雪が降りました
綺麗な雪景色の写真が絵美から送られて来た。部屋の二階から撮られた様で、辺り一面雪景色だ。ここまで、積もるのは今季初めての事で、めんどくせぇって言いながら雪かきをする悠兄が脳裏に思い浮かんだ。基本、父もやるけれど、腰に負担が掛かるので、主に雪かきは兄の仕事だ。
「うわ」
「どうしたの?」
「これ、絵美から」
「結構、降ってるね」
「今日一日中降るかもしれないから、下手に雪かき出来ないって言ってる」
「なして?」
一度、雪かきしても雪が降っていてはまた積もる。日中は朝晩よりも気温が高いので、雨はみぞれだ、それが積もって夜に凍ると凍る。明日の朝が怖い。
「でもしないわけには行かないから、何度も頻繁に雪かきが必要だね」
「うわ、大変だね」
「家の敷地内、全部雪かきするわけじゃないし、道路までと畑まで道を作るくらいなので、大丈夫じゃないかな、流石に家の前の道路は行政側で雪かきしてるしね。大変なのは、子供達だね。この状態で、学校行くの可哀想だ」
でも、今は送り迎えが当たり前だから、彼方も蓮も兄たちが送って行くんだろう。気をつけてね、って悠兄にメッセージを送っておいた。直ぐに返ってこないところを見ると、忙しそうだ。嘉くんの広島の実家は降ったのかな。
2025/01/11 活動報告掲載




