表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/82

お茶の祭典と遥くん



 遥くんがお茶の祭典に行ったらしい。人が多いから、バレる心配は無かった様だけど、流石に変装はしていった様です。

 誰かと言ったの? って聞いたら、まさかのお母さんとだった。遥くんのお母さん、こう言うところも行くのね。驚いてしまった。老舗のお茶屋さんで、お茶を買っているイメージがあったので、驚きました。もちろん、みどりさんも一緒だった様です。

 荷物持ちなのかと思ったら、それもあるけど、自分でもいっぱい買ったみたい。そこ、遥くんだ、ブレない。



「で、土産」

「ん? お茶買いに行ったんじゃないの?」

「お茶は買った。そんで、他にも買った」



 うちに届けられたのは、ビールとお茶だった。不思議な組み合わせだ。お茶だけじゃ無くて、お惣菜や雑貨なども売られていた様だ。すごいな。お茶は夏限定のレモンのお茶だった。緑茶と紅茶の二種類。



「そう言えば、宮城限定のお茶も買ったよ。それも、入ってる」

「ああ、いちごのお茶だ。これ、(よし)くん喜ぶね。遥くん、グッジョブだよ」



 宮城の限定茶の名前はどっちも嘉くんのテンションの上がりそうなお茶の名前だ。いちごのお茶と仙台七夕をイメージしたお茶の二種類がある。それから、私にって、瀬戸内のお茶も入っていた。これも、レモンじゃん。



「遥くん、ありがとう」

「おう、一緒に飲もうぜ」



 遥くんが、うちに来るの前提で、お茶をまた持ち込んでくれたのが、どうやら本命らしい。でも、飲むのが楽しみだ。



 2025/05/26 活動報告掲載

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ