サッカー好きなあの子
特定のスポーツチームの名前が出てきます。ご注意を。
愛夢ちゃんがベガルタのファンだと言うのは、直ぐに分かった。プロスポーツの応援歌を歌うと決まったのは、愛夢ちゃんがベガルタファンだったからだ。二人のコラボは、私も同郷と言う流れで決まった。
彼女は、試合前のライブに出演する事も多い。試合にも都合が合えば、何度も行っているほどのファンだ。最近、応援していた選手が退団して寂しいって言ってた。
ベガルタの本拠地は、愛夢ちゃんの出身地の泉区で、そこ、有名な芸人さんや、有名なスポーツ選手とか輩出していて、地味にすごい地域だ。
「J1に昇格したら、浅生さんのところに行くかもしれませんね」
「ああ、そっか」
「今思い出したみたいな、台詞ですね」
「まぁ、現にそうかな」
サッカーには、あまり、興味が無かった様で、サンフレッチェ広島がある事に、そういえばそうかな、ぐらいな感覚だ。私だって同じ様な感じだ。ユニフォームが私のイメージカラーと一緒の紫だよね。
ベガルタも楽天も私にとっては、地元感はあまりない。なので、嘉隆くんも出身地がサンフレッチェ広島の本拠地があると言う事は、意識していなかったみたいだ。うん、でも今年、サンフレッチェ広島すごく強いよね? 私だったら、意識して、応援しちゃうよ?
「今、入れ替え戦に残れるかどうかの瀬戸際なんですよ。後、二試合! 全力で頑張って欲しいんです」
「応援に行くの?」
「最後の試合は、ホームなので、もちろん、行きますよ!」
「まぁ、地元のチームが頑張ってるの、応援しないとね。私は行けないけど、愛夢ちゃん、私の分まで応援宜しくね」
「はい、もちろんです」
愛夢ちゃんの応援で、入れ替え戦に残って、そして、勝って、J1に昇格して欲しいな。やっぱり、勝ってると気になるものだよね。愛夢ちゃんほど、温度は高くないけれど、ちゃんと応援しています。
2024/10/30 活動報告掲載