土地のそれぞれのお祭り
愛夢ちゃんは、すずめ踊りを踊った事があると言う。私が、盛岡のさんさ踊りを踊れるよ、と言った時に話題にのぼった。今では、仙台市内の小学生が運動会などで習うものらしく、かなりの子どもたちが踊れる様だ。
「仙台城、落成の時に踊られたとされる伝承を元に、昭和60年から仙台市が主催して始まった「仙台・青葉まつり」において現代的に創作された踊り。複数の踊りの種類があるが、伝統的なものよりも現代的なものの方が市民に浸透し、「すずめ踊り」と言えば現代的なものの方、特に『新・仙台すずめ踊り』の「ハネすずめ」を各自アレンジしたものを指すようになった」
愛夢ちゃんが教えてくれた。仙台四大まつりの春のお祭りで、夏は七夕まつり、秋は定禅寺ストリートジャズフェスティバル、冬は光のページェントだ。
「それ、愛夢情報?」
「うん」
「広島にも似た様なのあるよ」
「三原市の『やっさ踊り』だっけ」
「もしかして、絵美から聞いた?」
「うん、知ってた。三原城を築いた際に、城の完成を祝って城下の人たちが踊ったんだよね。それが始まりって聞いた」
「流石絵美だ。小早川隆景公に詳しいね」
それが、伝統になり、踊り継がれて行くって、なんだか良いね。絵美は相変わらず、毛利家好きすぎるけど。
「そっちは、何月だっけ?」
「八月上旬頃だったかな。行った事は無いんで、ニュースで見た事があるくらい」
「じゃあ、私と一緒だね。八月の上旬だとこっちは、気仙沼みなとまつりをやっている時期だね」
正確には、一週間ほど、やっさ踊りの方が後だ。その頃の、仙台は七夕まつりがあるね。夏はやっぱり、お祭りが多い。でも、春も多い様な気がする。
「青葉まつりは五月で、広島のフラワーフェスティバルも五月だよね」
「青葉まつりと同じ時期に三社祭もあるね」
「それって、どこだっけ」
「あはは、それ、遥に叱られるやつ」
「あ、そっか、浅草のお祭りか! これ、遥くんには、内緒で。じゃあ、遥くん忙しい?」
「どうかな、お祭りに参加している話は聞いた事ないかな」
「そっか、行った事ないから、忘れていた」
「うん、麻衣らしい」
まぁ、三社祭も行く事はないんだけどね。仕事だったら行くけれど、引きこもりなので、自分からは行きませんね。嘉くんもそれには、賛成してくれた。私たち、人混み好きじゃないのよね。
2025/05/18 活動報告掲載




