十七
今日は冒険者登録を澄ませる予定だ。この世界では大体十五くらいが成人なので問題はないはずだ。ただナダレと私はどう見ても成人してないように見えるから疑われるだろうな。年齢を偽ることはできないので言い訳いても通じるだろう。冒険者登録や依頼などを受けたりする場所をギルドと呼ぶ。一度登録を澄ませるとカードがもらえる。これをなくしたら再発行は大金を支払わなければならないので基本誰も無くしはしないらしい。身分証明みたいなものなのでこれがあればいろいろと融通がきいたりする。犯罪さえしなければいいらしい。ちょうど受付がすいていたので登録をすませることにした。
「登録したいのですがいいですか。」
「はい、登録ですか。おひとりですか。」
「えっと二人なんですけど。」
「どう見ても年がお二人とも成人してないように見えるのですが。おいくつなのでしょうか。」
「えっと、私は十九です。」
「儂は三百とちょいぐらいじゃ。あまり覚える気がないのでな。」
「わかりました。お一人ずつこちらの水晶に触ってください。」
私からふれることにした。十秒しないうちに、
「はい、完了です。もう一人もどうぞ。」
ナダレが水晶に触れた。結構速く済むんだな登録って。
「最後に質問です。お二人の職業は何ですか。」
「儂は魔法使いじゃな。」
悩むな。一応剣持ってるから剣士だと思うけど魔法も使えるからどうしようかな。考えているとナダレが、
「こやつは剣士でよい。」
勝手に答えました。ナダレは何を考えてるのかわからない。まあこれで終わりだからいいか。
「登録はこれで終了です。こちらをどうぞ。」
カードを渡された。無くさないように大事にしとかないと。
「カードの説明はよろしいですか?」
「いらん。」
ナダレが返答してしまった。多分わかっているからかな。あとで聞くとしよう。
「今受けれる依頼はあるか?」
「いいえ。明日からになります。」
「わかった。」
終わったみたい。依頼は明日からしか受けられないのは少しショックだな。お金はぎりぎり足りてるみたいだけど。




