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特待生の彼女

昨日は1周年だったのに投稿できなくてごめんなさい

今日ちゃんと投稿しました


 庭園に着くと季節の花の香りが風に乗ってほのかに漂う

 「いい香りですわ。今の時期に咲いているのは……なんだったかしら?」

 「黄色のゼラニウムとグラジオラス、ミントに白薔薇、赤薔薇などですわ。どの花も色とりどりでとても綺麗ですわね!」

 「そうそう。って、ミント!?ほかの植物は大丈夫かしら???あの植物、相当繁殖力というか生きる気力というかなんというか、とにかく生えたら危険な植物ではないかしら!??」

 思わずロゼールの肩を掴んで問いかける。揺さぶられてかけているメガネが少しずつズレる中、ロゼールは宥めながら答える

 「ま、待ってください!私のメガネが飛んでいきますわ!!メガネ、大事、絶対。ですわ!」

 「ハッ……!ご、ごめんなさい、ロゼール!」

 「い、いいえ。メガネが飛んでいかなかったのでお気になさらず……。それで、ミントの恐ろしさですが、学園ではミントだけ隔離して植木鉢に植えているので鉢が壊れない限りは悲劇は起こりえませんの」 

 「なるほど……」

 クリュッセルは納得するとミントの植えてある鉢へ視線を移す。白や紫の花弁が僅かに膨らんでいるのはお馴染みの姿をしたアップルミントくらいしか知らなかったクリュッセルには新鮮に思えた

 「……たしか、エギュイーユ先生かベラ先生に話を通して許可をいただけたらドライフラワーを作る事が出来るはずですわ。もしよろしければ今度作りたいのですが……」

 目を輝かせて花を観察していたクリュッセルにロゼールがそう言うと、クリュッセルはコホンと頬を赤くしながら咳払いをする

 「そ、それなら今度エギュイーユ先生にお話を通して許可をいただきましょう!」

 色とりどりの道を歩いて2人は花を観察しながらガゼボへと向かう

 すると、ガゼボの中には文学の授業(あの時)の特待生が本を開いてぼーっとしていた

 声をかけようとしていた事を思い出したクリュッセルは様子を伺いながら進むことを躊躇うロゼールを置いて迷いなくガゼボへと足を踏み入れる。コツコツと響いたブーツの音に特待生が顔を上げるとラベンダー色の瞳と視線が合う。クリュッセルが声をかけようと息を吸った瞬間、彼女は口を開いた

 「あの……もしかしなくともクリュッセル伯爵令嬢でしょうか?」

 「え、えぇ。そうよ」

 思わぬ問いかけに驚くと同時に特待生は立ち上がり、礼をする

 「大変失礼致しました。ぼ……私はウィーナと申します。諸事情により皆様の発った後にこちらに入学……もとい編入しました。お2人のお噂はかねがね聞いており、機会があれば是非お話してみたいと思っておりました」

 「まぁ、そうでしたの!ロゼール!ちょっと来て頂戴!」

 呼ばれた事によって覚悟を決めたのかロゼールも駆け足でガゼボへと入る

 「あの……私……」

 「ウィーナさん、彼女が私の親友のロゼール・ハワードなの!ねぇ、良かったら私にその噂を教えて下さらない?私、数日前に貴女を見かけてから私も是非話してみたいと思ってたの!」

 クリュッセルがそう言うとロゼールは『親友……!!』と嬉しそうに笑い、手を包まれるように握られたウィーナは瞬きを数回して頷くと、クリュッセルとロゼールはガゼボの長椅子に間を少し開けて座った

 ウィーナちゃんの聞いてきた噂はなんでしょうね。考えてません。これから考えます。まぁ、大まかな流れがあるのでよっぽどの事がない限り迷走することはないでしょうね


↓↓↓作者の近況 (読み飛ばしていた(ry

 最近、私生活でも大きな危機を迎えておりまして……もしかしたらこれから先、投稿が更に厳しくなることもあるかもしれませんので先に伝えておきます。もしも今後、私がこの作品をなんの発表もなしに1〜2ヶ月程更新しなければ、私生活でヤバい状況だと思って下さい。以上です!

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