織姫と彦星の再会は、今日も曇り空
特定のアーティスト名出てきます。
東北では、七月七日の夜は晴れる事は少ない。保育園で作った七夕飾りも嬉しそうに持ち帰って来たが、空を見てがっかりした思い出がある。
「私、七夕って七月のイメージ無いんですよね。雨の事が多いですし」
「ああ、仙台は八月に七夕祭りがあるからね」
「そうなんですよね。なので、うちの子供たちが、幼稚園の時に七夕飾り持って帰って来て、ああって思い出したんですよ『ママ、忘れていたの?』って言われました。忘れていたんじゃ無くて、仙台は八月なんだよって言いました」
「そうだよね、私は仙台遠いから七夕って七月で、曇ったり雨降ったりした事多くて悲しい思いした思い出あるよ」
「マリ姐、星とか興味ありましたっけ」
「嘉くんほどじゃないけど、星は好きだよ。それに、どっちかって言うと、願い事が叶わないんじゃないかって心配になったからなんだけどね」
「ああ、願い事書きました!」
愛夢ちゃんになんて書いたの? って聞いたら思いがけない答えで笑ってしまった。え、絶対に書いた願い事叶っているって思ったんだよね。んん? 実は近い?
「なんだったかなぁ、Winkになりたい、だったかな」
「流行ったねー。幼稚園の頃って、アイドルやアニメのキャラになりたいとかあるあるだよね」
「うん、だから、前にマリ姐と一緒に歌ったよね」
「ああ、歌ったねー。じゃあ、愛夢ちゃんの夢叶ったんだね」
「そうなるかな、ところでマリ姐の夢はなんだったんですか?」
「私? 覚えていないんだよね。叶わないんじゃ無いかって事しか覚えていない」
私もヒロインやヒーローになりたいって、書いていたのかもしれない。四十年近く前の事なんて覚えていえるわけない。覚えている愛夢ちゃんはすごいな。
「七夕って特別な事しませんよね」
「そうだね、七夕飾りを飾って短冊に願い事を書いて吊るす」
「七夕の短冊のお願いが、うち、面白い事になっているんですよ」
「どう言う事?」
「これ、見て下さい」
そう言って愛夢ちゃんが見せてくれたのは、短冊に書かれた願い事の写真だ。エスカレートしてる! 幼稚園の入りたては、ヒーローやヒロインになりたいだった、次の年は、ポケモンが欲しいだった。これは、ゲームソフトの事だろう。
「これから、クリスマスのプレゼントが決まりました」
「面白いね、短冊に書いた願い事を見たサンタさんがクリスマスにプレゼントを持って来てくれるのか!」
「しばらく、それが続いたんだよ。短冊に願い事書くのも、サンタがいないって気付くのも小学校の中学年ごろまででした」
そして、愛夢ちゃん子供たちが作ったものをこうして写真に残して撮っておくらしい。残していても増えるだけなからね、って言ってた。確かに。うちの実家はどうしているのかな。母はものを捨てるの嫌がるから残っているかもしれない。咲子さんはその辺、しっかりしてそうだ。
今年は催涙雨じゃないといいね。
2025/07/07 活動報告掲載




