海の日と日本三景の日
海の日って、どんな日って聞いたら、『海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う』といつもの様に、隣りの遥くんが説明してくれた。
「ちなみに、昔は二十日だったね」
ああ、確かに。ハッピーマンデー制法で七月の第三月曜日になった。こう聞くと大事な日に思えてくる。あれだ、『Mother port』が歌いたくなる。それを察してか嘉くんが口ずさんだ。あ、おんなじ事考えてた。
「ほんと、仲良いよな」
「妬いてる?」
「そんなわけあるか」
はは、遥くん即答だ。ちょっと悔しそうな嘉くんを無視して、更に続けた。他には『日本三景の日』だって言ってた。
「7月21日は「日本三景の日」で、江戸時代の儒学者 林春斎が著書において、「松島」「天橋立」「宮島」を卓越した三つの景観とし、これが「日本三景」となり、記念日の日付は、林春斎の誕生日にちなんで設定された」
「日本三景なんで、三が関係するんだと思ったんだけど、違うのね。誕生日で決める事もあるんだ」
「まぁ、詳しくはないんだけどな。で、特に何かあるわけじゃない」
「ああ、絵美が今年は松島では、ブルーインパルスの特別飛行があるようです。宮島や天橋立でも何かやれば良いのにね」
「だよな、なぁ、何かやんないの?」
それ、嘉くん知らないと思う。私も絵美から聞いた話だしね。嘉くん、可愛く首を傾げて、首を振った。そして、遥くんに頬を引っ張られた。
「それ、むかつくなー」
「なしてー?」
引っ張られた頬をさすりながら、嘉くん、遥くんの手をどけた。なんか、二人して、可愛い事しているな。沖さんと莉子さんも笑っている。
日本三景は海と関係あるから、今年は重なって嬉しいね。
2025/07/21 活動報告掲載




