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七
一ヶ月くらい村で過ごした。まだ成人していないとか女の子だからって言って力仕事とかさせてもらえなかった。いつも子供の相手をしていた。元の世界での遊びとか算数を教えたりしていた。村長が教えていうことにびっくりして私のことを商人と勘違いしたり、老夫婦のために家事をやったり。充実した日々を過ごした。さすがに長居してられないので他のところに行くことにした。次の村までの場所とそこに行くまでの食糧をもらって村を出た。あとちょうど老夫婦の娘さんの嫁ぎ先があるらしく手紙の宅配も頼まれた。
無事に村についた。魔物の類は弱いから結構簡単に倒せた。やっぱり文字は読めなかったので村長に場所を聞く。意外に近い場所だった。配達も終わったし誰か魔法使える人がないか聞いてみる。すろとこの村から少しい離れたところに森があってその森に住んでいる人が使えるらしい。私はその場所を聞いて向かうことにする。