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フラれた秀才は最高の器用貧乏にしかなれない  作者: 他津哉
第一章『すれ違いと幼馴染の秘密』編
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第13話「水を汲んで距離を詰めよう」‐Side狭霧その2‐

再びヒロイン視点で少し過去に戻ります。よろしくお願いします

 私は練習用のウェアを着ると部室を出る。あれから赤音ちゃん(中野先生)を含めて一緒に説教されてた凜と優菜に質問攻めにあった私と信矢だったけど私は昔の信矢との思い出をウッキウキで話したら効果は絶大であのクールモード(勝手に命名)がタジタジだった。

 散々私を遠ざけようとするからこれくらいは良いよね?と思ったけど、そろそろ限界みたいだったから私が部活に行こうと言って取り合えず解放してあげた。


「はぁ。では今度こそ失礼して……」


あ、このまま帰る気だ。でも今日は逃がさない。絶対にね。


「信矢。そのさ……時間有るなら練習見てかない?」


「「「キャーキャーキャー!!」」」


 いいよ!ギャラリー!!最近このクールモードのシンは、意外と押しに弱いことが分かってきたから押しまくれば折れる。でも一番大きい歓声あげるのが先生なのはどうかと思うよ赤音ちゃん。


「ダメ……かな?」


「うっ……今日は……帰るだけですので少しなら」


 ほら落ちた。ふふん。今から一ヵ月前、新学期の私の机の中に入っていたメモに半信半疑になりながら調べたら、信矢が朝にジョギングしているのを知った。だから密かに後を付けたりして、色々観察してたんだから最近のシンの動きや行動は全て把握済みなんだよ。伊達に幼馴染じゃないんだから……ストーカーじゃなくて幼馴染特権だから。と、自分に言い訳をしながらこの間の事を思い出していた。



 この一ヵ月間、私は信矢にいつ声をかけるか悩んでいた。いつも座るあの公園のベンチ。座る場所は一週間ずっと同じ場所みたいで先回りして、目の前のバスケットコートで練習をしている風を装って見つけて声をかけてもらおうと思った。だって昔のシンなら私が何かしてたらすぐに気付いてそばに来てくれると思ったから。

 わざと音を大きくドリブルとかしてボールをバウンドさせたり、他にも色々と工夫もしたけど気付かれず、三日間続けたけど効果は無かった。


「おかしい……なんで気付かないんだろ?」


 そこで次に思いついたのはバスケットボールを置いてコートまで持って来てもらうという作戦だった。しかしこれも失敗でボールに気付いても、そのままにして帰ってしまった。そして再会したあの日はもう頭に来てもう一つの予備のボールを思わずシンに投げつけていた。


「いつになったら……気付くの……よっ!!」


「こればかりは自力で解決……んっ!?」


 パシンッ!!私の割と本気のスローインを目を瞑ったまま軽く弾いてボールを確認するとそれを拾おうとしてる。何か呟いていたから考え中だったのかな?シンは小さい頃から何か考える時に目を閉じて首を軽く掻く癖がある。本人は気付いてないみたいだけど幼馴染の私とシンママくらいしか知らない癖だ。


「あの、すいません……ボール大丈夫だった?」


「ええ。問題有りません。だいじょ……っ!?」


 ちょっと強引だけど『ボールを飛ばしちゃってゴメンね?作戦』を急遽実行する事にした。久しぶりにキチンと向き合ったシンは凄く驚いていて表情が硬かった。あんなことを言ってお互い会う事の無かった幼馴染が、いきなり目の前に現れたのだから驚いたに違いない。その後はラブコメの漫画みたいにお互いハモったりしたけどあんな甘酸っぱい感じは無くてひたすら緊張感だけが漂った。


 ただシンは昔と変わって無かった部分があった。シンは相変わらずの巨乳好きだった。その証拠に私の成長した胸をガン見していた。たまに練習してると男子が見てたりするからよく分かる。


「露骨に見過ぎでしょ!」


「え? 今何か言いましたか?」


「別に!! 何でもっ!!」


 これで私は照れて怒りながらも緊張感が解けていた。少しの静寂の後に意外にも先に声をかけてきたのは信矢の方だった。でもそれは私と距離を置こうとする拒絶の言葉で、色々と言い合いになって最後は『風水がお盆で帰りたい』みたいな事を言ってたので帰ってスマホで調べたら、『覆水盆に返らず』と出て来た。二度と元には戻れないと言う意味だった。離婚した夫婦に関する話だと知ってさらに眩暈がした。


「どうしよう……もう本当にダメなのかも」


 もうダメだ絶対に許してもらえないと思ってスマホをポチポチしていたらそのワードに関連した動画が出て来て古い昔のアニメの動画が流れ出した。そこでサングラスの人が『こぼれた水はまた汲めばいい』と言っていた。それは私にとって正しく天啓だった。


「また……戻れるのかな? シンに許してもらうには私が頑張って水を汲みまくれば元に戻れるのね!! 凄い!! さすがコーチ!!」


 ちなみにしばらく後にこの事を信矢に言ったら。『あれは半分が屁理屈みたいな使い方だし。場合によってはちょっと残念な意味になるからね』と言われるんだけどそれは未来の話。とにかく私はこの時から水汲みを始めた。



 次に信矢を見かけたのは意外と早くその日の部活帰りだった。何かトラブルがあったようで足早に去る信矢たちを追いかけるために他の部員と別れてすぐに後を追った。コッソリ後を付けると信矢の横には同学年の男子がいた。女子だったらどうしようかと思ったのでまず一安心だ。


 そこで私はじっくりと二人を観察した。隣の男子は昔のシンみたいな雰囲気の子で大人しくて優しそうだった。だから信矢はその子と穏やかに話しているように見えた。私とは朝にあんなに険悪だったのに、本当に穏やかな顔をしてるのが無性に悔しかった。


「昔は全部、全部私のものだったのに……」


 そこで私は気付いてしまった。信矢は私にだけキツく当たっていて根本は変わらない優しいシンのままなのだと言うこと。それこそ昔は私だけを守ってくれてたのに、他の人まで守るようになったら私は……。


「こんなんだから、あの時(中学の時)シンにあんなこと言われたんだろうな……わたし」


 信矢が彼と別れたけどまだ追跡は続ける。これはストーキングじゃなくて幼馴染チェックだからセーフなはず。信矢はたまに振り返るけど、それより早く隠れてるので気付かれた様子は無い。その途中で信矢は困っているお婆さんの荷物を持って横断歩道を渡ったり、落とし物を交番に届けたりしていた。


「さっすが私のシン!! 相変わらず紳士なんだ!! ん?」


 最後に私たちの卒業した中学の女子生徒つまり後輩の女子が道に迷ったとか言って信矢にかなり近づいていた。密着とまではいかないけど、かなり近い『ワタシノシンニナニシテルノ?』一瞬そう思ったけど、よく見たら本当にスマホを使って道を教えていただけだった。


 そして私は一つの真理に到達した。今も昔も信矢は優しいからグイグイ迫ってボディタッチとかで押したら行けるのでは?と、そう思って、次会ったら絶対に実行しようと思った。



 翌日、いつものように朝五時起きで信矢を待ち構えたけど時間になっても来ない。まさか交通事故か何かトラブルでもあったのかと家の近くまで探しに来たけど、信矢は出て来なかった。不安になって何度インターホンを押そうか悩んだけど今の私がいきなり訪ねてもシンママや、もし本人が居たら絶対に迷惑になると思う。だから私は仕方なく家に戻った。ちょうど出勤する母さんと入れ違いになって一人で朝食をとると朝から暗い気分になった。


「シン……なんにも無ければいいけど。やっぱり避けられてるよね……」


 そんな朝からテンションがダダ下がりの状態で学院に着くと朝から集会とか面倒な行事が有るらしく皆はそわそわしてるけど、シンの事が心配でそれどころじゃなかった私は今更ながら部長たちが代表で表彰されるの思い出した。


「あ、来た来た遅いよ~。時間ギリギリじゃん……部長探してたよ」


「あはは。ちょっとね。部長が探してた? ちょっと行って来るね」


 部長の教室に行くと副部長が季節外れのインフルエンザにかかったと言う事と副部長の代理が自分になったと聞いた。私が今日遅れたので居ない間に押し付けられたみたいで、仕方ないと軽く寝不足気味の頭で引き受けた。部長が何か大事なことを言っていた気がしたけどよく聞いてなかった。


「どうしたん? 竹之内? なんか眠そうじゃん?」


「あはは……ちょっと早起きし過ぎちゃって」


「えっ……うちの学院ってどの部活も大会前じゃないと朝練も無いのに早起きなの? やっぱエースは違うね~」


 眠いけど仕方ないこれも水を汲んで距離を詰めるため、今度こそ私の方からやり直すんだと気合でキリッとした顔をしていたらクラスメイトは何を勘違いしたのか私が自主練してると思ったらしい。


「ほんとはもう少し寝てたいんだけど……あっ!?」


「っ!? さて……あちらを探すとしますか」


「どうしたん……ウェッ!! 何!? あのメガネ? 知り合い?」


「あ、うん。シン……って逃げるな!!」


 まさにそんな時だった前方を歩きながら辺りを見回す信矢がいた。そして目が合った……瞬間に目を逸らした。今まで遠慮していたけど、もう限界だったし目を逸らされたのが本当にイラっとしてすぐに信矢の隣に行く。


 直前まで話してた友達が何か言ってたけど、ほとんど聞いていなかった。だってその時の私には信矢を捕まえることしか頭に無かったから。


「何か用ですか竹之内さん? 今、少し忙しくて後にしてもらえると助かります」


「そうなの? じゃあなんでこんなとこ居るの? 普通科でしょ? 信矢って」


 信矢がまた私を避けようとするけど、もう逃げないって決めたから何とか会話を続けようと必死に話した。そして話しながら隙を見てブレザーの端っこを掴んで逃がさないようにすると、やっと諦めたようで事情を話してくれた。

 どうやら、うちの部長を探しているというから隣の列にすぐに声をかけると部長はシンの顔を見ると逃げ出すし、他の部長やスポーツ科の先輩もなぜか似たようなリアクションしかしない。そんな私に少し呆気に取られているシンの手を握ってこっちを向かせる。


「シン? 信矢ぁ? 終わったよ? 私たちも行こ」


「え? ああ……ありがとうございます。ですが集合まであと一〇分弱有るので大丈夫です。では私はここで失礼します」


「え? でも私初めてだから場所とか色々分からないし連れてってよ」


 ほんとは舞台袖に行けば良いのは知ってるけど、少しでも長く一緒にいたいから知らない振りをして隣で話そうとすると、また私を避けようとする。でも今日は強気に昔のようにシンに接する。


「さっきあんなに協力してあげたのにそんな事言うんだ? シンずいぶん偉くなったね? 副会長になったから? ねえ?」


「ふぅ……竹之内さん……? あのですね……」


「やっぱり……まだ……ダメ……かな?」


 やっぱりダメみたい。もう昔みたいにはなれないのかな。私だけはみんなと違う扱いなのかなと思って信矢を見ると彼の顔が真っ赤になったり目がキョロキョロ動いたりかなり落ち着かなくなってる。焦ってる?


「……何を聞きたいんですか? 私に答えられるなら全てお答えましょう」


「うん!! さっすが信矢!!」


 あ、やっぱりこういう感じで良いみたい。でも聞いてくれたのはやっぱり信矢が優しいからなんだよね。そこで一番気になってた今朝、なぜジョギング来なかったかの理由を聞いて納得した。この表彰式の準備のために、朝早くから学院に来ていたと聞いて私は自分が避けられてないことに心の底からホッとしていた。

 そこで調子に乗って、じゃあ明日は居るのかと聞いたら曖昧にはぐらかされる。だけど明日も行くから大丈夫、そこで確かめればいいとその時は思った。でもそのすぐ後にあんな事態になるなんて。


「お、来た来た。タケ? あんた副会長と仲良かったの?」


「はい。まあ……ちょっと」


「そうなん。ま、いいや取り合えず朝言ったように前に出て軽く話しておしまいだから。よろしく~」


「え? 前に……出て……話す?」


 部長が何か恐ろしいことを言った気がした。前で部長の横にいれば良いんじゃないの?去年みたいに一列で整列して、お辞儀して終わりじゃなの?無理無理絶対に無理。あんな大人数の前でこの間の試合の感想なんて死んでも無理。どうしよう……よく聞いて無かった。


 そんなビクビクしながらまるで死刑を待つ罪人みたいな気持ちで自分の番を待つ。男バスの部長が場を盛り上げる。次の副部長は滑って、うちの部長は無難。そして私の出番が来た。司会は信矢がしてると聞いて安心していたらそれが最大の罠だった。


「ふぅ……次は、昨年度の大会で唯一の一年生レギュラーでポジションはSG(シューティングガード)、チームの突破力の起点となりながら自らもポイントゲッターとして獅子奮迅の大活躍をし、第四クォーターでは怒涛どとうの攻めを見せるなど光るとこ有り!! 惜しくもあと一歩及ばず、次こそは全国へ行けるかも知れない逸材で二年生期待のエース、竹之内狭霧さんです。どうぞ」


 ちょっと待って信矢!!なんでそんなに詳しいの!?なんで試合内容全部分かってるみたいな解説してるの?まさか見てたの?それに今までの紹介なんてポジションとか言わないで『次は女子バスケ部部長お願いします』だけだったよね!!ただでさえ緊張してるのになんてことしてくれるの!!とか色々言いたいことが有るけど今は集中しよう。そして舞台から前を見た時、何千人も居るその光景を見た瞬間、私の頭は完全に真っ白になっていた。


「あっ……そっ……しょれで……っわ……」


 日本語になってない、もうダメだ。泣くことはしないけど今すぐ舞台を降りてどこかに逃げ出してしまいたい。そう思った時に今度はブチッとノイズ音が聞こえてすぐ傍にシンが居た。やっぱりダメだったよと思って見上げると、なんかいつもと違って少し顔が優しい。それにどこか懐かしい雰囲気がする。

 

「シン……わたし……」


「大丈夫だよ、さぁーちゃん。ボクが居る。ちゃんと後ろで見てるから、もう大丈夫」


「えっ!? シン!? なんで……」


「とにかく大丈夫。落ち着いて、さぁーちゃん。もう高校生でしょ? 頑張ろう」


 そう言ってマイクを渡された瞬間に頭をポンポンとされた。すれ違う一瞬の影になって周りには見えてなかったみたいだけど頭にはあの日と同じ感触。だからその後は何も問題無く喋れたし凄く嬉しかった。だってシンはあの時から何も変わってなかったと今度こそ確信できたから。その後は部長から心配されたりして色々あったり、部活にイマイチ身が入らずニヤニヤしてたら赤音ちゃんに注意されたけど、頭の中はシンに頭ポンポンされた事でいっぱいだった。明日もこれで頑張れると思ってその日はぐっすり眠れた。



 しかし現実は非情だった。翌日も公園には信矢は居なかった。やっぱり避けられてるのだろうか。その日の授業にはいつも以上に身が入らず小テストでは三十点満点のところ五点で同一最下位だった。ちなみに他の最下位はさっきまで一緒に呼び出されてた凜と優菜だ。それでもその日は何とか部活でストレスを発散して翌日、また早起きしてシンを待っていた。


「今日ダメだったら……もう……」


 二日連続会えないなら、もうこっちでの接触は諦める覚悟もしていたけど、私のその覚悟はいい意味で裏切られた。シンがメガネの位置をかなり気にして、直しながら走っている。なんで外さないんだろう?


「シンは昔はメガネなんてしてなかったし……目が悪くなっちゃったのかな?」


 そんなことを考えている私の現在地は公園の入り口の木の陰に隠れている。そこで信矢が通り過ぎるのを待つと私も後を追って一気に抜き去る。そして振り向くとシンの呆気に取られた顔があった。大成功みたいで一安心。


「よっ!! 奇遇……だね? シン」


「ええ、奇遇……ですね……竹之内さん」


 相変わらずの苗字呼びでガックリするけど、当面の目標は名前呼びを狙って行きたい水汲みファイト!!と、私はこの日の朝に誓った。昨日のお礼とか色々考えていた私は、すぐにいつものベンチで話そうと信矢を急かす。

 でも信矢は私がベンチに座ると自分だけどこかに行こうとしたので慌てた私は引き留めようとした。すると信矢は苦笑しながら飲み物を買うだけと言って二本のペットボトルを持ってすぐに戻って来た。


「メーカーはこれでゼロカロリーは嫌だった……ですよね?」


「あっ……うん。ありがと」


「いえいえ。さて、お話が有るんですよね? 聞きますよ」


 私の好き嫌いもちゃんと覚えてたんだ。驚きと同時に嬉しさで心がいっぱいになったのも束の間、ベンチでせっかく隣に座ったのに一人分距離を開けられた。今の私たちの距離はこんなものなんだろう悲しいけど仕方ない。


(こんな事ぐらいで挫けてられないっ!! 私は今度こそ……)


 でもその後は久しぶりにたくさん話せた。色々聞きたいこともほとんど聞けたし、何より私たちの関係が終わったあの事件の事も気にしてないと言ってくれたのが大きかった。でもまだ離れたくない。私は無理を承知で途中までで良いから一緒に帰ろうと言った。少し迷った信矢の答えはイエスだった……。



「だからさ……今日も一緒に帰ろ」


「何が、『だから』なのかは分かりませんが……構いませんよ?」


 部活が終わってまた逃げ出そうとしてたシンを捕まえて体育館前の扉で待つように言うと急いでに着替える。周りの先輩や同級生は突然やって来た生徒会副会長が部活見学をした事について聞きたそうにしてた。

 だけどシンを待たせるわけには行かない、逃げられちゃうかも知れないからね。だから皆に挨拶だけして部室を出ようとすると、その直前に凛と優菜が待ってて、ハイタッチした後に「頑張れ!!」と言ってくれた。もう完全にバレてる。自分の顔がニヤけてるのが分かってしまう。


「うんっ!! 行ってくるね!!」


 そして外で後片付けしていた後輩たちも何かを察したのか「ファイトです!」とか「先輩!速攻です!!」とか言ってくれたのが凄く照れ臭くて、そして同時に嬉しかった。だから私は今日全力で行こうと思う。


「お待たせ!! 信矢!!」


「ええ。では行きましょう」


 扉の前で赤音ちゃんと話しているシンに向かって私は走った。今度こそ逃がさない。今日はこれから初めての放課後デートなんだからね!!

お読みいただきありがとうございました。まだまだ拙い習作でお目汚しだったかもしれませんが楽しんで頂ければ幸いです。読者の皆様にお願いがございます。


こちらの作品は習作なので誤字脱字のご指摘などして頂けると作者は大変喜びます。どうしても誤字脱字を見逃してしまうので皆様のご協力をお待ちしています。また些細なアドバイスなども感想で頂けると助かります。

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