宮城県民防災の日
特定のチーム名、選手名出て来ます。そして、地震の話をしています。
宮城県沖地震、その日は、私はまだ生まれていないので、分からない。悠兄が生まれる前の年で、そう言えば、悠兄の友達の小園さん、その日に生まれたって、笑い話にしていたっけ。
なので、宮城県では、その日を県民防災の日と呼んで、防災活動に取り組んでいる。東日本大震災の地震は宮城県沖地震と違うものだった様で、これから、起こる可能性が80%とか90%とか言われている。みんな、東日本大地震が宮城県沖地震と違うものでがっかりしたそうだ。これから、まだ、地震が起こるかもしれないと思うと怖いよね。
「小園さんは覚えてる。居酒屋経営している人だよね」
「嘉くんが覚えている理由ってっさ」
「うん、カープの選手の小園選手と苗字が一緒だから覚えていた」
そうだよね。ずっと、そう思っていた。そして、すごい事に、小園選手の誕生日が六月七日で五日違いなのにも驚いた。年齢は二十歳以上違うんだけどね。
「宮城って地震本当に多いよね」
「そうだね、地震があると今、震度いくつだった? って話題にして、TV付けて速報が入って、当たるとやったー! って不謹慎だけど、そう言う当てっこしてた。震度5ぐらいだとおお、結構揺れたねー、で終わっちゃうのよね」
「慣れって怖いな」
「うん、怖いよね。だから、気を付けなきゃって思うよ。笑い話にしても、それでも、ちゃんと気を付けているんだよ」
南海トラフ地震もこれから、起こりうるって話もある。減災も大事だし、防災も大事だ。うちも用事水を汲んであるし、色々と物資も備えている。そこまで、必要なのって、嘉くんに言われたけれど、やっぱり地震の多い地域に住んでいたので、意識してしまう。広島よりもずっと地震が多い地域で育ったんだ、それが当たり前だと思っている。
「防災はね、どこまでしても良いと思うんだ。それはきっと無駄にはならないと思うから。しないよりはした方が良い」
「麻衣を信じるよ」
「ありがとう」
そう言って、私の言葉に嘉くんは頷いてくれたのだった。怖いけれど、備えた事が役に立つと良いね。
2025/06/12 活動報告掲載




