表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/82

サッカー好きなあの子

特定のスポーツチームの名前が出てきます。ご注意を。



 愛夢(あいむ)ちゃんがベガルタのファンだと言うのは、直ぐに分かった。プロスポーツの応援歌を歌うと決まったのは、愛夢ちゃんがベガルタファンだったからだ。二人のコラボは、私も同郷と言う流れで決まった。

 彼女は、試合前のライブに出演する事も多い。試合にも都合が合えば、何度も行っているほどのファンだ。最近、応援していた選手が退団して寂しいって言ってた。

 ベガルタの本拠地は、愛夢ちゃんの出身地の泉区で、そこ、有名な芸人さんや、有名なスポーツ選手とか輩出していて、地味にすごい地域だ。



「J1に昇格したら、浅生(あそう)さんのところに行くかもしれませんね」

「ああ、そっか」

「今思い出したみたいな、台詞ですね」

「まぁ、現にそうかな」



 サッカーには、あまり、興味が無かった様で、サンフレッチェ広島がある事に、そういえばそうかな、ぐらいな感覚だ。私だって同じ様な感じだ。ユニフォームが私のイメージカラーと一緒の紫だよね。

 ベガルタも楽天も私にとっては、地元感はあまりない。なので、嘉隆(よしたか)くんも出身地がサンフレッチェ広島の本拠地があると言う事は、意識していなかったみたいだ。うん、でも今年、サンフレッチェ広島すごく強いよね? 私だったら、意識して、応援しちゃうよ?



「今、入れ替え戦に残れるかどうかの瀬戸際なんですよ。後、二試合! 全力で頑張って欲しいんです」

「応援に行くの?」

「最後の試合は、ホームなので、もちろん、行きますよ!」

「まぁ、地元のチームが頑張ってるの、応援しないとね。私は行けないけど、愛夢ちゃん、私の分まで応援宜しくね」

「はい、もちろんです」



 愛夢ちゃんの応援で、入れ替え戦に残って、そして、勝って、J1に昇格して欲しいな。やっぱり、勝ってると気になるものだよね。愛夢ちゃんほど、温度は高くないけれど、ちゃんと応援しています。



2024/10/30 活動報告掲載

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ