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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

月光の死神と紅舞姫〜うちの娘が健気で強くて可愛くて

作者:奈狐

数年前、数々の伝説を作った男がいた。

曰く、その美を超越したような美貌を持つことから女神の生まれ変わりだの。
曰く、数万の魔物の群れを一瞬にて壊滅させたとか。
曰く、魔王すらも裸足で逃げ出すほど強力な力を持っているだとか。
そして極めつけはこれだ。『神殺し』

文字通り、その世界を管理する神を殺戮したという伝説だ。

世界中が彼の力を崇拝し、憧れ、その力の矛先を向けられることに怯え、ただただ震え、恐怖した。

いつも、変わらず一人ぼっち。
強すぎる力を持った孤独な少年は、この世界に絶望していた。

・・・・・・その数年後。

「お腹すいた!ごあんっちょーらい!」
「はいはい。ふー、あーん」
「あ〜ん」

幼い少女と共に、二人きりで幸せに生活していた。

これは、強すぎるが故に孤独だった不器用な最強の冒険者の父親と、虐げられ続けた前世の記憶を持つ転生者の娘との、血の繋がりなどより遥かに強固な絆をもつ親子の親愛ラブファンタジーである。
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