始め
俺はマリオ。転生者だ。兄が2人妹が1人いる。農村の三男坊だ。俺には魔力でいろんなものを作り出す事が出来る。魔法もお手のものだ。ただ魔力はそんなに多くない。今の所。最近では魔道具の製作にいそしんでいる。ウチには冷蔵庫も有る。父さんが冷えたエールにはまっている。兄貴は17歳と15歳だ、成人している。15歳が成人だ。同じ村に住んでいる。俺は13歳だ。妹は11歳だ。妹の誕生日にチョコレートケーキをプレゼントした。狂喜乱舞していた。(笑)まぁ喜んでくれたのは嬉しい。
「なにこれ!?美味しい!なにこれ!お兄ちゃん!?」アン(妹)
「ははは、美味いだろう?みんなには内緒だぞ?」
「うん!」アン
「アン口に何か付いてるぞ?」長男
「はっ!!」アン
「幸せそうだね、何かあった?」長男
「秘密!」アン
「なんか香ばしい匂いがする?」次男
「何でもないよ!」アン
「マリオだな?」次男
「誕生日プレゼントだよあんまり詮索すると嫌われるよ?」マリオ
「くぅ〜、嫌われたくない!」長男
「俺は嫌われてもいい!何食ったんだ?」次男
「えっとねぇ!甘いお菓子だよ!」アン
「甘いお菓子?う、美味いのか?」次男
「最高だった!」アン
「マリオ俺にも作れよ!」次男
「誕生日にね?あ、ビスケット食いたいな、ビスケットっと、やっぱり美味いモグモグ」マリオ
「俺にも寄越せよ!」次男
「ハイハイ」マリオ
「俺も!」長男
「私も!」アン
「何だコレ!美味い!香ばしくて美味い!」次男
「ほんとだ!美味しい!甘くて、ちょっとしょっぱくて美味しい」長男
「お兄ちゃん美味しい!」アン
「おいおいちゃんと働けよ?」父
「「「「はーい」」」」
「父さんなんか楽しそうだね?」長男
「まあな!帰って飲むエールがたまらんのさ!」父
「いいなぁ、エール俺もエールと枝豆で、ゴキュゴキュっとしたい!」マリオ
「おお!いいな!枝豆!マリオ帰ったら作ってくれ」父
「いいなぁエール、、、、、」長男
「エールなんか美味いか?わかんねー!」次男
「ふふふ、子供だね、まあ助かるけど」マリオ
「うるせぇ!苦いんだよ!」次男
「ハイハイいいから雑草抜いてね、あなたたち!いい?私はふわふわのパンが食べたいわマリオ」母
「覚えてたんだ、、、、ふわふわにするから雑草任せていい?」マリオ
「いいわ、お代わりも用意するのよ?」母
「了解です母さん!」マリオ
「あ、ズリィ!」次男
「お兄ちゃん私もお代わりするから!沢山作ってね!」アン
「分かった分かったじゃあ任せた!」マリオ
帰ってご飯を用意する俺。ハンバーガーがいいか。まあ1人3個あればいいよな?いや、一応4個用意しとく。エールをキンキンに冷やすとみんなが帰って来た。
「ただいま!美味しそうな匂いね?これが、パンなの?」母
「そうそう、ハンバーガーって言うんだよ、手洗って来て?」マリオ
「胸が高鳴ってるわ!ジャブジャブ、頂きます!」母
「「「「「頂きます!」」」」」
「んー!ソースと肉が相性抜群だわ!野菜も美味しい!」母
「パンが甘いしふわふわ!」アン
「うめぇ!マジか!うめぇ!」次男
「美味しい。最高の気分だよマリオ、美味しい、、、、、、」長男
「カァ!エールに合う!美味い!ゴクゴクプハー!!」父
「あ、俺は3個でいいから誰か一個食べる?」マリオ
「「「「「食べる!!!」」」」」
「五等分ね、」マリオ
「貴方達はそんなに働いてないでしょう?」母
「母さんふとるぜ?」次男
「う、うるさいわよ、これくらいスグに無くなるわ」母
「わ、私はやっぱりやめとく!」アン
「俺もやめとく、母さんに譲るよ」長男
「俺もかあさんに譲るよ」父
「え、マジかよ?俺は食うぞ!?」次男
「しょうがない子ね?マリオ半分にしてちょうだい」母
「はーい、了解!あーあ、ポテトもあればよかったのにな、、、、」マリオ
「「「「「ポテト!?」」」」」
「出せよ?」次男
「もしかして魔力が足りないの?」母
「うんそうそう、魔力がね、、、、、」マリオ
「まあまあいいじゃねーか!美味かったしよ!それに今度の楽しみにしようぜ?なぁ?いいだろマリオ?」父
「うん、魔力多く出来たらもっと食えるのに、、、、」マリオ
「しゃーねーな!増えるの待つか!」次男
「ねぇねぇマリオ貴方1人分なら出せるんじゃない?」母
「出せるよ?」マリオ
「じゃあ出して、私が責任持って食べるわ?」母
「何が責任持ってだよ?食いてぇだけじゃねーか!」次男
「いいえ、いっかの責任を持って食べるわ」母
「まあいいけど」マリオ
「美味しい!塩が芋の甘みを引き立てるわね!芋の旨みがすごいわ!もう終わってしまったわ、、、、、、、、、、、、、」母
「母さん、じっと見つめても増えないよ?」マリオ
「ハァ分かったわ、、、、、、、、、、、」母