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男と女の話   作者: きらら
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隼人と美樹

 結婚式の招待状が来た。なんと美樹が結婚するそうだ!翔との別れで傷心中だったから、ここのところ女子会にも参加してないと思ったら、なんと、なんとの結婚だ!

 私こと鈴は優花と雅に連絡したよ。(私も祐司の馬鹿やろー別れて、落ち込んでいたけど、その時は美樹、優花、雅の3人が私を合コンとか婚活パーティーとかにバンバン誘ってくれて助けてくれたしね。- 未だ私の王子様には会ってないけど。)えーい、とにかくめでたい!とりあえず、女子会だ。

 4人で会うと、美樹に質問攻めだ。どうやら、美樹は昼の会社の仕事のあとに近所のビストロのようなところでアルバイトを始めたらしい。彼女はホールスタッフで隼人さんはシェフ。無口な隼人さんを美樹のほうが好きになったらしい。美樹のほうから話しかけたり、スタッフの食事の用意とかは隼人さんがしていたで、美樹の好きな食べ物聞かれたりしていたのだけど、なかなか進展しないと思っていたら、ある日帰りが一緒になって、家まで送るといわれ、遠慮してたら、彼が「彼女おくっていったら駄目なの?」といわれたらしい。「えっ?彼女?」と聞き返したら「俺はだいぶん前からそのつもりだったけど。」といわれたらしい。(あれ、告白なかったよね?)(無口すぎるだろ?)突っ込みどころ満載だったけど、結果よければすべてよし、ってわけで付き合い始めて、とんとん拍子に結婚きまったって。

 で、美樹は彼に前彼の翔君のことを話したそうだ。もちろん今は隼人のことが好きだけど、自分の気持ちに踏ん切りがつかないから、一度翔君に会いに行きたいと。隼人さんは一緒に行ってほしかったらついていくし、一人で会いにいけるなら一人でいってもいいよ。すっきりしておいでって送り出してくれたらしい。美樹は翔君に連絡とって結婚前に会ったらしい。会いに行ったら、翔君、美樹の前でおお泣きしながら、ごめんね、そしてありがとうって。美樹のことは好きだったから幸せになってほしかったし、本当によかった。報告してくれてありがとう。自分も幸せだけど、ずっとずっと心のどこかに美樹のこともあったから、僕自身ももっと家族に寄り添って前を向いてあるけるよって。

 美樹も大泣きする翔君みたら、すっきりしたらしい。美樹末永くお幸せに!


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