分もさっきメイドにした挨拶をして頭を下げた。

それを見たガイゼルは薄く笑い言葉を続けた、

「君はとりあえず昼までは娘と勉強してもらい午後は騎士団と訓練してもらう。」


自分は頭に“?”をのせながら質問する

「自分は働くために来たのではないですか?」

ガイゼルは笑いながらどうして自分がここに呼ばれたか説明してくれた。 曰く ある日グリ村の村長から「優秀な子供がいるが自分ではその子に教えてやれる事が無く、領主様の所で才能を見てほしい」と相談されたらしい、それでガイゼルは娘と一緒に勉強させて将来シュバイン領の力になるように教育することにしたらしい。


自分は『内政チートルートか!』と思い聞いていたらガイゼルが「では娘を紹介しよう」と言ってメイドに合図した、


扉から出てきたのは 天使 だった。





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