JAPAN TEA EXPO と古川家(十月十一日)
お茶のイベントに行くので、悪いと遥くんに断られた。前にもお茶のイベントに行ったって言ってなかったっけ。今回のは、遥くんの実家の近所でやるらしい。今回もお母さんと一緒だって言う話だ。遥くん、お母さんと仲良しだよね、って言ったら「断れねぇんだよ」と言ってた。あはは、お母さん、遥くんの事ほんと好きだ。車を出して欲しくて誘うんじゃないものね。だって、近所なんだから。
忙しい中秋の名月のお団子の販売も落ち着くので、楽しんで来てくださいって言っておいた。でもさ、って嘉くんがふと話してくれた話に「え」と呟いて私は笑い出した。
「遥こないだ、広島で仕事した時に、午後から暇になったんで、お茶飲み放題出来るお店が新しくオープンしたんで、そこに言ってたんだよね。週にどれだけお茶を飲むんだって思った」
「え、飲み放題って、どれだけ飲むんだ」
「なんか、カップ一杯づつランダムで提供される様で、それ、TVでも取り上げられたらしいだよ。アナウンサーの人わんこそばみたいだって言ってた」
いや、なんでもわんこそば言わないで。面白いけど。お店の人が飲み終わったら次のお茶を持って待機しているのを思い浮かんだ。面白いな。
「遥くんお茶、飲み過ぎ」
「うん、きっとうちにも買って来るんだろうな」
「きっと、遥くんのお母さんが買ってくれる様な気がする」
「ああ、うん。きっとそうだ」
遥なら、断れるんだけどな、って嘉くん言ってる。確かにお母さんが相手だと言いにくいよね。うちとか嘉くんの実家にお裾分けするのが良いかもしれない。そう言ったら、いいね、それ、って言われた。うちの実家でも嘉くんの実家でもお茶はいくらあっても困らないからね。それと、絵美にも送ろう。付加価値上がるって喜びそうだ。
2025/10/11 活動報告掲載




